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■ また自分の足で歩き出せるように…
人から、『いろいろあるのに元気だね〜』と言われる。 確かにそうですね。 意外と元気♪
『いろんなことを乗り越えてきたんだね〜』とも言われるけど、それも冷たいほどに割り切ってきた結果だといえます。
でも、私も悩んだ時期がありました。 自分に余裕がなくて苦しくて、それで子どもに悪影響を与えてるのでは?と考えることも。 でも、私と母は違う、子ども達も私と違う、そういう風に言い聞かせて、一から自分の人生や子育てをやっていくつもりで、その都度、悩みながらも進んできました。
そうやっていくうちに、子ども達が私とは違う育ち方をしてるのを見て、少しずつ自信がついてきたんです。 子育てしてると、自分の子どもの時のことを思い出して辛く苦しくなることもあったんだけど、同じ結果にはならない事実があり(それは良くも悪くもです)、そんなの拘り悩む必要もないかなと思い始めました。 それでも意識はしてしまうんだけどね。
私が一番恐れたことは、私と親との関係で、その歪が子ども達にいくこと。 母と関わり続けることで、私の苦しみはなくならない、ずっとついてまわる、言ってもわからない人です。 私が努力しても、変わらない現実です。 私が心身しんどくなったら、それは即子どもに悪影響を及ぼすと思いました。
私は私のためというよりは、子ども達のために、新しい家族のために、これから来る未来のために、一番何が大切かを考えて、母よりも誰よりも、自分が楽になれる方向、自分の努力がちゃんと報われる方向に焦点を合わせて、それを最大唯一課題としてやってきました。
その結果が今の家庭で、完璧とは言わないまでも、親子関係は良好で、子ども達もイイ子に育ってくれてます。 それが私の心身の健康にも繋がるし、家族全体の幸福も決めると思ってます。
私の考えでは、もう自分は大人なんです、母親なんです。 子ども達には責任があるんです。 もう子どもではない自分。 なら、私を苦しめる親はもう過去の人なんです。 親の力をもう借りなくても生きていける年齢になりました。
子どもに対する責任を果たすために、私は親への責任を放棄しました。 普通は、その両方して当たり前かもしれません。 だけど、それを上手くさせてくれない環境があったのです。 それは誰のせいでもない、親のせいです。
でも今、自分の子ども達に何かあったら… それは誰でもない親である私の責任です。 誰のせいにもできない。 それが自立した大人の責任であろうと思います。
なので、私には一切罪悪感がありません。 だけど、個人的には私の両親は可哀想だったと思います。 普通に幸福になることができなかった。 でも、それも仕方ないことだと思っています。
子どもでい続けることが困難であるならば、そこは放棄してもいいでしょう。 もしくは、保留して先送りでもいいでしょう。 是が非でも、親のために子どもの役割を担う必要なんかないと思います。
でも、大人になったはずの自分が、自分の中の子どもの部分が泣いている… 癒されず、愛を求め、泣いている… それは放棄しなくていい。
どうにかして、癒して下さい、愛を与えて下さい、守って下さい。 そこに目をつぶって歩き出そうとしても、それはしんどいし、自分が可哀想です。 自分にとって大切な人が、何よりも大切であるがゆえに、自分のことも大切にして下さい。 また自分の足で歩き出せるように…
2008年09月24日(水)
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