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■ 再会
仕事でお世話になっているK夫妻と約半年ぶりにお会いする。長期滞在先のチェコからお帰りになったところである。皆でお土産話をいろいろと伺う。 なんでもチェコ語って格変化が7つもあるんだそうな。 中部ヨーロッパの人々には、英語=田舎の言葉、という感覚があるとか。そういった見方からすると、7つもの格変化は、「ラテン語に近い」=言語の古い形を残している=歴史ある言語=エライ、ということになるらしい。 そういえばこないだ先輩@ドイツ語の先生と、ドイツ語とフランス語はどっちが難しいかという話をした。私はドイツ語って全くわからないのだけれど、彼の話を聞く限りでは、フランス語の方が文法的にはシンプルなんじゃないかという気がしたけれど、これは人によるとか。動詞の活用はフランス語の方が複雑らしいし。 お土産のカレンダーと絵葉書も頂戴する。絵葉書の方は、教会附属の図書館を撮影した写真で、ドーム型の天井には天使達が描かれ、壁面いっぱいの書架には、まさに重文級らしい宗教書やら哲学書やらが並んでいる。ページを開いた状態で展示してある巨大な本は楽譜だ。四角い音符が記してある。羊の皮に書いてあったりするのだろうか。
夜、高校の同級生であるMさんと、研究会仲間であるKM君と、3人で飲む。 彼らは大学の同級生だ。 Mさんとは今まで何度も個人的に会っているけれども、KM君とはいわば仕事関係で知り合った人なので、個人的な話をするのはとても不思議な気がする。そして彼らは実に数年ぶりの再会らしい。Mさんとは不定期に会っているが(こないだ会ったのは1月の終わりだから久しぶり)、KM君とは最低でも年に2回お目にかかる機会がある。ここ半年は事情によりひと月に2回のペースだったけど。 同い年。何だか久しぶりに飲んだ。
どこにいようと私は私で、仕事の場での私と、個人的なつながりでの私と、本当は傾向が違うわけでない。人との関わりも、できれば社会性の枠にとらわれることなく持っていきたいと考える。 例えば他人と接する場を変えてみると(ex.会社・学校の中→外)、また違った面白さが見えてきたりする。使う言葉の幅も広がる。ということは、より豊かな表現(方法)が可能になる。 要はそれが楽しい。
2002年07月22日(月)
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