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HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2003年05月31日(土)
Deep Forest Deep Green


汲めども尽きぬ想いとは 

どこからやって 来るのだろう

ある日 ピタっと止まっても

再び じっとり 滲んでくる

最初は ほんの数滴で やがて川から 大河へと… 

飲み込まれるまで なすすべ持たず…

抗いきれない ほとばしる本流

森の奥深く 分け入れば 


源泉があるだろう 情念の…





2003年05月29日(木)
Deep sea  Blue sea


びょぅびょぅと うなり 吹きすさぶ風

胸のほむらを かきあつめ 

記憶の海に 一人漂う 一人沈む

鼻の尾根 くちびるの谷間 
辿るたび はかない幻影

拒絶と 誘惑の 二重構造
魅惑と 困惑の 狭間で軋む

明け方の船は 岸辺を離れ
寄る辺ない想いは 櫂を失う

出会った意味が 知りたくて…
生まれた意味を 教えて欲しい

耳を澄ます
耳を塞ぐ

孤独に囚われ 彷徨う海原
深い蒼 
深い層

溺れながら 碇をおろす





 

 



2003年05月28日(水)
ひゃくえん CD


ダ○ソーで、オペラのCD見つけたよよよよん〜♪

モーツァルトは、フィガロの結婚とドン・ジョバンニ

ロッシーニは、絹のはしごとセビーリャの理髪師

ヴェルディは、椿姫 乾杯の歌 運命の力

ワーグナーは、ワルキューレ ローエングリーン

殆ど、序曲ばっかりだけども、オーソドックスというか有名どころというか、安心して聴いていられるなぁ…。

アナログがしかしデジタルになると、上限と下限からはみ出た音は切れちゃうようで、も一つ、物足りない気もするが、百円だし、CDだし、文句は言わないでおこう。

乾杯の歌なんかは嬉しくて、ついつい、ポータブルMDの音量がでかくなっちゃうなぁ。
おいおい、満員電車の中だよぅよぅよぅ…。

自分だけは、ヘッドホンからしゃかしゃか音が漏れるようなバカタレにならないでおこうと、決めていたはずだのに…!!

そっと、ヘッドホンをずらして漏れ具合を確かめてみる。
かしゃかしゃは言わないけれど、朗々としたテノールが聞こえるなぁ。(笑)
ソプラノになるともっと通るだろうなぁ…。

まぁ、いっかー。ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

魂が地響きをたてて、グラグラと揺さぶられるような歌劇だというのに、いつもいつも殺人事件の音消しに使われるんだな…。

直近で使われていて、ショック☆<( ̄□ ̄;)>☆ショックだったのは『アート・オブ・ザ・ウォー』という映画。

先々週だか、民放でやっていた。

国連の子飼いのスパイが二重スパイによって陥れられ、やられる話し。

唯一の女性スパイが、ペットのネコちゃんに「ワーグナー」という名前をつけいているのだけれど、ワーグナーがお外に出たと入れ違いに、犯人がはいってきて…

ステレオのボリュームをあげられたなかで、なぶり殺しにされまんねん。(;´Д⊂)

たしかに、何重もの音の層のなかでは、叫び声や暴れる音なんかは、かき消されやすいわな…。

だけど、それによってオペラのイメージが悪くなるのは、しのびないのだな。

イメージが定着しちゃうから、ほんとうは、スター○ォーズにも使って欲しくないのだな。・・……(-。-) ボソッ

なんだか…

山下清風の日記になっちゃったよ…。



2003年05月26日(月)
謎の三角関係

彼氏居ない歴を驀進中の○ヲちゃんが、秘かに「つきあってもイイな♪」と狙っているのは、N田クンである。

そう、正月明けに2週間ほど出社拒否をし、経理担当がそろそろ退職の手続きを始めた頃…タコ社長が連れ戻して来たいわくつきの彼。

時々、発病する出社拒否病は、たんなるN田クンの怠慢によるものと思われていて、評判が芳しくなかった。

ある時、「N田おぼっちゃまが、また、出社拒否してサ、今年もう○度めだよ。ほんと、( ´ω`X( ´ω`X<ダメダーメ」と、遊びに行ったファ○マ邸で言うと、事情があきらかになった。

ファ○マさん曰く…

「N田くんは、○ヲちゃんにこき使われるのが、イヤなんや。N田くんの方が遙か先輩だのに、コピーやFAX頼んだり、他の部署においてある検査機までお使いに出すでしょう?N田クンは、“なんで僕ばっかり?!ムカ・・・(-_-メ)”と、こっそりワタシに言っていたよ。他に用事頼める人たくさんいてるのにねぇ。Hクンだっているし…。」

続けてファ○マさんが言うには、

「○ヲちゃんは、実は、N田クンが好き♪でも、N田クンは、○ヲちゃんのことがキライ!かわりにHクンは○ヲちゃんと別につきあってもよいと思っている。でも、○ヲちゃんがHクンのことキライ…。」

…と、おもしろい三角関係を教えてくれた。

そうだな、Hクンは女性に飢えているふしがある。

それはでも、彼女居ない歴の長いN田くんだって同じだ。

…とりあえず、○ヲちゃんは先輩を先輩と思わない大胆不敵な部分もあるので(だから、簡単にファ○マさんや、派遣社員をいびり辞めさせることができた。)N田クンのことだってアゴで使うことは造作ない。

ただ、N田クンのことが好きだから、余計と接点を持ちたいがために、用事を頼んでいたんだろうな。

事務所にコピーをとりにきたN田クンに「ファ○マさんに事情聞いたよ〜。そりゃあ、N田くんばっかり、こき使われてたんじゃあ割があわんよなぁ〜。」と声かけてみた。

N田クンは、「はぁ、僕ばっかり、イヤんなります。(# ̄З ̄) ブツブツ」と応えた。
私:「そう、Hクンも居てるのにナァ。これからなぁ、本当の気持ち、社長や他の責任者に伝えた方がいいよ〜。でないと、いつまで経っても、こき使われるよ〜。」と伝えておいた。

大人しい性質の彼のことだから、伝えることはできないと思う。それでも、ここ最近、出社拒否はなくなった。

人間刺激が無いと余計なことを考えるものだろうか、かねてからの疑問を、先日、事務所にFAXを使いに来たN田クンに、ぶつけてみた。

私:「あのさぁ、もし、○ヲちゃんから“結婚してほしい”って言われたらどないする?」

N田クンは、「?(゚_。)?(。_゚)?え?へ…。もごもご…。」どきまぎしている。

私:「絶対に○ヲちゃんには言いつけたりしないし、正直な気持ち聞かせて。」

N田クン:「それ、以前にファ○マさんにも聞かれたことがあります。」

そやろ、早く、誰かとひっついて会社辞めて欲しいと思ってるねん。(○ヲちゃん)

私:「だって、○ヲちゃんはN田クンのこと好きやしぃ…。ケッコンしてもエエと持ってるらしいねんデ。で、N田クンは、どうなのよ?!」

N田クンはどぎまぎしながらも、「イヤです!」きっぱりと断言した。

私:「そんなに○ヲちゃんのこと、キライなんか?(@'ω'@)ん?」

N田クン:「大キライっ!(゚д゚)/」 またしても、キッパリ!

あわれ○ヲちゃん玉砕。(ノ_・。)

用事をしにまた事務所に来たN田クンをつかまえて、新たな疑問をぶつけてみた。

私:「じゃぁさあ〜。Helenちゃん(自分でチャンづけはいかがなものかと思うけど。笑)が、N田クンに“ケッコンして〜”と頼んだら、どないする?(゚ー゚)ニヤリ」

我ながら意地悪な質問だ。

N田クンは、やはりしどろもどろに赤面しながら…

「はぁ、っケッコンします。」

私:「そうかーっ!グっ! (゚Д゚)g  お世辞でも嬉しいわー!ありがとう♪♪」


決して…


脅したわけではないからね。(笑)


しかし、こんな会話、万が一、○ヲちゃんの耳に入ったらおそろしいことになりまするね?

( ゚Д゚)<呪呪呪怨呪呪呪呪呪呪怨呪呪呪呪呪怨呪呪呪呪…

…のスカラー波が来そうだ。




2003年05月21日(水)
人間の悪いクセ

人間の悪いクセは…

『人さまに忠告をすること』だそうだ。

月曜日からPHP出版のカセット・ライブラリを通勤の往復…と、会社に着いてからもお掃除しながら、しつこくポータブルMDで聴いていた。

エンドレスで聴いていた。

板東英二声の関西弁の大学教授が、講師をなさっている。

1本まるまる聴いて、いちばん印象に残ったのが冒頭のワンフレーズだ。

先生さまは「人には絶対、チュウコクをしてはいけません。」と仰っている。

なぜならば…

本人にとっては<善意>のつもりでも…

「自分はお前より優れている。」
「お前は自分よりも劣っている。」

相手からしたら<言葉のゲンコツ>らしいんだ。

そうね、【忠告】の名を騙って、相手を思い通りに動かしたいのかもしれない。

私には、ずいぶん長い間、仲良くしていた友達がいた。

美人で華やかで確固たる意思を持っていて、自分の描いたシナリオ通りに人生を歩んでいるひと。

憧れで、友達で居ることが嬉しくて、かなり影響されていたように思う。

…ある時、忽然と「いくら影響されても、私には私しか歩み得ない人生がある。」という当たり前の事実にはっと気づいた。

…と同時に、かなりの批判をある時から「もう、要らない。」と思うようになり始めていた。

「あなたのために苦言を呈す。」とか…

「あなたのためを思って。」とか、口癖だった彼女。

額面通りに当分うけとめていた自分が、バカに思えてきた。

…んまぁ、下の目線に見られているような気がしないでもなかったけれど、自分自身が認めたくなかった、友達だと思っていたから…。
どんな言葉の刃だって甘んじて受け止めていたわ。

「遠慮のいらないのが友達同士。」という彼女の理念のもと、いつも彼女に言われているような事をお返しに言ってみたら、逆上されてしまった。

妙に鼻白んだ記憶がある。

【忠告】というペルソナを被って、後ろ手に鞭を隠し持つ…

そんなことを、自分はしないようにしなければ。








2003年05月19日(月)
子曰く…

子曰、後生可畏也、焉知來者之不如今也、四十五十而無聞焉、斯亦不足畏也已矣
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孔子先生が言わはるには、自分より若者を馬鹿者呼ばわりしてバカにしててはあきまへんぇ。意外や意外…侮れへんもんどすぇ、あんさん!あいつらはうちらよりあとから生まれてきただけで、うちらより劣っている保障はおまへんのんどす。せやけど40歳、50歳にもなってこれといった特徴がおへんようでは、さほど恐るるに足らしまへんよってにな…。 
 <<あやしい京都弁に超・意訳>>
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最近、<論語>に興味があったりします。(笑)
若い頃は、蘊蓄たれることは好きだけれど、たれられたらむやみやたらに反発したい気持ちが湧いてきたものです。

孔子の教えを優しく漫画にした文庫本をみつけました。

PHPから出されているカセット文庫は『人間通(にんげんつう)になるには…』という、うさんくさい表題がついているが、至極まっとうなことを教授先生が仰っていらして、論語を引き合いに出されている部分もあります。

各々違うソースから、3回同じ話しを聞いたので、思わず書き留めておくことに。

歯医者のジィ様先生は、よく言われていた。

「人間はなぁ…鉛はどこまで行ってもなまりやし、金はきん!」

それは、DNAからして運命が決まっているような、容赦ない言いようだ。(笑)

その理念にかねてからの疑問も絡めて、禅問答のような質問をしたことがある。
時間の概念を付加してみたらどうなるだろう。

私:「先生、それでは、歳取った“なまり”と、若い“金”と、どちらが賢いですか?」

先生:「うーん、むずかしいな、それ。“なまり”にもランクがあるしな。」

(+。+)あちゃ- まいった。(笑)

自分の若かりし頃を思い起こしてみる。

30歳代、40歳代が、えらく大人で臈長けたふうに思えてならなかったね。

自分には、若さ以外に取り柄が何もない。(仮に若さを取り柄と呼ぶのなら。)

経験してない未知の世界がいっぱいある。

知らないということは不安である。

今、「チッ(・д・)若さしか“売り”がないもんだから…。」とか「若さを“売り”にしやがって。」とか、

自分の若い頃を忘れて、ひがんでみたりする。

若さだけが“頼みの綱”だったことをすっかり忘れている。


『若いと言うことはエネルギーに満ちあふれていて、時間的な余裕もあるし、体力もある。生半可な生き方をしていては、追い越されるのは目に見えている。』と、いうことを孔子先生は仰いたいのかな…と、ふと思う。

時間を浪費することが、にちにち惜しくなってきました。



2003年05月18日(日)
スナイパー


犯人が、そっとステレオのボリュームをあげる。
黒手袋がクローズアップされる。

ワーグナーがビリビリ窓ガラスを震わす…。

硬い花器や灰皿で何度も「ガツッ!ガツッ!」と殴り殴られている人達のシルエットが画面をゆらす…。

そしてフローリングの床一面に、血だまりがどんどん膨らんでいく。





「オペラ」を殺人場面のBGMにするのは…

ヽ(;´Д`)ノヤ〜メ〜テ〜。。。



2003年05月17日(土)
すずめ

昨日の昼間、工場長がコピーを取りながら嬉しそうに「現場に雀が入ってきてなぁ…。」とのたまった。
最初、「すずめ」の部分がよく聞き取れなくって、「また、何をいうてんねん、このヲッサンは…。」ぐらいにしか、思えなかったのだが…。

耳を澄ますと、ちゅんちゅん♪と聞こえる。

事務所は2Fの片隅に部屋が仕切られてあり、残りの大半は室内作業場(工場)である。

天井のパイプだの配管だのがうねうねと組み込まれている中で、あっち飛びこっち飛びしている。

毒劇物の有機溶剤を使う工場内では早くしないと気化ガスにやられてしまう。

窓を全開にして、脱出を促す試みは昨日から失敗に終わっている。

今朝、現場作業員から聞いた話しでは、K課長が、長い棒の先にガムテープを粘着面を外にしてぐるぐる巻きにして(鳥もちふうにして)雀の捕獲を試みていたらしい。

(〃゚д゚;A … こやつはやっぱり… 前から感じていたけど…心底… ( ̄○ ̄)ア( ̄о ̄)ホ!

そんなもんで捕獲できるはずがなく、仮に捕獲できたとしても羽を傷めた雀が飛べるとでも思っているのか?!
なんて残酷なことしやがるんだっ!!(`ヘ´) プンプン。

さて、雀どん…
静かになったから出ていったかと思いきや、しばらくするとちゅんちゅん♪とやってくれる。
しかも、事務所の上の天井裏にまで入り込んで鳴いてくれるから、喧しいことこのうえない。

それにしても、2日目。
本日はたまさか出勤日の土曜日だったけれど、雀は密閉された工場内で月曜日まで2回の夜を過ごす。

昨朝、M下ヲジから豆ご飯をもらった残りで、オニギリを冷凍しておいた。現場作業員に頼んで、解凍して、雀の渡りそうなパイプの陰において貰った。



2003年05月15日(木)
人間の絆

ここ数日、格闘していたモームの「人間の絆」をやっと読み終えた。

若かりし頃は、ちょっと格好をつけて『純文学』なんかを読み上げて、いい気になっていたものだが、内容は殆ど憶えていない。

10代やそこいらで、ものの道理がわかるはずがない。

…かと言って、今現在、分別がついているかと言えば、それもあやしい。

モームの「月と六ペンス」と私の出会いはひょんなことからであった。

日本語が「ひらがな」と「カタカナ」しか、読めないフ○ティマさんは、究極の捨て魔である。

亡くなった膨大な旦那さんの書籍を捨てようとするなか、本の虫である私が懇願して譲り受けた中の1冊である。

この本は、原作が平易な英文のため、講座のテキストにつかわれたりするらしい。モームが画家のゴーギャンにインスパイアされて書いたと言われる。

出てくるゴーギャンモデルの男の煮ても焼いても食えないこと!!
芸術のためなら人の命を犠牲にしてもなんら痛痒を感じぬ男で、こんな人間に魂を抜かれたらひとたまりもない。悪魔的な魅力だ。

そして「人間の絆」はモームの半自叙伝的小説と言われている。

主人公の蝦足は、実際のモームを生涯悩ませた激しい吃音に置き換えてある。

ここに途中出てくる娼婦の女がこれまた「血も涙もない!」と言った形容がぴったりだった。
もっとも、この娼婦にはモデルがいなく架空の人物と思われる。
金のためだけに、主人公を利用し、男に捨てられては舞い戻ってくる娼婦。

いくらかどんでんがあり、最後には平凡な女性と平和な結婚をする主人公には少し物足りなさをかんじた。
最初に読んだ「月と六ペンス」があまりにもセンセーショナルだったせいか。

先に「人間の絆」が発表され、のちに「月と六ペンス」が出されたので、読む順番を間違ったかも知れぬ。

モームの作品の何が私を惹きつけてやまないかを考え続けている。

人間心理の描写がとにかく面白い。多面的である。
青くなったり赤くなったりする表情の裏の裏側が生き生きと描かれているように思われる。

言葉の真意の料理法がなにげに書かれているような気がする。

実生活で自分にとって意味不明だった相手の胸の内でつぶやかれる生の言葉に、触れることができるような錯覚がおきる。








2003年05月14日(水)
カスピ海ヨーグルト2

おとといの夜に菌を移植した。(牛乳パックに貰ってきたヨーグルトをほりこんだけだよ、おおげさな。笑)

この頃、暖かいから菌が活発だろうと10時PMにスタートした。

牛乳からヨーグルトが出来上がるまでの時間帯は…

だいたい夏6時間ぐらい。
冬はその倍。

冷蔵庫の中に入れると菌は活動をとめるので、常温で発酵さす。

夜の10時にはじめて翌朝の起床時間頃には、できあがるだろう…。

その算段だったのだが、少し涼しかったせいか軽く揺すってみたらまだ、牛乳がちゃぽちゃぽ言う。
ぷるぷるのヨーグルト状態には、ほど遠いな。

このところお昼に気温が上昇するので、心配で外にだしたまま仕事に行けない。
冷蔵庫にいれておく。

帰宅後、出してみるが、就寝間際になっても固まらない。
そのまま、一晩常温でおいてみた。

そして翌朝。(詳しくは今朝)

見事にぷるぷるのヨーグルトがっ!!

ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪

カスピ海ヨーグルトは舌にさす、酸味がないから(*δ,δ)σス・キ♪♪

ぬと〜っとスライムみたいに粘度があるのが、特徴かな。
お砂糖をいれなくても、市販のBガリヤヨーグルトみたいに、すっぱ過ぎて辛いことはない。

バナナが一番合うかな?
メロンやパイナップルのカットフルーツ、桃やみかんの缶詰…。
その時々にお家にある果物だけで、甘みはまかなえるように思う。

ヨーグルトにしろ、納豆にしろ、キムチにしろ…発酵食品は肉体への保険のような気がして、欠かせない。

だけれど…

後者2つは、匂いをはっせいさせるため、普段気軽に食べることはできない。

(;´д`)トホホ



2003年05月12日(月)
カスピ海ヨーグルト

この頃、お腹(具体的には腸)の健康を案じている。

パートの竹っちーが大量の下血による潰瘍性大腸炎で入院してから、ちょっと怖くなってきた。

もっとも竹っちーは、スーパーのお総菜で晩ご飯をすませ、インスタントラーメンがランチだったので自業自得というところか…。

腸の健康を守るために、ヨーグルトを意識して食べるようにしている。

そう、こんな時は、以前退職したパートのF田さんにいただいたカスピ海ヨーグルト!!

実は、とうの昔に我が家では滅亡していた。(おいっ

今日のお昼、電話して貰いうけに行く。(会社から5分)

「毎度、すみませんねぇ。。<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪」

気の善いF田さんは、文句を言うでもなく、優しく分けてくださる。

F田さんは、第二工場を本社に統合したとき、根性わるのF枝や竹っちーに押し出しポンプ式に会社を辞めさせられたうちの一人である。

・旦那さんが居る人
・年金を貰える歳の人
・今すぐ辞めさせられても生活は困らない人

…等を基準に社長が選んだんだけれど、おうおうにして社長の好みも入っている。

・お世辞の上手な人 を付け加えねばならぬ。

それが結果的には第二工場の人間を増長させ、本社でイジメを発生させ、すっかり空気が悪くなってしまった。

ま、その話は \( ̄ー\)(/ー ̄)/オイトイテ …

今度こそ、カスピ海ヨーグルトを活かさなきゃだわ。

納豆だって冷凍保存できる。

ヨーグルトは一般に乳製品だから、冷凍保存はできないが、「菌」の凍結目的なら、だいじょうぶなはず…。
そんな淡い期待を抱きネットで検索したら、ありました!!

冷凍保存の伝えられている最長保存期間は、1年半らしい!!
(解凍は電子レンジを使うとだめで、自然解凍をしないといけないらしい。)

素晴らしい!ブラボー!\(*´∇`*)/

なかなか良いところに勘が働き、嬉しかったのでした。

今夜、菌を移植するわよ〜う。

´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)ウフフフフフ



2003年05月11日(日)
感性といふもの…

街で背中の曲がったジィさまを見かけると、どうも涙腺が弱くなって仕方ない今日この頃…。

「ゴールデンウィークには東京へ居を移す。」と、歯医者のジィ様先生は仰った。京都の家の処分もあるだろうから、当分「行ったり、来たり…」らしいが、それにしても怖くて確かめることができない。

診療所へ行くことも、電話をかけることも、今の私にはできない。
現実を受け入れるには、もう少し時間が必要だ。

さて、歯医者のジィ様先生がかつて仰っていたことがある。
「人間はなるべく広い生活空間を持っていた方が良い。」

4畳半より8畳の…8畳より10畳の…
広い部屋で四肢を伸ばす環境なら心も些末にならないというのが彼の持論である。

「北海道みたいに広い土地で暮らせると良いな。」と彼は言っていた。

…とはいえ、現実に実行に移すのは難しい…。

最近、心のパーソナルスペースを意識して広げるにはどうしたら良いか…?を考える。

良書を読む。
良い芸術に触れる。

数年前、映画「フィフス・エレメンツ」の中で、異星人の歌手の歌声を聴き感動の涙を流すブルース・ウィリス(役柄で)を観て感動した。

本や歌の役柄に自己を投影して涙したことはあっても、歌そのものに感動して泣いたことは無い。

ブルース・ウィリスの役柄の感性が羨ましかった。

最近オペラにはまりだすようになって、良い芸術にふれることはすなわち、心のパーソナルスペースが広くなる可能性が高くなることではないか?

…とふと思ったりもする。



2003年05月07日(水)
びっくり箱2

今日、我が社の顧問税理事務所の丁稚さんが来た。

丁稚さんと言ってももう、60歳近い…。いや超えてるかも?
大正生まれのオーナーと丁稚さんの二人だけの税理事務所だけれども、丁稚さんは免許を持たない。

オーナーが亡くなったあと、どうするんだろ?

ま、\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/オイトイテ …

わたしはこの丁稚さんがあまり好きでないの、実は。

地声はでかいし守秘義務をまもらないし…。色黒のすだれハゲだし。(←外見はほっといてあげましょう。)

デリカシーが完全にないのね。

その丁稚さんが、タコ社長が書類をコピーする間、なにげに『びっくり箱』を手に取った。

(▼∀▼)ニヤリッ

思うところがあって、 「ご自由にお取り下さい。」 だけ書いて置いておいたのだよね。

丁稚サンは、開けるやいなや 「L(TOT)」 わ・わ・わ・わ・びっくりした〜!!」と、心底おどろいた声でのたもうた。

横目で見ながら黙っていた私だが…お腹の中では大爆笑!!

ひゃひゃひゃ〜 (∠T▽T)ノ彡☆お腹痛い・・・

ナイスリアクション賞♪をあげよう。


そのあと…

M下ヲジが事務所にやってきたので、「ちょっと、開けとかなあかんなぁ〜。」と、そそのかしてみた。

M下ヲジ…

「わっ!なんやこれ?!ブルッ((((ーωー;)))))。。。」アル中で普段から手の震う彼だが、マジで一瞬手が震えた。

げらげら o(^▽^)o げらげら

私:「(・∀・)イイ!!ねぇ〜〜!!なかなか良いリアクションするねぇ、キミ!!」

ナイスリアクション賞は、本日、2つ出た。





2003年05月04日(日)
オペラ

高校時代の音楽の先生が声楽(オペラ)を学んでらして、2年にいっぺんミニ・コンサートを開かれる。

テノールの♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!渋い声…

わたしは「あだな」というものを持たない(つけられていない)ので、教師も生徒も下の名前を呼び捨てにするフレンドリーな(?)高校だった。

そのテノールの素敵な声で呼ばれるとゾクゾクする。

母校は会社のすぐ側にあって、公立だが移動をするのが嫌な音楽教師は他校へ出されてもいつの間にか舞い戻って来ている。
教職が好きでなく、「教師は生活の糧!」とハッキリ言い切る彼は、唯一学校をサボる教師で有名だった。(今でもかな?)

フレアスカートの新卒の「ぶりっこ・ぶりっこ!!」(←今は死語・笑)と彼自身が揶揄していた不細工な女教師と我々が卒業後、コッソリ結婚した。
白髪のだいぶ目立つ年齢の彼らだが、子供が無い代わり仲良く暮らしている。

音楽教師は、私的には「個性的な顔立ち」だと思うけれど、一度、近所のレストランで目撃したことのあるタコ社長曰く「不細工!」。

不細工かなぁ…?(~ペ)ウーン

ま、横に\(・д\) ソレハ (/д・)/オイトイテ…

今年は、その2年にいっぺんの(コンサート)年にあたっていたのだが、どうしても抜けられない用事週間に私が入っていて、行くことができなかった。

先生は、小さなホールでピアノ一台をバックに一人で歌われるのだが、不肖の生徒の私はどうしても眠くなってしまう…。(こらこら

今年、わたしの「どうしても抜けられない用事週間」のうちあげに、とある串カツ屋さんが指定された。

時間ぴったりに行くと、まだ誰も来ていなかった。

仕舞た屋風のその串カツ屋さんの一室の戸は開け放たれ、カウンター席(とは言ってもそこも普通の商家を改造したような和室の一部)が、垣間見えた。

そこにおかれたオーディオセットから、テノールやバリトンのオペラが延々と流れていたラジオのオペラチャンネルなのだろうか…。

天井の低い日本家屋に響いて、そのミスマッチが(自称)変わり者の私の胸にどうも響いて…

待ち人(達)を一人正座して待つ私に降るように迫ってきたオペラ…。

そして今、オペラ週間に(一人)入っている私です。うふん

ツタヤに行ったんだけど、オペラのカテゴリってないのだす。(ノ_・。)
きわどくワーグナーとアベ・マリア(混合)を借りてきた。

願わくばデジタルでなく、アナログで大音量で聞きたいなぁ…。

しかし、なんで心に響くんだろう、今、オペラが…。

永年蓄積され、コップの水が溢れ出すように急にはまってしまったものが今年いくつかある。