|
|
■■■
■■
■ ざわめくもの
2018年10月07日(日)
夫の実家は古くからあるので 何年もの?という大きな大きな柿の木があります。
毎年渋柿を取りに行って干し柿にするのだけれど 行くタイミングで1本はもうほとんど落ちてるので、 1本だけ取るのだけれど
今年は毎月必ず最低1度は父母の様子を見に行っているのでタイミングがよくわかり、1本めから取れる♪
実家には前もって行くことを伝えると無理をしたり よく見せようとしたりして普段の様子がわからないので、
到着寸前に柿を取りに向かっていると連絡してのぞいてみる。
義母は2月の入院時からすると、かなり上向き。 でも、義父はかなり悪かった。
食事の時に誤嚥しそうになったり 溜まったたんを外に出すだけの力が無くなっていて たんを吸引が必要な状態だったし。
だいぶ食べられなくなってお顔も手足もげっそりと骨ばってしまっていたし。
でもすごい根性見せてはりました。 足腰が立たなくなるのが嫌で、犬の散歩を日に3回も頑張っているとのこと。
私が知っているケースでは、こんなにげっそりしていて歩けている人は見たことがない。
いつまでももっともっと元気で長生きして欲しいと願って
ぼーっとしているのは薬のせいよ❗ 飲みすぎた薬が抜けたら元気になるよ❗と
と前向きに前向きに接しているお義母さんや義弟たちには 私が直感で感じる勝手な判断は話せなかったけど
横になっていたお義父さんのそばで お肌が乾燥しやすいから、このクリームを塗ったらいいですよ〜と、お義母さんと一緒に足をさすり、 手を触ろうと見たとき、涙が溢れそうになった。
痛いねぇ
点滴が入らなくて両手首が真っ青。 痩せてしまった手をさすっていると お義母さんが、
ありがたいね〜こんなにしてもらってね お義父さん
とお義父さんに話しかけたので、
こちらこそホントにいい息子さんを育てて下さって 孫も可愛がって下さってありがとうございます。
と、なんとか言えた。 それ以上話そうとしたら涙が(-_-;)
そこで帰ることを話し、柿を取りに11月3日に来ますね❗ と、挨拶を。
車にのりこむと、お部屋でいいからと言っていたのに お義父さんとお義母さんは玄関の外まで出てきてくれ お義父さんはゆっくりと手をあげて振ってくれました。
笑顔で、また〜と挨拶をするも 車が走り出したら涙が止まりません。
誰も信じたくない。 医者から「会わせたい人には今のうちに」といわれた訳ではない。
でもざわめくものがある。 もういつ亡くなってもおかしくない予感がしてしまう。
だから、遠くてめったに実家に帰れない長男に 現状を知らせることにしました。
◯毎日往診してもらっている ◯日曜日なのに、訪問看護のナースさんから様子伺いの電話がある ◯尿量を量っている
こんな事実とかかなりしんどそうだとわかるように。
すると、今月末に帰ろうかと思っていたけど、 今週末に変更してくれることになった。
|
|
|