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みんみん



 母校

6:45富山発の電車で上京。
10時前に東京着の予定。13時までに八王子の方へ行かなくてはならない。
さてそれまでの時間どうするか。たぶん今日は夜遅いはずだから、ちょっと体力を温存しておきたい気もする。古書店めぐりをするのはやめよう。
アグレアブル・ミュゼでやっている写真展も気になるのだったが(ギャラリーとしてのスペースの使い方だとか)、乗り換え案内で検索してもどうも慌ただしすぎるようだったので、今回はやめておく。残念。
考えてみれば3年前以来、大学には行かなくとも国立に行かないことはほぼなかったような気がする。そういう意味でも残念。

電車の中から出張で上京中のTKさんにメール。
1週間の滞在の後、彼女は今日富山に帰る予定。こないだ撮った猫の写真、東京で渡そうか、と言われて、それもいいなと思ったのだけれど、お互いの東京での予定が合わないようだった。でも急に国立行きをとりやめたから、考えてみれば会おうと思ったら会えたのよね。すまん。

結局乗り換えのためもあって新宿に出る。デパートで化粧品のサンプルなどもらったりして、そのまま目的地へ向かう。
若干時間があったので、駅前のスターバックスでコーヒーを飲みつつハガキを書く。駅前は典型的な週末の新興住宅地の風景だ。いやびっくり。

受付でNMさんとHさんに会う。わー、という気持になる。
懐かしい人たちがいろいろいろいろ。先輩後輩先生。ほとんど同窓会状態である。近況報告など。新しい人たちもちらほら。当然のことだ。
後輩の発表と恩師の話を拝聴する。

その後懇親会。
中には、年に何度かお会いする方もある。個人的におつきあいがあるとか、仕事の上でつながりがあるとか。でも、こういう場でなくてはなかなかお目にかかれない人も多い。お世話になった方や、かつて一緒に勉強したりたわいもない話をしたりした(こっちの方が多いな。笑)人たち。こんな時間や場がことさらうれしく感じられるのは、東京を離れているからかもしれないし。
20代を共に過ごした人たち。今はもうその年齢ではない。たかだか数年のことだけれども、ずいぶんと環境は変わった。変わってないところもあるけれども。
ありがちな言い方だけれど、みんな、大人になったということか。少なくとも私は(つーか、昔が子供過ぎ)。

楽しかった。時間が足りませんでした。
ああ、でも、先生にお酌もしなかった(汗。今日だけに限らない)。
しゃべりすぎて声がガラガラ。お酒には弱くなっている。

この「母校」は、卒業しているんだけれど今もつながっているので、あまりその言葉を思うことはない。いまさら何を言っているんだ、という感じで。しかし自分がそこにいたという事実は、ことある毎に実感させられる。ずいぶん長いこといたし。
「母校!」といって思い浮かぶのは高校あたりか。

まず、自分の中に必然性を見いだすこと。
目の前にたまたまあるから、ではなくて、それが何であるかを知りたいから、物事を明らかにしようとする。そこから問題が発生する。どうすればよいのか考える(なかなかうまくいかないこともあるけれど)。
というような話を、今日の発表ともからめて、帰りの車中、先輩とする。
というような話をすると、あ、母校なんだ、と思う。

前出アグレアブル〜のNTさんに電話。残念だけれど今回はお店に行かれない、でも夏休みのうちにまた上京したいと思っているから、その時にはね、と話す。

夜中に一息ついてテレビをつけたら、ナイナイの番組で黒部峡谷が出ていた。
名剣温泉私も行ったよ。

今日の(も)のい。
出張にのいの写真も数枚持っていく。りー氏には「そういうのは自己満足的で恥ずかしいからやめなさい」と言われる(この人は本当に「そういうところ」が徹底している。最近はちょっと違うかも知れないけど・・・)。人に見せるんじゃなくて自分で見るために持っていくんだから、それから猫好きとわかっている友達に見せるんだし、と答える。
さて求められて猫好きの先輩・友達・後輩に写真を見せると、かわいいー!と言われる。特に、自転車のタイヤに絡みついている写真など(猫バカ)。
SYさんのご実家は農家で、家にはいわゆるペットはもちろん、ヤギや牛や馬などもいたそうだ。小学生の頃、学校から帰る途中、真っ正面から牛が走ってきて、とっても怖かったそうだ。牛は自分で止まったからよかったけど、とのこと。
それは怖いに違いない。しかしこういう経験はむしろ例外だろう(笑)。

2002年07月13日(土)
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