ステップママ繁盛記



 手紙・・・

用事をすませて、夕方家に戻ると、夫はすでに帰宅していた。
荷物を冷蔵庫につめて、2Fにあがると、夫と一番上の子が、話し合いをしている。
今週末、教会の小旅行のことで、もめていた。彼女はいきたかったらしいが、結局夫に却下された。

部屋に戻っても、話し合いしてるし、なんかなーと思って、キッチンに飲み物をとりにいこうとしたら、二番目の子がやってきて、「はい、これっ!」と紙切れをくれた。夫に一枚、私に一枚。すでに、私の誕生日も夫の誕生日も先週終わっているので、はて?学校の連絡かなにかかなーと思ったら、私宛の、手紙みたいなカードだった。

内容を簡単にかいつまむと、「いつもありがとう、へまばかりしたりいうこときかなかったりしてごめんなさい、でも僕は桜のこと本当のママみたいに思ってるし、いっぱい愛しているよ」と書かれていた。そして、プロバスケの途中経過まで。笑
ひゃーいきなりで、びっくりしちゃうじゃないのおお。夫にあてたのも、読んでないが、なにやら感慨深いものだったらしく、丁寧に「ありがとう」と息子にいっていた。夫と私は、なんだかすこぶる機嫌がよくって、遅くまで音楽を聴いてまったり。二人ともがんばってきてよかったって思った。

私はというと、みんなの前でありがとうがいえなくて、今朝二人っきりにキッチンでなったので、「ありがとう」といったら、「うううん」って照れた顔をしていた。









2002年11月23日(土)



 シュリンプフライドライス・・・

先週から、二番目のこのスパニッシュのクラスでの課題。それは、スパニッシュを母国語とする国を選び、その国の有名な料理を作っての発表会に、シュリンプフライドライス(ようは、えびちゃーはん)を作って欲しいといわれた。
作るのはかまわないが・・・どうやらそれが、発表の採点の一部になるという。
作って〜っといわれても、まいったなあ、料理は大好きだが、人に食べてもらうほどの腕前でもない。それに、採点が入るなんて・・・

「いやだ〜〜〜」
「作って〜」
「いやだ〜〜〜ってば、自分で作りなよ」(冷たい)
「手伝うから〜〜!」
「え〜〜〜〜」
「だって、おいしいもん、桜の作るの」(ぴく)
「わかった、じゃ、手伝ってよ!」
「わかった!手伝う」

と、作るはめになってしまった。

シュリンプフライドライスは、発表の前日に作らなくてはならない。作る当日は彼はバスケットの試合にマネージャーとしていかなくてはならなかったのだが、手伝うというので、試合を応援にはいけないといって、まっすぐ帰ってきた。夕食の時間になって、2かいから降りてきて、しっかりと手をあらわせたまねぎをみじん切りにしたり、かきまぜたり、火を調節したりして、手伝ってくれた。
夕食も面倒くさいので、多めにつくって、同じメニュー。笑

発表のあった今日、帰ってきて、みんなおいしかったっていってたよ。それに、おのおの生徒のつける味の評価にもAをつけてくれてたよと教えてくれた。

どきどきしていたが、ほっとした。


2002年11月19日(火)



 お誕生日カード・・・

今月11日があたしの誕生日で、16日が夫の誕生日。
16日は夫は出張だったので、みんなが起きたころ電話をいれた。ひとりひとりに受話器が受け渡され、みんなでお誕生日おめでとうをいった。

翌日、夫が帰ってきて、一番下の子が手作りの誕生日カードを渡したようだ。
そして、翌日、あたしのところにきて、「ねえ、カード読んでくれた?」と聞くので、あれはお父さんにあてたんんじゃないの?と聞いたら、夫と私宛の誕生日カードだったようで、読んでよ〜〜〜〜といわれた。

夫はもうあたしが見ているものと思っているのか、渡してくれないので、いないときにこっそり読んだ。どうして、彼女が二人を愛しているかという5つの答えみたいなのが書いてあった。
そして、また、マッサージ券の切れ端が二人分、ついていた。

2002年11月17日(日)



 サルにでもわかる、ステップファミリー・・・

図書館に調べものに行った。見つけた本はなかったのだが、気に入った本をみつけたあと、ぶらぶらしていると、「サルにでもわかるステップファミリー」みたいな、ようは、初心者向けの軽くかみくだいたハウツーステップファミリーについての本を見つけた。

目次だけ目で追っても、あるあるあるある〜〜こういう問題。たくさん書かれていたり、アメリカの本だけあって、文化の違いや、人種の違うカップルのためやら、義理の家族とか、ゲイのカップルのためとかも書いてあるのには、ほー、と思った。ざっと本を見たけど、私は、これまでにステップの本を読んだことはない。いつか読んでみようかと思うのだが、ずっと手がでないでいた。

今回もまた、もとの場所に戻してしまった。
読んだら確かに参考になるだろう、でもこれは自分の家族であって、サルにでもわかるPC読本とは違う。こうやって、ここをクリックすれば、読んだ人全員が同じ結果がでるわけではない。この家族にはこの家族の流儀がある。なんとか自分で探してみたいと思うのは、石頭なのかな?




2002年11月12日(火)



 誕生日・・・

前奥が亡くなった次の日が私の誕生日。

誕生日の月って、毎年わくわくするけど、前奥の年から、別にそれといって、わくわくもなくなってしまった。
みんなで、ご飯を食べに行く。恒例で、誕生日の人が好きなレストランを選ぶことができる。

本当は、日本食に行きたかったけど、偏食の一番下には、キッズミールのないレストランにいってもつまらないだろうと、思い、普通のレストランにした。
夫は私はここには、ちょくちょくきているのだが、ま、なんでもメニューがそろっているしと思ってここにした。

延々、一番上の子が、ダディダディ聞いて聞いてといって、夫と二人の会話。会話の内容も自分ばっかりなのと、死について。
他の三人は、色物のよう。
しらける雰囲気が漂い、まただと思う。

先週、何が誕生日に欲しいということになり、「一回でいうことを聞いてくれればいいかな?」といったら、笑っていた。そのあとに、「マッサージかな?」といった。というのも、夫が近くにくると、肩のあたりをマッサージしてくれるものの、10秒もないことを告げたら・・・
夕食の最後に3人の継子から、マッサージいつでもしてくれるというプレゼントをもらった。

それを聞いていた、夫は、家に帰るなり、背中と肩をマッサージしてくれた。笑


2002年11月11日(月)



 三周忌・・・

今日は、前奥の三周忌。夫の弟がやってきていたので、毎週の恒例、バーベキューで過ごす。

3年たったんだなーと思った。
お香を焚いた。

2002年11月10日(日)



 お父さんが8人・・・

一ヶ月前から、一番上の子は、一番親しい友達のお母さんと、友達の誕生日のサプライズパーティを成功させるために、計画をたててきた。

おかげで、当日は、友達もびっくりな誕生日が繰り広げられたそうだ。
夜は、家族や親戚がサプライズで集まり、楽しい誕生日を迎えることができた彼女。

次の日、一番上の子が「○○(友達)、お誕生日に800ドルもらったんだって!」と半分うらめしそうに、半分あきれていってきた。

どうやら、その内訳は、すべて、お父さんからのお金らしい。
私は、現在のステップダディしかしらなかったので、えー。とびっくりしていたら、なんと、彼女(友達)には、一人の実父と、7人のステップダディがいるとのこと。その8人が彼女への誕生日プレゼントとして、お金を送ったものらしい。
なんか複雑。

とともに、そういう家族もいるんだなと思った。

2002年11月07日(木)



 いらいら・・・

なぜかずっといらいら。
そしてその後に必ず落ち込んでしまう。



2002年11月02日(土)
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