「文学賞メッタ斬り! ファイナル」の中の円城塔さんの対談読みました。
「屍者の帝国」について。
円城「もっとぼろぼろに叩かれると思いました。伊藤計劃の方が圧倒的に売れてるので、売名行為だろうと言われるだろうと」 大森「伊藤ファンなら、やはり屍者の帝国を読みたいだろうし。円城さんと伊藤さんの深い関係をよく知ってる人が多いだろうし」 豊崎「むしろそれを知って、腐女子たちが伊藤計劃さんと円城塔さんのBL的な何かで萌えてるんじゃないか疑惑」 円城「伊藤計劃×円城塔本は先に自分たちでつくればいいんじゃないかという話はしていたので(笑)」
円城「(伊藤さんの書いた)冒頭30枚の後のプロットってA41枚くらいなんですよね。ちょっと意外な展開は書いてある。僕がその後書いた分は、突拍子もないほうに行きます。第一部を書き終えて、全部やめたりしてます」
受賞者同士つながりはないの? という話。
円城「変な小説を書く人は変な人なので、お互い会おうって話にならない。京都市の地下鉄の駅を上がったら、福永信さんが居て話したくらい。そういうことでもないと会わない」
*********** アニメ「屍者の帝国」を見た。 「君は何故僕を置いていったんだ」「僕はただ」って、ワトソンが生前のフライデーを思い浮かべるところで泣いた。 これだけ世界を巻き込んで、本人の望みは「友人と話したい」という些細なことなんですよね。
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