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■ となり町から
実家へ。 近くの踏切付近に立つカメラの人々。鉄道趣味の人たちだ。 実家隣町の八尾(やつお)町におわら風の盆というお祭りがあり、近年有名なのだが、この単線のディーゼル車専用ローカル線にも臨時列車がいろいろ走るらしい。実際、立派なのからレトロ風なものまで、普段は見ないような列車がゆるゆると走っていた(見た)。
城端(じょうはな)と八尾は似ている、としばしば言われる。どちらも富山県にある町で、それぞれ東西の山あいにあり、絹を重要な産業としていた。 「(おわら)そんなにいいかのー」とりー氏。 それはやっぱり『風の盆恋歌』(高橋治の小説→石川さゆりの演歌)は絶大でしょう。 城端の曳山祭りもいいけれど、あれは男性だけのお祭りだ。女性はあくまで目立たない。女性の踊り手がいて、男女の踊りのからみがあるところに艶があるんじゃないの。別に八尾町に美男美女が多いというわけでもないだろうけど。笠のうちに幻を見たいのだよ。 それに、元禄から連綿と続いていると思われているんじゃない? 「えー、そりゃないやろー」 おわら風の盆、確かに元禄期から始まったおまつりだけれど、実はいったん廃れ、近代に入って復興されたといういきさつがある。 たぶん、一般的説明においては「廃れて復興」の部分はカットされているんじゃないか。「元禄期から」の方だけが取り立てられているんだよ。さっきニュースでもそう言ってたし。ま、そんなもんやろ。 「・・・コピーの勝利やな」
「おわら」いいお祭りだと思うけど、町の規模に比して、今や人出が多すぎると思う。 あと、もうちょっと出し惜しみをしてもいいんじゃないか。しょっちゅうやっている気がする(しかも宇奈月なんかでも)。ありがたみは薄れないのか? 観光資源として活用しない手はないということか。 分散して来て貰った方が本番の混雑は緩和されるということか。いや、それとも却って倍増か。
# 正確には、今は「となり町のとなり町(市)」に住んでおります。
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昨日観た『ファム・ファタール』は、「サスペンス映画(エロチック風味)」じゃなくて、「エロチックサスペンス」そのものを銘打っているようた。確かにチチは大いに出ていたし、思わせぶりな感じだった。親とは一緒に観たくないタイプの映画というか。 どこかで、レズビアン&セックス・・・みたいな紹介・宣伝が打たれていたのかも知れない。中年以上の男性ひとり客って映画館であまり見かけないのだけど(しかも平日の午後)、そういう目的であれば、隣のおっさんみたいな人がいたことにも納得がいく(偏見)。 昔、『美しき諍い女』が上映された時も、渋谷のル・シネマに並んだのはスポーツ新聞片手のおっさんが多かったらしい(知り合い情報)。お目当ては本邦初公開の毛。 ついでに映画『失楽園』当日、有楽町の映画館の前を通った時には、中年男女が多かった。
それにしても、レズビアンって偏見多いんだろうなあ。テキトーな男からの。
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実家で久しぶりにピアノに触った。ずっと楽器に触っていなかった私の頭の中のスケールは半音低く設定されていたことが判明した。ぼけている。 ちょっと弾いて立ち上がったら、ピアノのそばにのいがいた。きちんと座って、ちょっと首をかしげて聴いている風。ちょっとかわいげだぞ。やれば出来るぞ。来たときとはおおちがいだ(迎えにも来ず、ダイニングの椅子の上でぐーすかぴー)。 最近はピアノの上でひるねをしていたりするらしい。まさか音が鳴るとは思ってもいなくて、なんなんだこれは、といったところか。
2003年09月02日(火)
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