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やすみ日記
梅子
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2017年02月20日(月)
「〆切本」(左右社)

色んな作家の締切に関する随筆・書簡を集めた本。

「大型の締切近づくと、無意識に怪我してしまう」(野坂昭如)。
「連載抱えすぎて、死んだはずの人が次の回で出てきた」(内田康夫)。
「相手に惚れなかったら、仕事は始まらない。血を流す危険が伴っても構わない。無傷でいることが大事だとは思わない」(高田宏)
編集者と作家の関係は素敵ですね。

かと思うと、必ず締切よりも早くできる人もいる。

「約束を守る人は、相手の時間に考えが及ぶからである。約束の時間を守らない人は、相手の時間が、どれほど大切かわきまえぬからである」(池波正太郎)
首がもげるほど同意。

米原万里(自由は不自由)、外山滋比古(仕事を引き伸ばせば質が落ちる)は凄くいい話だった。
要約できないけれども。

田山花袋のエッセイはかわいい。