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■ 霧雨の日
神通川の向こうを見たら珍しくもやがかかっていた。 富山の街なかでは霞んだり霧がかかったりということがあまりない。 昨日・今日と城端の曳山祭。 昼のラジオでも中継していた。中村富十郎氏がいらしていたとかで、インタビューを受けていた。 来年は行こうと思っている。
購入の本や雑誌など。
▼大田垣晴子『焼酎ぐるぐる』(ワニブックス、2003) 焼酎についてまだよく知らない。大田垣さんの本はわりと好きだ。というわけで購入。 楽しい旅の様子だけでなく、焼酎に関する説明もあの描線できっちりやっているのを見て、昔、週刊誌で大田垣さんが連載していたファッション用語についてのコラムを思い出した。その時はまだメジャーじゃなかったけれど、何か気になる人だなと思っていたのだ。
▼『BRUTUS』2003年6/1号 特集:新しいスタイルの「本屋」が気になる! うひ、ここ知ってる、とか思いながら見る号なのだろう。そういう意味ではまさしくカタログ。 懐かしい増田書店@国立の店長さんも登場。決して広い売り場を誇るタイプの書店ではなかったけれど、「店の人が置いてある本をきちんと把握してい」るという柏木博氏のコメントに同意する。活気があった。 各人のお薦め書店を見ていて納得したり意外だったり面白く思いながら、上京した頃のことなど思い出した。最初は東横線の沿線に住んでいて、渋谷に出ることが多かった。今はなきロフトの本屋に行ってはどきどきしていた。これまた今はなき「ぽえむぱろうる」に行って(あるいはついでに今はなき−−ばっかりだ(涙)−−WAVEに行って)、東京にはこんなにすばらしい場所があるのかと思った。そんなことなど。 # だから、ある種の岡崎京子作品には自分と同時代の香りを感じてしまう。主人公のミーハーさに自分を重ねもする(いや、私はおとなしいもんだけど)。
また紹介されている本について、自分の知らない本っていうのもあるんだなー、という感想を持つ。人にはみな守備範囲得意分野というものがあるから当然にせよ。
『BRUTUS』は一般雑誌のなかで買う頻度がいちばん高いような気がする。女性誌はほんとに買わなくなってしまったし。
▼雁屋哲作・花咲アキラ画『美味しんぼ』84巻 日本全県味巡り 富山編(小学館、2003) りー氏に「買ってきといて」と言われた一冊。 テレビでアニメ化された時に何度か観たことがあったし、どこか待合室的なところで手に取ったこともあった気がするが、購入するのは初めてである。しかし84巻まで出ていたのか! 「富山編」に関して言えば、なんというか忙しい内容だと思った。いろいろな郷土料理を紹介する人や店は全て実名らしい。なのでいっそう説明的な気がしてしまう。タイアップ的というか。。。県としてはよい広報になるのだろう(県内での売上も多そう。笑)。 紹介される郷土料理は旧加賀藩領(現在の富山市近辺を除く)の料理が多いように思われた(源のますずしは除く)。氷見はもちろん、福光・五箇山あたりの料理が特色あるものとしてfeatureされている(笑)気がする。ほんこはん(報恩講)の料理も富山市近辺あたりだとちょっとまた違うだろうと思うので。 りー氏は連載時に立ち読みして既に本巻の内容を知っていた模様。 「やっぱり親子の対決だけで84巻までひっぱることに無理が(ある)」
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仕事が立て込んでいた(いる?)らしいりー氏。かろうじて午前様ではなかったが遅かった。 うへー、といいながら、食べていないというお弁当をあたためなおして晩ご飯として食べる。仕事がテンパってくると食事がノドを通らない人なのだ(家族としてもいちばんしんどいパターン)。 寝る前に、今日拾ったお金なんだけどさー、とかなんとか口をついて出る。帰って来てからアオバラ掲示板を見ていたように思ったので、自明のこととしてつい話しかけてしまった。いかん。 「だめだな。掲示板で会話すればいい」と言うりー氏。しかし会話というのは言葉の応酬があって初めて成り立つのであって、りー氏からのストロークがないじゃないか。私がひとりでしゃべっているなんてばかみたいだ。ぷんすかぷん。それでいいのか? 「うん」 むかつく。 とか言っているうちに悲しくなったので(「野菜きらい」とか言われたし)のいのことを考えながら涙して(嘘)眠る。のいー。
ついでにさいきんののい。 なんだか知らないけれどすぐごろんと倒れるのですが、遊んで欲しいのだろうか。 でも端から見ると自分の身が重くてごろんとしているようにも見える。まさか。 そんなのいは体重現在5kg超ほど(でかい)、かつて美猫(びねこ)と呼ばれたが、最近は「ぶねこ」と呼ばれている(りー氏に)。歩いているところを真上から見ると、真ん中がこころなしかふくらんでいてしましまなので、何となくつちのこのように見える。見たことはないけれど>つちのこ。 でもかわいいよ(あほ)。
2003年05月15日(木)
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