Comes Tomorrow
ナウシカ



 深く重く悲しいのだけど…

観終わった後に、なぜか爽やかさの残る、どこか勇気をもらえるような、そんな映画を続けて2本観ました。

1つは『しあわせ色のルビー』
レニー・ゼルウィガー主演の映画です。
あの『ブリジット・ジョーンズの日記』の女優さん。
彼女いいですね〜♪
演技力も素晴らしいし、表現の仕方が何とも共感できる…演じてるというよりは本当にどこかにいそうに思えますもんね。

これは宗教の違いや生き方の違いにより、すれ違ってしまう夫婦(家族)の物語です。
宗教家として敬虔に生きて、人々の尊敬を集めている夫。
そういう夫と親族たちに囲まれた中での生活に、何とも言えない息苦しさを感じている妻。

元々違った2人が始めた結婚生活が、どんどんそれぞれの思わぬ方向に向かって走り出すという話。
こんなはずではなかったのにと悩みもがくんだけど、最後は落ち着くところに落ち着くという…
どん底に落ちたかのように見えても、最後まで自分の人生を諦めない…そこに希望が転がっていて、人間って面白いもので、そこで描いていたものとは違っても、新たな人生を歩いていく。
考えさせられました。


もう1つは『海猫』
森田芳光監督、伊東美咲・映画初主演の作品。

これはこれで重い…
私なら、ああいう生き方はしないと思いつつ、でも共感できてしまうところもあり、人が人として一生懸命に生きていく中で、そういう選択もしてしまうのかもしれないと思わせられる内容でした。

それぞれに愛の形は違い、表現の仕方も違うのだけど、愛の中でちゃんと生きてる…でもそれが人を傷つけてしまう、そんなどうしよもない人間臭さが漂っていました。

そういう愛をまだ理解できない若い娘たち。
愛とは、憎しみとは、許しとは、そんなことがテーマになってる映画でした。

私もまだ、愛の形なんて理解していないのかもしれない。
どこか形に囚われているのかもしれない。
ただ自然に静かに温かく…そんな風に愛を感じれたらいいけど、実際には火傷するほどのものなのかもしれないね、愛って。


2006年06月20日(火)



 やっぱり快適空間♪

ついこないだ乗り換えたマイカー、中古車だけど新車同然のキレイさだし、やっぱり快適♪
運転にも慣れたし、初めてのMDも聴きながら走ってます。

ただ怖いのは駐禁の取り締まり!
毎日あのグリーンの制服見るもんなぁ〜
かつてレッカー移動もされちゃったし…

とにかく訪問看護で回ってますアピールのため、介護事業所から(車イスマークというのかな?)ステッカーを分けてもらって貼りました。
運転席のところにも、訪問看護でご迷惑をかけておりますと書いて、私の携帯番号まで書いてます。
とにかく情に?訴えたい気持ち。




2006年06月16日(金)



 うちの工事現場主任

この主任、今日も面白いことを言ってくれました!

新聞の広告で遊んでいて、ジ〜っとある広告を見つめていて一言。
『そらくん、ココにはいりたい』
『えっ?なんで入りたいの?』
『そらくん、さわりたい』
『えっ……!?』

なんの広告だったと思います?
女性下着の広告で、下着姿の女性の写真がそこにありました!
この主任、3歳児にして、もうこのエロ!

6歳の上の子も『そら、エロやぁ〜エロやぁ〜』と大騒ぎしてたけど、あんさんも人のこと言えんでしょ。
『うみちゃんな、ひ○とくんとけっこんしてHするねん、きもちいいことするねんで』

アンタね〜お父さんとお母さんも、もうそういうことしてへんねんでぇ〜止めてよね〜!
エッ......?


2006年06月14日(水)



 自宅は○○現場?

またまたリビング横の子供部屋が散らかってきたね。
いちいち気にしていたら身が持たないので、私は目をつぶることにしている。

旦那が仕事から帰ってきて
『コラ!そらぁ〜また散らかしてぇ〜』
と3歳になる息子に向かって言った。
すると、そらは
『いま、こうじしてるねん』
『えっ?工事?…うぅ〜工事してるねんやったら片付けなあかんやろ?』
『こうじしてるねんもん』
『うぅ……』

上手いこと言うね。
あっぱれ、あっぱれ♪
…って感心してる場合じゃあらへん、だけど笑える。




2006年06月13日(火)



 『アメリカン・ラプソディー』

2001年 アメリカ・ハンガリー合作映画
監督、脚本:エヴァ・ガルドス
出演:ナスターシャ・キンスキー、スカーレット・ヨハンソン
    ラファエラ・バンサギ、トニー・ゴールドウィン
    エミー・ロッサム

この映画DVDレンタルして観たんですけど、そりゃ〜もうズタボロに泣きました。
ほんと目が腫れ上がってたんじゃないかと思うほど…

(ネタバレあり)
ストーリーは、1950年、共産独裁体制のハンガリーから政治亡命する一家の話なんだけど、亡命するにあたって生まれたばかりの次女は一緒には連れていけなくて置いていってしまうんですよね。
一緒には行けないけど別の方法(乳児に睡眠薬を飲ませてジャガイモ袋に入れて運ぶ)で、後で合流するはずだったのが、方法が方法だけに危険を感じた祖母が、やむなく里親に預けたんですね。
その祖母は亡命の手助けをしたとかで、政府に捕まってしまい牢獄暮らしになります。

亡命した一家は、自由の国アメリカで苦労しながらもアメリカンドリームを手にするんだけど、1人ハンガリーに残してきた娘のことだけが気がかりで、八方手を尽くします。
娘のジュジーが6歳になった頃、やっとアメリカ赤十字社の力を借りてハンガリーから呼び寄せることに成功して、一家は再会します。

でもこれが感動的な喜びのシーンとは成り得ない複雑な事情があって、なんと言っても6歳まで育てた里親がとても愛情深い夫婦で、自分たちに子供がいないのでジュジーを本当の娘のように愛し育てるんですよ。
幼いジュジーには本当の親がいることを聞かされても、全然理解はしてなくて、里親を騙す形で1人ハンガリーからアメリカに連れてこられて、まだ6歳のジュジーは里親を本当の両親と信じて疑わず、アメリカの本当の両親に会っても『ハンガリーに帰りたい、パパとママに会いたい』と悩み続けるんです。
その深い悲しみと寂しさといったら…

6歳で愛する親から引き離され、言葉も環境も違う別の国に連れてこられ『私たちが本当のパパとママだよ』と言われても、そう簡単には納得できるはずもないですよね。
ジュジーの何ともいえない悲しみが迫ってきて、ほんと号泣してしまいました。

そして月日は流れ、ジュジーはそのまま16歳になってしまいます。
両親に対する不信感がぬぐえなかった彼女は、やがて反抗期になり両親を悩ませます。
事あるごとに母親と衝突して、とうとう深刻な家庭問題にまで発展しました。
そして、かねてから恋しく思っていた故郷のハンガリーに行かせてほしいと懇願し、彼女は里親と再会する旅に出ます。

そこで彼女は自分の置かれた運命とか、いろんな人の愛情によって守られてきた事実と、ハンガリーという国の現実を知り、自分の居場所を自ら見つけていくというお話でした。

このお話は、監督であるエヴァ・ガルドス自身の経験した実話が元で出来た自伝的映画なんですよね。
エヴァは『里親から離れてハンガリーを発つ時が一番辛かった』と言っています。
国の事情で、こんなにも人生が翻弄されてしまう現実…悲し過ぎます。

これ日本では未公開だそうで勿体ないですね。
私個人的には、ジュジーの母親役を演じたナスターシャ・キンスキーが好きで、確かロシア出身じゃなかったかな?
いろいろあってアメリカに渡ったんじゃなかったかな?
ちょっとその辺は記憶が曖昧だけど…
とにかくお勧め映画ですね。


2006年06月12日(月)



 自己催眠

調べてみました。
ここのサイト『催眠療法』をまず見て、何となくイメージはできました。

ここに書いてあるのには、自己催眠をする前に他者催眠を受けると、自己催眠もしやすいと書いてありましたね。
そうなんですかね?

でも催眠はまだしてないけど、このサイトを読み進めていくうちに、私の具合の悪い原因が少しわかりました。

ここのところ、いろいろとストレスに感じてることがあって、本来ならばカウンセリングで癒すところが、逆の悪いスイッチが入ってしまったみたいです。
カウンセラー、私を数年も診ててわからなかったのかな?
一番、私に言ってはいけないキーワードを言ったんですよ。

『自分はできないということを知りなさい』
『理想の自分を追い求めるのは止めなさい』
『頑張れば何とかなると思うのは止めなさい』

時として、こういう言葉も有効に働く時はあると思います。
でもキツイ口調で、私のどんな言葉も遮るように否定され、以下のような言葉を怖い表情で言われると…
カウンセラーのことは信頼してたし、気を許した状態で心の奥の闇を話す…そんな時だからこそ、よけい堪えたと思います。

また間が悪い時に妹から電話があり、母の声を聞く。
長年刷り込まれてきたキーワードが蘇ってきたんですね。
自分の努力でそのキーワードを遠ざけてきて、新しいキーワードを繰り返し念じてきたのに、それこそ必死に!
また一から自分を守るために、それを払拭しなくてはならなくなった。
そこにエネルギーを奪われ…

でも原因がわかったら、少し楽になりました。
好きなバラードの曲を聴きながら、泣きながらサイトを読み進め、こうしてそれを文字にして…

(誰も私のことをわかってくれない)
そんなジレンマに陥って…
(いや違う!私がいけないんだ!私が誰のことも理解しない冷たいヤツなんだ!)
という思考にすり替わり…
(人に愛されたいと思ってる自分自身が、誰のことも愛してないじゃないか!)
という責めの言葉を自分に吐く…

これがグルグル回りだすと、もう落ちるとこまで落ちてしまうんですよね。
でも皆さんのアドバイスのおかげで、何とか立ち直れそうです。
ここはやっぱり、自分にとって心地いいことをしよう!
リラックスできる相手、飾らず気取らず安心して何でも話せる相手とパ〜っと楽しもうと思いました。

たまたま、そういう相手(職場のヘルパーさん)が飲みに行こうと誘ってくれてたんで、来週行くことにしました♪
またジャンジャン横丁辺りに行くかね。

最後に私が涙したバラードの曲の歌詞を抜粋します。

******

『FIND THE WAY』 歌・中島美嘉

どうして君は 小さな手で
傷を背負おうとするのだろう?
誰かの為だけじゃない 見失わないで
どうして僕は 迷いながら
逃げ出すこと出来ないのだろう?
望むのは 光射す日を 日を…

〜〜〜〜〜〜

君は言った 永い夢をみた
とても哀しい夢だったと
それでもその姿は 少しも曇らない
僕は言った 泣いていいんだと
ずっと傍にいてあげるよ
欲しいのは 抱き上げる手を 手を…

〜〜〜〜〜〜

言葉なくても 飛ぶ翼はなくても
乱す風に負けぬ様に
今誰より早く 痛みに気付けたなら…

答え出すこと きっとすべてじゃない
焦らなくて いいんだよ あなたも…


2006年06月04日(日)
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