帰宅した私を驚かせたのは月曜日以来の義父の入浴ではありません。 義母が「聞いて聞いて」状態で何か事件が発生したらしい。 誰かに話したかったのか本当に矢継ぎ早。 階段を上がった所に居住してる我が家は階段下の駐車場を賃借してるんだけど 事件はそこで発生したらしい。 駐車場に停めてる車は我が家の2台と他5台の計7台。 旦那の車は一番壁際なので車と壁の隙間を利用して義母が自転車を停めている。 義母が自転車を利用してお使いから帰った時に発覚した事件。 なんと義母の自転車置き場に見知らぬ人のオートバイが! しっかりカバーとカギがかけられた状態。 義母は自転車をオートバイの奥に運ぶのに苦労しながらやっとのことで収納。 バイクのカバーに無断駐車禁止って張り紙をしてもバイクの移動する気配なし。 その後バイクのことが心配になって警察に電話したんだって。 そんな隙間にカバーまでかけて隠すくらいだから盗難車かもって。 しばらくして交番の親切なお巡りさんが来て無線で盗難車かどうかの調べたけど該当車なし。 路上に停められてるなら駐車禁止って項目にも引っかかるけど駐車場内だから 折角来てくれたお巡りさんも残念ながら役に立てずに退散。 またしばらくして義母が現場を見に行くとご丁寧に張り紙だけが剥がされたもののバイクはそのまま。 さらに2回目の張り紙。 ご近所のおばさんと事件の説明と世間話をしていたらしい。 するとバイクの持ち主と思われる青年が登場して張り紙を剥がそうとして 義母「これ、あなたの?」 青年「そう」 自分が悪いことをしてるって感覚がないから悪びれた様子もない。 義母「ここはうちが借りてる駐車場だし迷惑」 青年「?」 なんと壁の隣の家の青年。 なんかそれ以上言うと何をされるかわからないほど不気味な青年。 義母はちょっと風変わりな青年の母親のことも知ってるし 何よりも青年が世間でも厄介がられてる17〜18歳のお年頃。 で義母は必要と思われる事柄だけどとうとうと話してとりあえず帰宅。 青年がバイクをちゃんと移動するかどうか心配でさらに確認に行く所が義母の執念深い所なんだよねぇ。 ついに執念が実ってバイクの姿は見当たらず。 義母も安心して私に事件の一部始終を話してくれたのよ。 いやぁこんなことで親切に対応してくれたお巡りさんには申し訳ない気持ちです。
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