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■ 読まれなかった本
途中で頓挫した小説といって思い出すのは、島尾敏雄(しまおまほのじいちゃんですな)『死の棘』。高校生には重かった(でも高校の図書館で文庫本を借りた)。ある男と精神病み気味な妻(そうなったのは夫への嫉妬のせいなのだが)の話。 今読んだら案外いけるんじゃないかという気もするのだけど、かつて挫折したものに手をつけるのはかなり難しいだろう。 それから実は、いわゆる翻訳文体が苦手だったりするので、多くの外国小説に挫折している。岩波文庫の赤帯は少ない(白帯は一冊も持ってないけど)。
明日の朝から日曜の夜まで留守にします。お急ぎの方は携帯メールへ。
2003年11月21日(金)
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