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みんみん



 のいとばあちゃん

今、のいがいちばん長い間一緒に過ごす人は、私の祖母です。
日中を1人と1匹ですごし、同じ部屋(祖母の部屋)で眠ります。
祖母は夜中必ずお手洗いに起きますが、その時にのいも一緒にトイレタイムです。

私たちきょうだい(TとHと私)はずっと、祖母は猫が嫌いだと思っていました。
よその猫が家の中に入ってきてスプレー(おしっこによるにおいづけ)をしていったときなんかも、いち早く察知していましたし。
それがまあ今のなかよしぶりときたら。のいと祖母は本当にいいともだちです。
あ、父とのいもともだちですね。遊び仲間です。母には「おかーさーん」と甘えています。りー氏とは「永遠のライバル」(りー氏談)だそうです。何を争うんでしょうか(笑)。
実家にのいが来ると知った祖母は、母に「わたし、猫好きなんよ」と言ったとか。祖母はどちらかというとサバサバした人ではありますが、人の思いというのは親しくてもわからないことがあるのですね。

そもそも実家には、私が生まれるまで猫がいたのでした。
子供が生まれるからどうしたものだかねえ、と大人が話していたら、ある日何かを察したのか、いなくなってしまったらしいということでした。

編み物や身の回りの縫い物をする祖母は(だからこそゴムひもが手近にあったわけですな)、実家の一員になるなり、のいのためにお手製のおもちゃをいくつか作ってくれました。
そしてこれはのいのベッド(の一部)です。



布や毛糸で出来たカバー類は祖母の手作り。
アップリケ状の小さな布には、祖母の手でのいの名前(カタカナ)がフルネームで記してあります。
お天気のいい日にはお布団を干してもらっています。

のいとばあちゃん。



実は祖母の持つトレーの中には大福もちが。
のいとしては気になります。

なかよく元気でね。

2002年11月25日(月)
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