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みんみん



 今日の感動

思いがけなくご夫婦で見て下さっている方があったり。
ありがとうございます。
りー日記はさいきんすっかり停滞しているので、いよいよ私の方はばかばかしいりー氏の日常(「美しい日本の私」みたいな語順。笑)を暴く筆が進む。いや暴いているわけではなくて元々(以下略)。

本題。
小学生の時、お年玉で最初に買ったレコードは八神純子のベスト盤だった。中でも“Be My Best Friend”(作詞・作曲:山川恵津子)という曲が好きで、繰り返し聴いていた。
今日久しぶりに行ったレンタルCD&ビデオ屋さんでたまたま見つけて、おっ懐かしい、と思い、借りて聴いてみたら・・・“Be〜”の編曲は「天才ギター少年」鈴木茂だった。
最初の2小節目でいきなりマイナーに転調するとか、ややボサノヴァ入ったゆるいリズム感とか、鈴木茂の仕事だったか。はー!
日本のポップス・ニューミュージックでいちばん好きなのが、1970代の終りから80年代初頭にかけての曲なのだけれど(当時私は小学生)、考えてみればこの曲もその時代の作品。印象的だったのも納得がいく。
それにしても八神純子は当時20歳そこそこだなんて、すごい表現力。しかもどれもみんなとても大人っぽい歌ばかり。自覚して好きになった初めてのアーティストなので、今でもちょっと生で歌を聴いてみたいなという気持はある。ずっとファンだったとかいうわけではないのだけれど、あれだけ歌がうまければ、今聴いても感ずるところがあるだろう。
そして私が鈴木茂の「微熱少年」を知るのはそれより後、たぶん中2の頃。
# ちなみに松本隆の詞や、後藤次利編曲の曲も入っている。>八神純子ベスト
# ついでにりー氏はこのへんは全く興味がない(笑)。

こういうことってたまにあるんですね。
「はしれ!ショウガパンうさぎ」の訳者が長田弘だったと知った時なんかも「はー!」でした。

# 下の弟が小学生だった時分、図書室から『はしれ!ショウガパンうさぎ』という本を長々借りてきていた。彼はちゃんと読み終えたのかどうなのか、それは定かではないけれど、帰省中だった当時大学生の姉は、この不思議なタイトルが気になって読んでみた(ジンジャーブレッド製うさぎなんだな要は)。
ショウガパンうさぎ君はなかなかにかわいらしかった。ストーリーは・・・何だっけ(笑)。とにかくうさぎが逃げる話。
しかしこの本、今は絶版らしい。むーん。

長田弘の本は、『深呼吸の必要』(晶文社)を勧められて読んだのが最初。
勧めて下さったのは、「道徳教育の研究」(中学の教員免許を取るための必修科目)の先生。暉崚淑子『豊かさとは何か』(岩波新書)、河合隼雄『大人になることのむずかしさ』(岩波書店)などもこの授業で紹介されて読んだ本である。今見ると少し気恥ずかしいけれど、一般学生への入門・参考書としてはふさわしいと思う。
非常勤の先生だったけれど何という名前の人だったか・・・印象に残る人であることは確か。

でその長田弘『ねこに未来はない』を一刻も早く読みたくて、図書館で捜すも、どうも富山県内にはないらしい。注文して待つか。
げっ、しかも今調べたら『ねこに〜』の絵は長新太が描いているらしい。
これは角川文庫版じゃだめだ、有無を言わさず晶文社版でないと・・・ええい両方注文してしまえ、クリーーーック!

2002年08月20日(火)
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