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■ 実家にて
年賀状を書き、お金を振り込み、ちょっとだけ掃除をし、デパートに行き、それぞれの実家用に大変遅いお歳暮(かぶら寿司)を買い、ショッピングセンターをのぞき、お歳暮を持って行く。 去年までは2人で揃って持って行ったが、今年は私ひとりで行った。これからそうなっていくのだろうか。わからない。
久しぶりに街に出たから、何か買ってみたい気もしたけれど、結局何も買わなかった。
今晩、りー氏は忘年会だ。
りー実家に寄ってから私の実家へ。今日から祖母は叔母の家に行っていて、いない。 両親も本日よりお休み。日中は金沢の近江町市場に買い出しに行っていたらしい。というわけで、のいは真っ暗な中ひとりでおるすばん(帰ってきたら、それはそれは甘えたらしい)。 キッチンでは母がお雑煮用のすり身を作っていた。富山市近郊の家庭では、お雑煮の具のひとつにすり身が入ることが多い。 一段落したところで、私も少しおかずをつまむ。いとこ煮(かぼちゃと小豆の煮物)がおいしかった。あと、アジの刺身も。カニはあまり身が入っていなかった。ただし子はたくさん入っていた。 のいは、カニを食べる父をじっと見つめる。どっかりと食卓に座って(いけませんねえ)。残念ながら君の分はありませんよ。 いつもやんちゃな子供が静かにしている時は、却ってあやしく、警戒しなくてはならない。猫も同様。やんちゃな猫が静かな時は、なにかとっても素敵なこと(猫にとって)をしでかしているに違いないのだ。 はたして、さっきすり身を作るのに使ったフードプロセッサーの器具をペーロペーロなめている。洗ったのに魚の匂いがしているのか。味はするのかね。
大晦日からお正月にかけての過ごしかたなど考える。 好きなように過ごしたい。
さて今日からばあちゃんはいませんよ。どこに寝ますかね。 と思ったら、居間の隅っこ、植木のジャングルの陰にある箱の中に、すっぽりと入っていた。身体ひとつ入ったら身動き取れないような、靴箱ほどに小さな箱。 猫は狭いところが大好きだから。
先日の八重山行きは、「お父さんがとても喜んでいたからよかった」と母は言った。
父に「泊まっていけば」と言われたが、泊まらずに家に帰る。
2002年12月28日(土)
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