Comes Tomorrow
ナウシカ



 いろいろと振り返って…

私も様々な人に出会い、その時々で、助けてもらった人もいたし、支えてもらった人もいたし…
その中で別れていった人もいます。

昔は、大変尊敬する人だったのに、数年ぶりに会うと、全然違う印象を受けたり…
やはり変化のないものはないんだなって、人もモノも。

常に流れて変化していくもの、その中にも普遍のものはある、様々に形を変え、その時々で趣きを変える。
私はそれに惑わされてはいけないと思うんです。

その一瞬は、その一瞬だけのものというか、そこにある真実はひとつだけ。
それは流れが変わり変化したとしても、その時のその一瞬は紛れもなく、そこにあった。
それを、今現在、自分が見えているものとして、覆したり、断定したりは違うかなと思うんです。

だから、良いと言われてることも、悪いと言われてることも、それを一括りに見ることはできないって。
今がこうだから、あの時もこうだったのかも?とか、今はこうだけど、あの時はこうだったから、こうに違いない、というのも違うかなと。

移ろいやすい人間が考えることだから、これまた難しい問題なんでしょうね。


2005年09月22日(木)



 『私の地球市民宣言』

数年前に『優しい時間』というサイトがあって、この「地球市民宣言」運動をしている人がいました。
そのサイトは残念ながら、管理人さんの多忙のため、閉鎖されてしまいました。

以下の文は、その『私の地球市民宣言』の全文です。
私のサイトにUPしているものです。

******

私は、地球市民の一人として

生まれながらに私が有する生存の権利を主張し

いかなる国家も、いかなる民族も、そしていかなる宗教も

私の生存を脅かす権利がないことをここに明言し

次の七項目に渡り、自らの権利を宣言する。


1、私は、一切の核兵器は悪魔の権化であるがゆえに、核のない世界に生きる権利を永久に有する。

2、私は人間の生命が尊厳であるがゆえに、いかなる権力からも私に対し武器を以って、殺人等を強要されず、戦争や紛争への徴用に従わず、また紛争やテロなどによって、生命を奪われない権利を永久に有する。

3、私は、すべての人類が平等であることから、民族や国家、宗教や性の違いなどにより、差別されない権利を永久に有する。

4、私は、この地球が私の生活圏であることから、いかなる存在からも地球環境を脅かされず、また破壊されない権利を永久に有する。

5、私は、国家および民族が有する文化は、尊ばれるべきものであるがゆえに、異文化から抑圧されず、差別されず、私の愛する文化を永久に守りゆく権利を有する。

6、私は、未来を尊ぶがゆえに、未来に生きる子供たちに、人間主義に基づく平和思想の教育を与える権利を永久に有する。

7、私は、人間であるがゆえに、人間として人間らしく自由に生きる権利を永久に有する。


以上の七項目を、地球市民の名において、全世界に私の権利を宣言する。

   2002年2月3日         ナウシカ


2005年09月21日(水)



 スピノザの『神学・政治論』

これを訳したものを教えてくれた人がいるので、ご紹介します。
現代訳に改めてくれています。

「もし、人間を誤りの中に留めおき、恐怖心を宗教の美名で彩って、人間を抑圧するために利用し、そして人々が自らの隷属のためなのに、幸福のためと思い込ませて戦わせる。
また、名誉欲のために、血と生命を捨てることを恥ではなく、最大の名誉であると思わせる。
ーーーそのようなことが独裁制の最高の秘訣であり、独裁制の最大の関心事でであるとすれば、自由な国家にとって、これ以上の不幸なことを考えることはできないし、可能でもない」(岩波文庫p.44)

見たくない、聞きたくない、知りたくないと言って、目を覆い、耳を塞ぎ、あたかも核シェルターに逃げ込む人々。
本当は薄々気づいているのに、ちゃんと考えればわかることなのに、何を恐れているんだろう?

核シェルターの外は、荒廃とした大地が広がりつつあることを。
シェルターの中は、限られた守られた幻想の世界であるということを。
その中だけで幸福になって、なんの意味があるだろう?
それはシェルターが壊れてしまえば、一瞬にして崩れ去る幻影の城なのに。

知らないでいる方が幸福なのか?
知ることは罪なのか?
本当の世界で生きて、何が悪いのか?

今あなたが立っている、その大地が確かなものか、確かめた方がよくはないかい?


2005年09月16日(金)



 戦闘地域なのか、非戦闘地域なのか?

産経新聞に以下の記事が…

イラクで死亡の橋田信介さん AIUが保険金支払い拒否(産経新聞)

 今年五月、イラクで襲撃され死亡したフリージャーナリスト、橋田信介さん=当時(61)=の妻、幸子さん(51)と長男の大介さん(22)が、信介さんの加入していた海外傷害普通保険の死亡保険金一千万円の支払いをAIU保険(アメリカ・ニューヨーク)が拒否したのは不当だとして、支払いを求める民事訴訟を東京地裁に起こしていることが分かった。
 十九日、東京地裁(柴田寛之裁判長)であった第一回口頭弁論で、AIU保険側の代理人弁護士は争う姿勢を見せ、「旅行地域が約款の免責事由にある『武力行使の状況下』あるいは『武装反乱の状況下』にあたる」などと主張した。
 幸子さんは提訴について、「『戦闘地域』を理由にした支払い拒否を裁判所が認めれば、小泉純一郎首相やアメリカのブッシュ大統領の『戦闘は終結した』との認識が誤りになる。イラクはフリーで取材に行く人たちにとってますます入りにくくなっており、この裁判で問題意識が高まり、応援する形になればと思った」と話している。

******

確か、K党党首の神崎さんは、イラクのサマーワに行かれ、非戦闘地域であると証明して帰ってこられましたね。
本当に、その通りなら、橋田さんのご遺族に保険がちゃんと支払われるように尽力してほしいもんです。


2005年09月11日(日)



 イラク自衛隊派遣について

私の知り合いの友人に自衛隊でイラクに行っていた人がいます。
もう日本には帰ってきてるんですが、体調不良を訴えられ、血液検査とか調べてもらったんだそうです。
それで、その結果は、異常なしとだけ伝えられたそうです。
普通、医療機関でもらうような、血液検査データーの資料も見せてもらえなかったし、具体的にどう異常なしだったのかの説明もなかったそうです。

で、その方の奥さんが最近、妊娠して出産されました。
日本に帰国してからの妊娠出産です。
いわゆる奇形児でした。

イラクは劣化ウラン弾による放射能汚染が心配されています。
この事実は偶然でしょうか?
それに、ちゃんと検査したんなら、なぜ他の人と同じように、数値を見せての説明がないんでしょうか?
そこのご家族が、いくら自衛隊や国に説明を求めても、異常なしだったからと取り合ってはくれないそうです。
このこと、マスコミでは一切報道してませんね。

自衛隊のことだけじゃなく、イラクの人々のことも気にかかります。
そこにずっと住み続けなければいけない人たちの被爆量は、いかほどでしょう?
人道支援と言うんなら、そこのところを明らかにして支援すべきです。
唯一の被爆国の日本が、何もしないで、何の情報公開もしないで、何らの手も打たないなんて!
私は、これだけでも今の政権与党を許せません!


2005年09月10日(土)



 与党の実績について

(きっこさんの日記から引用させてもらいます)

「2度に渡る「介護保険料引き上げ」を始めとして、
「老人医療費の改悪」
「雇用保険料の引き上げ」
「医療費サラリーマン窓口3割負担」
「雇用保険の失業給付削減」
「発泡酒・ワイン増税」
「たばこ税増税」
「生活保護老齢加算廃止」
「所得税配偶者特別控除見直し」
「消費税の免税点制度適用上限の引き下げ」
「消費税の簡易課税制度の適用上限の引き下げ」
「生活保護生活扶助基準額引き下げ」
「所得税公的年金等控除の縮小」
「老年者控除の廃止」
「雇用保険料引き上げ」
「厚生年金・共済年金保険料引き上げ」
「住民税配偶者特別控除見直し」
「住民税公的年金等控除の縮小」
「国民年金保険料引き上げ」‥‥」

以上の事柄を見て、皆さんは、どのように感じられるでしょうか?
うち、子供がまだ小さいので乳児医療証を持っていますが、数ヶ月前から自己負担が増えました。
それと小児喘息の子供の医療費も、この6月から自己負担が増えました。
それと介護保険制度の方からは、施設入所の方のホテルコスト分の自己負担が増えます。

小泉政権になってから、日本は過去最高の負債額とのこと。
それを痛みを伴う改革として、こういった増税がなされていきます。
K党が与党入りしていなければ、もっと悪くなってたと言われる方がいますが、もっと悪くなってたら、どうなっていたのでしょう?
日本は完全に破綻ですか?
何とか増税で凌げたから、良しとするのでしょうか?


2005年09月09日(金)
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