8月のお盆過ぎからインドネシアに里帰りしていたファテ○マさんから電話がありました。先週の木曜日に日本に戻ってきたとのこと。
「ファテちゃん帰ってきた〜?」 「ファテさん まだ〜?」
…と、ファテ○マさん人気はひきもきらない。 私はマネージャーじゃないけれど、テロのニュースなんかを聞くとココロがざわめく…。
ファテ○マさんの育った田んぼだらけの村は、テロが起こる心配が無く、そこから船の乗り継ぎの村まで3時間あまりかかるそうです。その船の乗り継ぎの村から飛行場へ行くまでの道のりや待ち時間を併せると24時間の長丁場です。 旅の疲れと日本が寒いのとで、「お風呂に長時間浸かっては眠る毎日。」だそうですが、思いの外ニホン語も達者で、インドネシア語混じりの会話を覚悟していた私は、拍子抜けするほどだったです。 もっとも日本に戻ってから「1,2日間は会話はインドネシア語ばっかりが出て困った〜。」と言ってましたので、私のところへの電話はだいぶこなれて来たあとだったんでしょう。うふふ
さっそく一番の吉報(であると思われる)○ヲちゃんに辟易している社長妹の話題を伝えました。 ファ:「やっぱり、そんなふうになりましたか。○ヲちゃんね、たぶん、更年期と思うネ。女の子の日「前」の一週間と女の子の日の「間」の一週間は、ずっとイライラしっぱなしね。C= (-。- ) フゥッ」
私:「と言うことは、一ヶ月の半分はイライラしてはるの?(゜▽゜;) オドロキー 周りの人達がたいへんだー。」
ファ:「それでもね、今は○ヲちゃんには感謝してるだ。○ヲちゃんのおかげで前からの夢が叶った。」
なんって可愛いこと言うんだろう!私がファテ○マさんとつきあいが続いてるのは、その澄んでキラキラした瞳でこんな素直な事を言う彼女の魅力から逃れられないせいもあるのです。気持ちを隠しだてする手段を持たないのかしら。上の空の時も、嘘をついている時もすぐにバレる彼女なんで、可愛くて仕方ないです。
ファテ○マさんは、この夏の帰国において弟と「家具をつくる。」工場の計画を実行にのせて来たそうな。帰郷前には漠然としたプランのように思えたが、もう既に「学校なんかに大量に机を売っている。」そうで、これはもう、「ファテ○マさんってば社長さんやなぁ!!(゜O゜)」こちらが驚くと「きーっしっしっしっ♪」と嬉しそうに笑う。
人生って、どこでどう転ぶのかわからないところが魅力なのでしょう。
やぁ、些末なことから大きなことまで、くよくよしている自分が恥ずかしく思えてきたぞう。 そんな時、ふと思い出したお話がありました。
昔々、旅の修行僧が2人 河を前にして渡れずに困っている女性に出会って、修行僧のうちの1人が女性をおぶって河を渡ってさしあげました。 女性をおぶっていない修行僧が、後ろから妬みとやっかみで悶々しながら、ついて渡っていきました。 合計3人無事に河を渡り終え女性とは別れ、修行僧達はまた旅の道を行きました。 「修行の身でありながら女人を背中に乗せるとは!」その晩、女性を乗っけてない修行僧が乗せた方の修行僧にイチャモンをつけました。
すると乗せた方の修行僧があきれながら、こう言ったそうな。 「私は困った人を助けて河を渡してあげただけだ。無事に渡り終えて別れたあと修行の道に戻っている。だけど、君はこうやって1日中、その女人のことを頭から手放そうとしなかった。そちらの方が不埒ではないか?」
と、こんな内容だったと思う。
つまりは「小さいことにいつまでも拘泥していりゅケツの穴の小さい奴。」と揶揄されたわけですな。 あ〜耳が痛い。"/(;-_-) ・・・
やはり人の数ほど個性がある。 個性の数ほど見解が違うわけで、これはもういちんち、是正することも贖罪することもままならぬ。 あきらめて手放していかねばならぬのか、しかし、なかなか手離れてはくれぬ… この頃、また夢を見出してから夜半目が覚め、一人じくじく夢の端切れをつなぎ合わせる所作で夜が明ける。 人間は考える葦であるのか、もっと身長の低い葦にしてほしいな、再び眠りたいから…。
とかなんとか、思いあぐねていたら今朝見つけた記事に「考えるクセも、また、一つの個性。」と書いてあった。
どっちやね〜ん?!
前を向いて、きっと自分なりに進んで行くんだろうな・自分らしく進んで行きたいとは思っています。
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