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みんみん



 清里行き

8時、自宅出発。
R41を南下し、神岡(岐阜県)方面へ。
自宅からR41までの道が混んでいるのは通勤時間帯だからだ。富山市の郊外、空港入口を過ぎると急にスムーズに流れる。
神岡から平湯を通り、安房トンネルへ。この時点で10時。思ったより時間がかかる。3時間半かかるという父の言葉もあながち大げさではないようだ。もっとも、時間がかかったのは、通勤ラッシュにひっかかったことが大きい。
神岡を過ぎて上宝村(岐阜県)内では工事が多く、何ヶ所も片側通行の信号待ちをした。平湯〜安房トンネル間では、車の窓を閉め切っているのにどこからか硫黄のにおいがした。このあたりは硫黄泉。好き嫌いのある泉質だが、私はとても好きだ。またつかりに行きたいと思いつつ、上高地(の手前)を通り、松本へ出る。
市内Eさん宅へ。数年前に一度お邪魔したことがあるが、今回は車だから少し勝手が違う。こじんまりと落ち着いた住宅街の路地をそろそろと走っていくうちに、道を思い出す。
あまり時間がないので、Eさんお手製のお昼ごはんを少しつまんで、あとはお弁当箱に入れてもらう。Eさんは中国人なので、何気ない炒め物でもスパイスの使い方が独特で、しかもとても美味しい。野菜まん(春菊入り)と何も入っていないパンがわりのお饅頭が山盛りに作られていて、これは差し入れとなるらしい。やった。
たくさんの荷物を積んで、長野道松本ICから中央道長坂ICを経て清里。
13時半頃、清里駅にてYさんをピックアップし、T先生のお宅へ迷わず到着。駅前はいかにも観光地然としていて(海みたい・・・)ちょっと、だが、少し離れると静かだ。先生と奥様、それにミニチュアドーベルマンのハオ(「ニーハオ」のハオ。メス、10歳)がお出迎え。先生とは3週間ぶり、奥様とは9年ぶり、ハオとは初対面。

今回の参加メンバーは総勢9名である。Eさんと私以外は全員東京からの参加。
昨年出来たT先生の別荘は、元・ブースカの家らしい。円谷プロの撮影に使われていたという、リビングの天井に大きな扇風機が回るログハウスだ。清里は思ったよりも暑かったけれど、クーラーの必要は全くない。
一服の後、書斎を見せていただく。いくつもの書架、アナログな先生には似つかわしくないパソコン(娘婿さんの希望により設置されたらしい)、風通しのよい窓辺に置かれた机、その上に書きかけの原稿。明窓浄机。窓からは木々の緑が見える。

午後は研究会。
終了後(夕方)みんなで温泉に行き、夜は名物・ほうとうのおいしいお店へ。清里は山梨県なのだ。かぼちゃほうとう、いろいろの山菜、ヤマメ、牛タン、鴨つくねなど。温泉上がりのビールがものすごーくおいしかった。
車を運転されない先生ご夫婦が贔屓の高根タクシーは、清里唯一のタクシー会社らしいが、お迎えの大型タクシーにちびっ子(運転手であるご主人のお孫さんか)が乗って来るなどして、実に「家族的」な雰囲気。
帰宅してEさんの差し入れなどいろいろつまみながら、山梨ワイン、日本酒など。ちょっと飲んだ。
お酒を飲む前に、ふとんを敷いておこう、と提案したのは、我ながら名案だったと思う。

途中、T嬢より「何清里に行ってんのー、りー氏女の子侍らせとったよー」とメール。酔っぱらいは「フザケンナ100倍にして返してやる」と一応お約束のツッコミ電話を入れる(笑)。
# 別に夫婦喧嘩ネタではありません(笑)。
今日は富山の花火大会。

2002年08月01日(木)
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