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■ 連休最終日
朝。わりといさぎよく、しかし精神的には昨夜の怒りを引きずった感じで起きる。 りー氏は眠っているが、今日はゴミの収集がある。うちの近くの収集場は、朝決まった時間にきっちり集めにくるので、だらだらしているわけにはいかない。しかも今日は特別にゴミが多い。両手に袋を持って外に出る。
ゴミを出したら次は草むしりだ。 家の前に、庭とはとても言えないけれど一応地面はあって、今年もそこに朝顔を植えようと昨日苗を買ってきていた。 朝顔はりー氏が毎年植えている。でもかなりいい加減なつきあい方で、水をやったりやらなかったり、そもそも大して耕しもしないで植えたりしているので、ひ弱な朝顔が育っていたのだった。実家の立派な朝顔棚を知っている私はつい比較してしまう。 そんないい加減なのはダメだ! 草むしりしないから大家さんに勝手に除草剤を撒かれるんだ! 草をむしって深く鍬で耕して肥料をやって水をやるという最低限のことくらいやれ! でなければ植物もかわいそうだ! とフンガイした結果、今年は私も手を出すことになった。 私は緑の指を持ってはいない。
昨日買ってきた草刈り鎌であらあら雑草を除くと、大家さんの家に行って鍬を借りてきた。小さいシャベルよりずっと簡単に深く掘ることが出来る。掘り起こしながら大きめの石を取り除いたりもする。 ひととおりならしたところで玄関のドアを開けてりー氏が外に出てくる。まだ私は怒りをひきずっている。「怒り」というか「むっかー」という感情。昨夜、ちょっと眠くなってきたかな・・・という時になって、りー氏は友人に呼び出され、近所のカフェに出かけてしまったのであった。その前にササイな蓄積(自分の行きたいところに自分だけ行くとかそういうこと)があったのだけれども。 私としては口をきいてやるもんかというくらいの気持でいたのだけれど、なんだかどうでもよくなってしまった。だらな会話をしながら網(朝顔の蔓を這わせるための)を張ったりしているうちにまた「ふつー」になってしまった。
そこそこふかふかになったはずの地面に朝顔の苗を6つ植えた。 その脇にハーブ類も植えることにした。まずバジル。 最後にりー氏が水を撒いた。
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夕方、昨日行った郊外型の園芸店に再び行く。 キャットニップとイタリアンパセリと青じその苗を買った。キャットニップは猫のため。帰ってきたからバジルの横に植えた。 ただそれだけなんだけど嬉しいのでにやにや見ていた。
本当は種から植えたり、前々から計画的に土作りをしたりするのがよいのかも知れないけれど、とりあえずは楽しく出来る範囲でやろうと思う。
祖母の幼なじみで、たけのこの産地に山をお持ちで、毎年、GWになると好きなだけ掘らせてくれるというありがたーい方がいる。 母に、今年は行かないのかと尋ねてみたら、お断りした、とのこと。 うえーなんでー、と言うと、「朝から暗くなるまで田んぼに出ていて、そのうえ畑もやって、これ以上やったらお父さん身体壊してしまうから」とのこと。それじゃあ仕方がない。でもあのたけのこは本当に美味しいのだ。アクがちっともない。
端午の節句らしいことは何もしなかったな。
2003年05月05日(月)
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