ステップママ繁盛記



 運転の違い・・・

一番上の子が、化学の授業で縫い物をしなくてはならず(彼女もどうしてかは意味不明)、その材料を買いにいった。

その帰り、スーパーによったとき、お父さんはこのあいだ、自分のパーキングに対してこれはだめだ!といったそうだ。
そのとめ方というのは、前にもう一台空きがあっても前の部分に駐車せずバックででるようにと指示されたもの。

(あたしには、ほれ!前が開いてるから前に止めたほうが楽だよ!なんていってたのに)

「でもさ、お父さんいつもそうやって止めているんだよねえ?」爆

子供ってよく見てる。

スーパーで用事を済ませたあと、乗ってみる?とかぎを差し出したら、
テンポラリーの免許証(大人が隣に乗っていれば運転OK)が手元にないというのでじゃ、次回ということになった。

「ねえ、お父さんさ、白線でも点々じゃない線(ソリッド)でも車線変更するよねえ?まったく」といったら、そうそう!と二人で意見が一致。笑

一番上の子が
「子供は見てるのにさ」。


2002年10月20日(日)



 さらに続く野菜嫌い・・・

土曜日、一番上の子は、コーラスのコンサートにいってしまい、二番目の子は誕生日会に呼ばれて、私と一番下の子だけの夜。

さて、夕食どうしよう?

私は午後友達とあって、オイスターバーでたんまり食べてきてしまったので、おなかいっぱい。ファーストフードにしようかと思ったのだが、一人分だけ買ってきて、後で帰ってきた二人がおなかすくと困るので、冷凍庫の中にあった、冷凍ピザにした。

「今日はピザが食べ放題」と喜んで食べていたのもつかの間、ぽそりぽそりと嫌いなトッピングの野菜をはじきだしている。
一番目についたのは、たまねぎ。

「食べナ・・・」怖いステップママは逃がさない。

「飲みこんだよ〜」

どうも、嫌いな野菜のかけらが見つかると、わけて食べてこっそりごみ箱にすてるのだ。でも、何がはいっているのかわからないと、食べてしまうので、アレルギーとかではないよう。

「え?知らなかった?あたしの作る料理の9割は、たまねぎとピーマンはいっているんだよ」
「え”””””””””””」笑

簡単な料理でも、たまねぎとピーマンは細かくきっていれているのだ。
ははは。
「ってことは、食べられるのにねえ」
たまねぎなんて、ずっと調理してれば溶けちゃうし。
「赤ちゃんの食べ物って、野菜とかいっぱいでしょう?野菜には栄養がいっぱいあって、赤ちゃんが大きくなるようになんだよね」
「悪い野菜なんてひとつもないんだよ。みーんな、体に必要なものになってくれるんだよね」

「そうなの?じゃがいも(ポテトチップス)、水、ぶどう、オレンジ、ソーダ(炭酸飲料)を食べていれば大丈夫って、ママが・・・・」
うーん、文化の違いといってしまえばそうなのだが・・・

いきなり、シリアルを取り出して、「じゃこれは?」と聞いてきた。
何が入っているのかの表示を説明してあげたら、「これはいいんだね!」といっていた。












2002年10月19日(土)



 ポップコーン・・・

夫のいない週末。

夜、のどが乾いたので、氷水の氷をとりに、階下におりていくと、ぷーんとポップコーンをポップしているにおいがする。
うちは、ポップコーンの豆から作る。(作ってしまうと簡単だし、安上がりなので)家中に広がるポップコーンの香り、バターの香りがするので、またまたおなかがすいてしまうのだ。自分が作ると、二番目の子が、ちぇ〜といって作ったり、彼が作っていると、あたしがちぇーっといったり。お互いに目配せをして、合図を送る。笑

ケーブルで放映されている映画を見るときは、部屋を暗くしてポップコーンをボールにくんで、ブランケットをかけながらばくりばくりをつまむ。

週末なので、映画を見ようとしていたらしい。
二番目の子がポップコーンを作っていた。

「あーいいかおり♪」といったら、
「これ、桜の分だよ」と二番目の子がいってきた。
(え?珍しいこともあるもんだ、いつも自分のぶんしか作らないのに)

「そんなこといって、いいよ〜みんなで食べナよ」
「これは、桜の分なんだよ、ほれ!」
押し問答を数回繰り返したけど、ありがたくいただくことにした。
ボール一杯はたくさんだったので、その半分を他のボールに移す。
「いいよ〜食べナよ」
「ダイエット中だからこれぐらいにしておく♪」

今日のバターはブラウンすぎるなーとつぶやきながら彼がバターをかけてくれた。







2002年10月18日(金)



 免許合格・・・

今日は一番上の、ドライビングスクール最後の日。
昨日の夜、夫が脇にのり三度目のドライビングをしたあと、彼女のドライビングに関するテストなるものに○をしていた。見せてくれたのだが、ほとんど、アヴェレージ(普通)の評価。「これに関しては厳しいよ」といいながら見せてくれたのだが、もっともだと思う。

この州では、16歳から免許がとれる。イコール、責任も彼女にかかってくるのだ。
ひとつひとつ、大人の階段を登りながら、子育てのその手を私たちは少しずつ、解放していく。

夜帰ってきて、「受かったよ」。
ほ、よかったよかった♪

ステップママになって、「子育て」という勉強をしているなか、ほっとするひまなどまだないのかもしれない。

次にでるであろう「自分の車が欲しい」ってくるんだろうなあ・・・。笑




2002年10月16日(水)



 食べてくれる・・・

こういっちゃなんだが、食べ物ってコミュニケーションをとるのに、とても大事だと思う。

こういうの食べてくれるかな?と思って、朝から用意したものをことごとく、パスされると、がっくりくる。そのまま手をつけない皿をみるたびに、テストで0点をとった気分になる。
これまでだめだったもの、グラタン、キッシュ、カレーライス(辛口、当然か)、
プリン、ドリア、おにぎり、キャロットケーキ、バナナケーキ、etc・・・
三人とも嗜好が違うからこれもまた大変。
食べたことがないと、まず手をつけないのだ。

昨日、お友達からいただいた、マフィンの粉でケーキを作った。
フロスティンブがついていると、真中の子はむしゃむしゃと食べるが、飾りやクリームはないので、夕食が終わったあともそのままだった。

仕方なく、いや、このごろは、残っても自分が食べられるものしか作らないようにしているので、いらだつこともないが、昨日のマフィンケーキは焦がしてしまったので、まあ、無理もないなと思っていた。

今日の夕食のあと、一番下のこがやってきて、「これブルーベリーが入ってる?」と聞いてきたので、「はいってるよ、上のほう焦げちゃったけどね」といったら、一切れきって、食べていた。笑





2002年10月15日(火)



 バスケ・・・

今年の頭から、二番目の子は高校に入ったらバスケがしたいと言っていた。
当然、高校に入ってすぐ、入部届を出した。入部届の後にはトライアウトといって、入部テストがあるのだ。

その説明書を見たとき、どんなテストがあるのかを読んでいたら、これは難なくいけるだろうと思った。と同時に、前の日記にも書いたが、送迎だよな〜と思ったのもつい先日のこと。

でも、高校がはじまってから、数ヶ月たつのいうのに一向に何もいってこない。
おかしいなあ〜バスケってもうはじまるんじゃなかったかな?と思って、夫に聞くと「実はね、落ちたらしいんだよ」え??まさか??

夫もじかに言われたわけではなく、一番上の子が聞いたら教えてくれたというのだ。「落ち込んだらしいよ」
当然だよな〜あれだけやりたいっていってたんだもん。

二人とも、この話はここだけのことにして、一切触れるのはやめた。

テレビゲームのように、いやならすぐにやめられる世界が広がっている中で
もうや〜めた!じゃなく、
これくらいで負けてほしくないなあ、なにくそと思って
くいしばってほしい。

挫折、若いときほどばねになってくれるから。
若いときに悔しかったことがあったから、悲しかったことがあったから、今に見てろという気があったから、ここにいるんだもん。







2002年10月14日(月)



 バーベキュー・・・

日曜日は、恒例うちのバーベキュー。
夫は自分のバーベキューがご自慢なのと(ようはバーベキュー奉行)、私へのねぎらいをかねて、
日曜日に何も無い限りは、彼がバーベキューを作ってくれる。

ここのところ、週末にいない夫が続いたので、バーベキューは久しぶり。
フットボールを見ながら焼いてくれる。
私はというと、下ごしらえとサイドでぃっしゅを作ればOKなのである。毎日日曜だといいんだけどねえ・・・笑

そんな中、二番目の子がグループプロジェクトのため友達の家にいったので夫がピックアップをしているあいだ、私が、バーベキュー奉行をしなくてはならず、一気に料理の鉄人化になった。一気に5皿つくりながら、庭とキッチンをいったりきたり、「焦がさないように・・・」との命令付き。
なんかにおうと思ったら、ブルーマフィンの粉で作ったケーキの上がこげてしまった。く。

2002年10月13日(日)



 エアショー・・・

久しぶりに家族行事。

エアショーに行ってきた。
一番下の子の友達と、二番目のこの友達をつれて、2台の車で出かける。
男の子チームはお父さんの車へ。女の子は私の車で。
途中、かなりの勢いで走っている前方の夫の車を見失う。もう!
行き先もチケットも持ってないので、まいったなと思っていると、携帯に電話が入る。(・・たくなあ)

入り口でおこずかいをもらった子供たちは、自分のいきたいアトラクションへと走っていった。
私は夫の仕事バへ、いっしょについていき、社交会話をしに行く。
しばし夫が仕事にいってしまったので、一人でぼーっ。

一時間ぐらいたっただろうか?
お金と暑さから疲れたガールズ軍団が集合場所へとやってきた。
お父さんからおこずかいをもらうと、また消えた。笑
最後のアトラクションが終わったので帰宅。

「今度はこっちの車のほうが早いよね?」

免許をとりにいっている一番上の子が隣に座っているので、調子こいてそうそう飛ばせないが、家についたら、ガールズのほうが早く着いた。笑





2002年10月12日(土)
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