今日は長男達のブロック大会。 この大会で一定の所まで行けば都大会への道が開けるけど率直に言って負けたら引退目前。 16日の市内大会は次へと繋がる試合じゃないから正直今日の試合が最後の公式戦って言うか。 幸いにしてそれほど遠くない場所が集合地なんだけど7時には自宅を出なくちゃいけない。 引退間近で試合も残り僅かと思えばこんなことも苦にはならないけど。 で、お弁当を用意してから長男の準備が整うまで何気なく大会要項を読み進めていたら 7時5分前になってとんでもない事実が発覚しちゃったよぉ。 いつもだったら大会要項なんかに目を通すこともしないから 今日に限って何か不思議な力が導いてくれたのかもしれないけど。 思わず目を奪われちゃったのは「垂れに不備がある場合選手は失格とする」って一文。 括弧書きされた何項目かの失格事例の中に「校名を縫い付けている・・・」って まさに今朝の時点での長男の垂れ名札の状態を示してるじゃん。 当然この状態で会場入りしても出場できないはずだし 万が一顧問が気づかずに長男が出場しちゃったら勝っても負けても失格ってこと。 5人で戦う団体戦だから1人欠けても厳しい戦いになっちゃうから この事態を何とかしなくちゃいけないぞ。 自宅を出るまで5分しかないからとにかく時間との戦い。 長男にたった今発覚した厳しい現実を伝えると私以上に焦り始めたのは当然。 でも注意書きの中に垂れ名札は黒または白の一枚布で袋状って記載があったし 「白い布でお母さんに名札を作ってもらって黒マジックで名前を」って夕べ顧問に言われてたし。 既製品がない場合は最悪こういう形でいいってことかー。 夕べ小細工して別の名札に校名を縫い付けちゃったことが裏目に出た形だから大いに反省。 長男も要項を確認しなかったし顧問の言葉を鵜呑みにしなかったし。 で、何としても白い袋を作らなくちゃいけないんだけど何しろ白い布自体我が家に存在しない。 長男の部屋を物色したけど字入りの手拭いじゃ規格サイズには足りないし。 ってことで白いTシャツを手に取ると 一気にジョキジョキハサミで切って本当に適当に糸と針とでお裁縫。 垂れに装着する部分にはゴムを通さなくちゃいけないからTシャツの裾はそのまま生かす形。 とにかく形だけは整えたけど裏側は見るに耐えない状態のまま。 ゴムを通して太い黒マジックで校名と苗字を書いて一応それなりの形にはなったけど 予定通り私が長男を駅まで送り届けるには車の準備が間に合わない。 ってことで急遽旦那に運転手をお願いしつつ 私も助手席に乗り込んで長男に交通費なんかを手渡して。 ギリギリ遅刻にならない電車に間に合ったけど本当に危ない綱渡りだったよー。 いつもだったら試合の応援に出向く私だけど行くと勝てない気がして今回はご遠慮。 都大会へ行きたいって子供達の気持ちが試合に反映されるといいなぁって祈るように朗報待ち。 で、お昼になっても「負けた」ってメールがないから勝ち進んでるだろうって思ってたけど 2回戦終了後に「負けた。敗者復活戦待ち」って連絡が飛び込んできちゃったんだよねー。 ひたすら連絡を待っていたら「とりあえず都大会には進める」って嬉しい知らせ。 長男達の男子剣道部は入部時から1つ上の先輩男子がいない状態だったから都大会へは数年ぶり。 中3で最初で最後の都大会出場を成し遂げたことは素直に褒め称えたいぞ。 でも帰宅した長男に諸々確認したら長男ったら手作り名札が災いしたのか 普段の力が発揮できなかったんだって。 パンツみたいにダラッとした手作り垂れは相当脚光を浴びちゃったかな。 本人は気丈に振舞ってたらしいけど「今日は本調子じゃないでしょ」って言われたらしいし。 それにしても垂れの名札の所在がねー。 中高大で同じ道場を使ってるから誰かが持っててくれればいいんだけど この名札じゃ都大会に臨めないよぉ。 って思ってたけど都大会出場を知らせたら 1つ上の高校女子部員から「垂れ名札2枚持ってるの?」ってメール。 何でも別の高校生が道場で見つけてくれたみたいでその先輩が預かってるって。 そうと分かっていたら昨日先輩の家に取りに行くことだってできたはずだし 今朝試合会場まで届けて貰えたら最高にラッキーだったのになぁ。 現物を見るまでは分からないけど垂れも見つかったし都大会出場を果たしたし本当によかったっ。 それにしても今日って長男のお祝いってことで出前のお寿司とケーキにしたんだけど 何で私が義母の分まで負担しなくちゃいけないのか甚だ疑問だわ。
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