島津記念館、旧三井家下鴨別邸、紫織庵に行ってきました。 「伝統産業の日」で、着物だと〜3/31まで無料なのです。 夢二カフェ五龍閣も行きました。
島津製作所創業記念資料館。 初代・源蔵が明治時代、京都で初めて気球飛ばしたって、映像で見て、 「三番町萩原屋の美人」(西炯子)にそういうエピソードあったな? と思って、帰って確認したけど、多分「京都の発明家」のモデルっぽい。
二代目が、家の手伝いに忙しくて1年半しか学校に行ってないのに、後に偉大な発明家になるって凄い。 エジソンといい、学校行ってない人の方が発明家になりやすいのか? 二代目紹介漫画も面白かったです。海外旅行行く時、巻尺とコンパスとストップウォッチを忘れなかったり、ドイツ語分かんないのに、製品を観察しただけで使い道分かってしまうとか。
中は撮影OKで、明治〜大正のレトロな道具が多くて面白いです。使い方がよく分からないものも多い。 明治時代のレトロな日本家屋なのに、ステンドグラスがあっておしゃれだった。 二代目漫画はwebでも読めます。 http://www.shimadzu.co.jp/visionary/memorial-hall/ 近くの「島津製作所河原町別館」(昭和2年)は、おしゃれなレストランになってます。一度行ってみたい。
旧三井家下鴨別邸に行ってきました。
普段、二階は非公開ということですが、今日は見せていただけました。 回廊から美しい日本庭園が見える! ここ、中三階含むと四階建てなのですが、最上階の望楼、去年秋に公開した時は2時間半待ちだったそうです。ひええ。 柾目って言って、節目の無い檜が、廊下にずーっと1本通ってたり、天井も格天井で、壁紙もうっすら模様の浮き出る唐紙で、とにかく上品で美しい建物でした。
ほぼ明治〜大正の建築で、一部江戸時代ということでした。移築したり改築したりしてるそう。 三井家10代目が建てたそうです。
初代三井家の話を聞きましたが、お客の家に反物持って行って、値段もその場で交渉っていう時代に、値札つけて店に商品を並べて商売し、切り売りを始め(それまでは1反でしか買えなかった)、傘を無料で貸しだし、そこに「越後屋」ってロゴ入れたとか、アイデアマン〜。ほんで、商売仲間にはいびられたそうです。 これも「三番町萩原屋の美人」に出てくる商人みたいな話や。萩原屋、読み返したくなってきた。 三井家の男は皆、名前に「高」がつくそうです。 「あさが来た」のあささんも三井家出身。
めっちゃ写真撮ってたので、帰るとき、解説の女性から「お写真撮れましたか?」って聞かれたり、 二階に上がる時に「お着物ですので、急がれずにゆっくり」と言っていただいたり、接客が丁寧でした。 普段二階が非公開なのは、部屋を時間貸ししてるためです。 お風呂も洗面所も素敵でした。お風呂の天井、中央に向かって高くなってて、湯気でしずくが落ちてこないようにしてるそうです。 パネルは撮影ダメだけど、建物は撮影OKです。
紫織庵 に行ってきました。
大正時代の和風洋館、武田五一作。 大正〜昭和初期の長襦袢も展示してます。 トランプ柄の復刻柄の反物、「1Mで切り売りはしてませんか?」って尋ねたのですが、してないそうです。 1反(6.5M)25000円でした。ハギレがあったら、帯を作りたかったなぁ。
中庭に面した廊下のガラスは、波打ち硝子。大きくて素敵。 部屋とつながった状態で、蔵があるんですよ! BLで、受が蔵に閉じ込められる話を書かれる方には、オススメ。 洋室がとても素敵でした! 天井も椅子も窓も。 グランドピアノのあるパーティ部屋も素敵。
昭和3年のミッキーマウス柄の襦袢がありました。昭和10年くらいまでミッキー流行ったらしいです。 著作権厳しくなってその後作られなくなったそうですけどね。 ミッキーの顔、あんま可愛くないぞ? 著作権逃れるためか、ミッキーの綴りが違う(笑) 写真撮影OKです。掛け軸・絵画・襦袢以外は。 紫織庵は予約制です。 HPより予約ください。 http://www.shiorian.com/reservation/
五龍閣 行ってきました。
これも武田五一。大正時代建築。「京都は石を投げれば武田五一建築に当たる」ってホンマや。 カフェになってます。 3/12まで夢二展やってて、カフェ利用者じゃなくても無料で見れます。 夢二の裸婦は柔らかそうで良い。さすが女好き。
夢二の裸婦は柔らかそうで良いですね。さすが女好き。 階段が凄く素敵。ホットサンド(820円)食べたのですが、中身はしば漬けと生麩とハム。アツアツで美味しい。 割り箸の袋が面白くて、広げると短い話になってる。こんなペーパー作りたい。
撮影OKです。 隣の席のお嬢さんに「着物、綺麗ですね! どこで買うんですが、自分で着るんですか、着付け教室通ったんですか?」と色々話しかけられました。嬉しい。 http://www.goryukaku.com/
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