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みんみん



 旧暦七夕

お飾りを見て、あっ、と思った。


夜。
試写会に当選したので、「HERO」という映画を観に行った。あれは台湾映画になるのか?中国映画?それともアメリカ? トニー・レオン監督の映画は初めてだが、これは初のアクションらしく、秦の全国統一前夜が舞台だ。
中国のスケールの大きさがよくわかる。あと、中国の思想や歴史が好きな人の気持もちょっとわかったかな。色はきれい。でも時々なんか体育大会の応援団みたいというか、同人誌的というか、「花とゆめ」的というか。
画面の雰囲気もそうだが、いったんたたみ込んでは引き戻すような話の作りからして、もっとコンセプチュアルに持っていくこともあるいは出来ただろうけれども(そういう風に作る人もいるだろうけれども)、そういう風にはしていない。話はとてもわかりやすい。
マギー・チャンという女優さん、モデルの中川比佐子に似ていてびっくりした。80年代の象徴だったなー、中川さん。たぶん今は見る影もないと思うけれど。でもご本人が幸せならそれでいいのだ。
試写会の司会は、地元で有名な男性アナウンサー(A本さん)。実物を見るのはこれで2度目。


この夏行きたいところ
−−行こうと思ったらすぐ行けるよ編−−

▼ポスタートリエンナーレ富山@富山県立近代美術館。
これはりー氏も行きたいだろうから、一緒に行けばいい。最近あんまり一緒に出かけていないし(ごはん食べに行くのは別として)。
▼大島町絵本館
こぐまちゃんえほんの原画展。ブルーナとどう違うのか?とか言わないように。あれはあれでいいんです。
▼七尾
一種のお礼参り。



この旅の雑感。

その1。
NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」をつけたら、住田さんが出ていなかった。住田さんというのは住田功一アナウンサーである。
その昔(たぶん今の司会者の2代前)、「生活ほっとモーニング」という番組で、この住田さんと黒田あゆみさんが組んで司会をしていて、ほぼ毎日観ていた。というよりほぼ毎日観たくなるような絶妙の掛け合いだったので、自然とチャンネルを合わせていたというのが正しい。確か同学年に相当する(でも入社年次は黒田さんの方が1年早かったと思う)お2人の、いじられキャラな住田さんに黒田さんの鋭いツッコミが入るあたりなど、悪くなかった。黒田さんは旧姓久能木さんといい、かつては朝のニュースをさっそうと担当していた。当時はまだ女性キャスターというのは少なかったから、その涼やかでシャープな印象がいかにも理知的だと子供ながらに思ったものだ。そんな下地があって、あの久能木さんがこんなツッコミ、と思うと、面白くもあった。

住田さんもまたなんというかとぼけた感じの人だ。
調べてみたら今は大阪放送局にいらっしゃるらしい。

ところで黒田・住田コンビの後、司会者交替があり「生活ほっとモーニング(その筋では略して「ナマホモ」というらしい)」、んー、今ひとつだなあ、と思っていたのだが、今春また交替があって、今度は野村正育アナウンサーと別の女性アナウンサー(印象が薄くてお名前が・・・)が担当している。野村さんもまじめさが伝わっておっとりニコニコなところがいいかんじ。


その2。
今回の旅でいちばん大活躍した小道具は、ユニクロの折りたたみ式ナイロントートバッグだろう。
出かける前の日にリフレクソロジストである友人の家に行ったのだけれど、友人宅はユニクロの近所なので、いつもちょっと入ってしまう。時間調整にもいいのだ。
私が初めて行ったユニクロはたまらん坂(RCサクセションが好きな方にはおなじみの)のお店だった。そこへなんで行ってみようかと思ったかというと、電車の中で見かけたバッグが良い感じだったからだ。あれどこのだろう?と思っていたらそれがユニクロだった。そういうわけで、小物はいわば、私にとってのユニクロ導入編とも言えるのだった(結局その時は買わなかったけれど)。
広げたら薄手のトートバッグになるが、使わないときにはたたんでポーチ状になる。これを大きな旅行かばんの中にしのばせておけばべんりべんり。

2003年08月07日(木)
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