昨日、きものクラシックコンサートと、平安神宮、ドイツ・ポスター展、東山花灯路に行ってきました。 まず、人力車に乗ろうと思って、平安神宮前へ。 配布時間10分前に着いたら、もう先着10名で打ち切られたということでした。残念。抽選かと思ってたのですが。早めに来ないとダメですね。
せっかくなので、平安神宮へ。 着物だと御苑が無料なんです。花は少ししか咲いてませんでしたが、結構森が深くて、樹齢かなり経ってそうな立派な木が沢山あって、見応えありました。静かで、落ち着きます。
京都国立近代美術館へ。 「ドイツ・ポスター 1890-1933」展を見ました。ここも着物で無料。 意外と良かったです! 見ないかもと思って、チケットを人にあげてしまったくらいですが(^^; 来て良かったです。面白かった。 色数も少ないし、文字だけのものもあるのに、格好良かった。美術展のチラシで見るより、実物は色がきれいですね。 肉屋や文房具の広告まで、何でこんなにおしゃれなのか。戦時中・戦後のものは、時代が色濃く反映されていて、興味深いです。 日本の昭和初期のポスターもありましたが、モダンだなぁ。ちょっとふざけてて面白かったです。
美術館で、同じく一人で来ていた、着物姿の女の子と知り合いました。 一階のロッカーに、着物無料入場券を忘れて、取りに帰ろうとしてはったので、「余分に持ってるので、差し上げます」と声をかけたことが、きっかけです。 一緒に美術展を回り、その後のきものコンサートもご一緒していただきました。
きものクラシックコンサート。 指揮者は、齋藤一郎さん。30代の若手の方で、東京芸大の指揮科を主席で卒業、岩城宏之氏や佐渡裕氏に師事していたそう。 動きがきっぱり分かりやすく、時々すっごい笑顔でした。指揮者の動き見てると、次に大きな音が来る! とか分かりますね。 一曲目は、モーツァルト交響曲第34番。 モーツァルトらしい、明るくて聴きやすい曲なんですが、あまり印象に残らないメロディだなと思いました。 二曲目、ベートーヴェン交響曲第6番「田園」。 有名な第一楽章が好きです。ベートーヴェンって才能あるなー(当たり前ですが)。チェロの人が、途中で弦を落として、慌てていました(^^; 合間に、全国きものの女王3名の発表。 選ばれた、大阪の人は今風でかわいい。東京の方は日本髪が素敵。京都の方は堂々としてらっしゃいました。選ばれなかった方も、皆さん、美しくて品があって、素敵でした。
コンサートが終わって、東山花灯路にも行ってみようということになりました。 石畳の道に、灯りが灯され、風情があります。ねねの道とか、驚くほどの人! そして、私はデジカメの充電が切れてしまい、携帯で写真を撮りました。アホやー(><) 着物や手ぬぐいのお店をぶらぶら見て、四条大宮で解散。楽しい一日でした。
--------- 追記。 ポスター展で展示されていた、杉浦非水って、多摩美の初代校長だったんですね。へー。えらい、モダンで格好いい夫妻や。
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