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普通の日記

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2000年06月01日(木)
超満員電車

帰宅時間帯に魔の中央線は今日もポイント故障。
いつものラッシュに輪をかけて滅茶苦茶な混雑振りです。
しばらく電車が止まっていたから待ってた人は一斉に乗り込もうとするし
間引き運転で本数激減だからそれはそれは大騒ぎ。
中央線への乗換駅となる四ツ谷駅ではしきりに遅れを知らせてるし緩行線利用のお勧めの放送も。
当然ホームには人が溢れていく。
ようやくのことで入線して来た電車は四ッ谷駅ですでに満員。
東京から駅毎に人を吸収してきてこれ以上は無理な状態。
でも人々は一斉に電車にも乗り込もうと懸命です。
何本か待てば少しはよくなるかとの私の期待も空しく数本目に来た電車も状況は変わらず。
立錐の余地もないスペースにこれでもかこれでもかって押し込められる。
やっとのことで電車に乗り込んで自分の位置を確保。
当然のように身動きはできない。
窓ガラスに張り付いた手はイモリの吸盤を思わせる。
小さな直方体に息苦しいほどの乗客。
次の新宿駅で乗降の入れ替えがあったけど全体としての混雑の度合いは変わらず。
さらに中野駅からは乗車を諦めてホームに取り残される人も。
おそらく乗車率何%なんて言葉じゃ表現できない。
んで吊革につかまった私は電車の揺れに従って座っている人の方に接近。
ふと前の人を見るとすっごく危険なおじさんの頭。
前にTVで見た頭に粉をかけるタイプの禿げ隠ししてるじゃない!
おじさんにちょっとでも触ったら黒い汚れが私に付着しちゃうってこと?
それまでは揺れに身を任せていた私も気合入れて立っちゃったよ。
よく見るとおじさんは額のギリギリまで墨色で修正してるし頭の中も黒い粉でいっぱい。
しかも釣り糸みたいに透明感のある白っぽい毛らしき物が頭を覆っている。
おじさんの地毛は下部にちょっと残ってるだけかもぉってやたら観察する私。
さらに私の隣のおじさんは超がつくほど自己中。
満員なのに新聞を大きく広げて読んでるから座ってる人にも隣人にも大迷惑。
えっ?フロアーレディ募集の求人誌の切抜きを見てるお嬢さんも。
顔もスタイルもどう見ても並以下なのに時給1500円とかに赤丸してる。
本当に応募する気なのかな?
周囲のメンバーに恵まれたお蔭で楽しい満員電車でした。ウッソー!