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みんみん



 餃子

今日は、妻有(つまあり)アートトリエンナーレ@新潟に行くつもりだったのですが、行きたいと言い出した当事者が、昨夜、「・・・やっぱやめる」と言ったので中止になりました。
はたして、というわけではないけれど、あまりお天気がよかったとは言えない1日でありました。


それにかわる家庭内行事として、晩ご飯の餃子作りを行うことにしました(行うというほどのことでもないが)。
家で食べる餃子、買ってきたものを焼くこともあれば、自宅で作ることもあります。今回は、先日りー氏が餃子特集にひかれて購入した『dancyu』に載っていたレシピを参考にしてみました。ただし皮は市販のものです。手軽さもさることながら、厚い皮より薄い皮派なりー氏の好みによるところが大きいと言えます。
もっとも、dancyuのレシピ通りに作ったわけではありません。レシピではニンニクとニラが入っていなかったけれど、これはどちらもりー氏の好物なので、たっぷり入れました。本場中国の餃子はニンニクを入れないそうだけれどね。
作業分担としては以下の通りです。

具を作る→私
包む→りー氏、私
焼く→りー氏
片づける→私

今までうちで餃子を作る時、中身はいつもテキトーに作っていたのですが、今日他のレシピを参考に作ってみて、どうも今まで通りのやり方でいいんじゃないかという結論に至りました。これは別に「テキトーながら実はスバラスィーレシピであった!」とかいうわけではなくて、単に、食べる人たちの好きなように作っていたからというだけの話です。

実は私たちは必ずしも食べ物の好みが一致するわけでなく、むしろ正反対の嗜好をもっていると言ってもいいかも知れません。ものすごーく簡単にまとめてしまえば、りー氏は濃い味を好み、私は薄い味を好みます。殆どお互いのアイデンティティを賭けてそれぞれの好みを貫こうとする余り、かなり険悪な状態に陥ってしまったことすらあります。アホらしいと言うなかれ、本当に自分(とその生活環境・家族・歴史)を否定されたような、あるいは相手(とその生活環境・家族・歴史)を否定したくなるかのような気持になってしまうのです。正しいとか間違っているとかいうものではなく、それゆえに面倒であるとも言えます。
それが餃子に関しては比較的穏やかに物事が進んでいくように思います。

というわけでたまには餃子を作るのです。
8月も終り。

2003年08月31日(日)
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