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【沙亜子はいまだ、水の中】





◆ 凄いくらいに澄んだ、空、月



午後から用事があったから、昼までに走らなきゃ
と、いう事で走った
雨が強く降ったり止んだり、出かけるタイミングを計る
濡れてもいいけど、雷は嫌だ
行きはいいけど帰りがしんどい
究極の晴れ女、雲を蹴散らす
最後はもう集中力消えて歩いてしまう
良い走りとは言えないモノだった


快調な走りの時は、足のむくみが取れて、すっきり細くなる
足に変な疲れも出ない
が、今日の走りは最悪な足にする
むくみは普段より酷く、
しかも筋肉痛まで出たじゃないか
気持良く走れるかどうか、感覚的な問題も大切なのだね
嗚呼、月が綺麗だ
凄い




2004年07月31日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 待ちに待った週末です



同僚が、電車に飛込んだ女性の遺体を見た話を、得意気に話す
意気揚々としたその語りはとどまることを知らない
そうして力強く何度も言う


「相談してくれれば聞いてあげられたのに」
見ず知らずの人に同情を寄せる


相談をする気力が無かったから、
ハタ迷惑な死に方をしたんだろうに
この力強い生命力の彼女には近付くことも出来やしないよ
死んだ彼女の波長と似た、私の呟きだ


ぼうとしてたら招き寄せられる、その刹那


ああ、明日が休みで良かった
どしゃぶりだけにはなりませんように
精根尽きた30kmが走れますように




2004年07月30日(金)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 区切りをつけてもいいんじゃない?



悪夢に悩まされた時、改善策として
何者かに追われた時なら、
必ず振り返り、相手を確かめるという行為が有効だと学んだ


だから自分から心配事に飛込んだ
向かい合った
非難される事も覚悟して
、結果、
少し冷静さ、取り戻した気がした
まずは山を登る気力が出た


それにしても面藤テになってきたなあ
生きるなんて面藤テだ
頑張れば頑張る程に
手を上げてしまいたい


先が見えてきた
そんなに長くはないだろう
だから一途に生きる、
その姿勢、変えない
もっと、もっと


頑張らなくなったら私の終わり、
それでいい





2004年07月29日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ くぅーくぅーくぅーと、胃が鳴る音



胃が痛い
もう、最高に
心配事、最大に膨張


自分に言いたいのは一言
保身に走るな


大声で、みっともない程に、
自分だけが悪いんじゃないから!
とか言ったらスッキリするのかな
誰かに愚痴りまくれば気が晴れるのかな


そんなわけ、ない
絶対、ない



そんなことするくらいなら、
胃に穴くらい開けちゃいな



おかげで?仕事は絶好調
最近、ないほどの出来
突っ走る
低迷の時程、頑張る癖は昔から
だから落ち込む姿の私を誰も知らない
あたり前か



見せないないからね、そんなぶざまなとこ










2004年07月27日(火)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ どこから湧いているのかわからない臭いに困惑



久々に筋肉痛、少し
いー感じかも
が、腰の痛さは相変わらずで、寝返りもをうつのも一苦労
雨上がりの涼しさ、走るにはグッドタイミングなのに、行けない寂しさ
週末がこんな天気になりますように


11月のフルマラソンの申し込みを済ませる
いよいよだと思ったら、ドキドキしてきた
が、本番はまだ4ヶ月も先なのだ
先は長い
時間はある
やれる事は一杯




深夜のKちゃんのメールは、あがた森魚の絶賛メール
初めてブランキーのテープをくれた時、
テープの空きにあがた森魚を一曲入れてきた
ただ私はどう感想を返せばいいのか
言葉が出ない




2004年07月26日(月)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 自己満足でもいいんだ。満たす事にこだわりたい。



あー、やったよー
まじの30km!
トイレ、給水2回
各3分
ただ、トコトコトコ
夕方はかなり涼しく、強風さえも絶好の条件
問題は胃がかなり悪い状態で、胃液まで込み上げてきた
胃の具合いが悪いというのは最悪
でも、歩いてしまうと
真っ暗闇の河川敷、こわくてしょうがないので
トコトコトコ、我慢して走る
市街地に差し苅テかる手前、
コウモリの群れが花道を飾る
行きはツバメが迎えてくれていた
夏場に長距離にこだわるのは単なる自己満足なのかも
胃の具合いが悪いのに走りきっちゃうなんて
でも、今日の自己を満たす事にこだわりたいんだ
あー、満足




2004年07月25日(日)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ もっともっと追い込んでみたい。



何だか昨日の軽い興奮が微熱のように残り
今朝も五時に起きて、走りに行くタイミングを計る
今日は40kmを走ってやろうじゃないか!と、
意気込んではみたものの、
途中の朝日の強さに少しびびり、
結局、高尾山を走ることにした
んで、只今終了、5時間
茶屋のおカミさんに顔を覚えられ、
いつも頑張ってるねと声をかけられる
いえいえ、貴方の根性には負けますと、
心の奥で呟いた
女ぷりのイカシタした人だった
途中、山の峰が巨大な人間の目に見えてこわかった
山は気を抜くと途端に心の隙間に入り込む
が、まだ山を走ってるより歩く方が多い




2004年07月24日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 極上人参、プリーズ



東京国際女子マラソンの参加標準記録が15分緩くなるという記事を目にする
心臓、ドキドキした
その記録なら、一年位時間をかければ、達成出来る、かも、しれないから
かも、よ
かも
国際女子マラソンは国内大会の最高峰
そこまで頑張れるとは思ってない
そこまで頑張ったら、、、
きっと走る楽しさなんて吹き飛んでしまう気がする
努力することにも飽きるだろう
まだ楽しんでない
楽しさを味わってない
それでも
こんな手の届く人参を目の前にぶら下げられたら
飛び付きたくなる
極上の人参を!
甘いか、苦いか
食す覚悟を!
、てね




2004年07月23日(金)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 疲れたよ、コロちゃん!



なんで彼女はライブをしないんだろ?
ライブの延期から半年、体調不調のために休養中なのだと知った
彼女が15才の時からライブに行くようになる
メジャーからインディーズに移ってからずっと、
Kちゃんと一緒に
偶然にも、ほぼ同時に彼女の存在を知り、
CD3枚買った頃、お互いに好きで聴いてたと知る
アーティストは星の数ほどいるのにね
彼女の前に立ち止まるKちゃん、すごいよキミ!
などと、そんな自分さえ誉めたくなった
最近、知る
彼女が今世紀残したいCDはSherbetの「セキララ」と語ったらしい
彼女の病気は心の病から来るものと言われている




2004年07月22日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 「ギタリストの指を見ていたい」





そうしてぽつんと深夜、
Kちゃんからメールが入る


「ブランキー☆サイコー」
お酒を飲んで、切なくなって、
そうしてメールで気持ちをこぼしてくる



未だにブランキー喪失の穴が埋められてない模様
いや、埋める気もないのだろう







ブランキー時代のベンジーより、
今のベンジーはより陽気で奔放で自由な雰囲気を漂わせている
、気がする



ブランキーの頃は、
あまりギター・アクションもなく、
ただ立っているその立ち姿がストイックさを増し、
余計なMCをしないところが神々しさを見せつけていた


三人の登場は地響きのような怒号が鳴り響き、
よりブランキーのイメージを作り出していた


そのイメージが先行し過ぎ
普段の彼らの素朴な性格さえ、ステージには表れることがなかった
それもいい
それもよかったんだけど


今の彼らもいい感じ
柔らかく、制約もない所で、
悠々と立ち振る舞う、
そんな気がして、何だかそれはそれで嬉しい




まるで条件反射のように、音を綴る
小さな風の反応に、小さな笑顔で応える


ああ、笑った
ベンジーが笑った
ブランキーの頃は、最後の方のライブでしか見たことなかった
彼らの笑顔
彼らのジョーク
柔らかな天使が通り過ぎる






素直なんだなあ
素直で敏感な感性
絶対に逃がさない、瞬間の感性


だから味わいたいのだ
ゆっくりと隅々まで
その細やかな変化を逃したくないのだ





「ギタリストの指を見ていたい」
そう言ったのはKちゃん
私もそう思う、そう言いたかったけど言わない
ただ暴れるために前列に潜り込みたいのではなくて


ギタリストの指を!
ギタリストの指を!








またクリスマスあたりのライブでは、
メロウでスローでセンチな選曲が聴けるのかな






Kちゃんは音楽雑誌をほとんど読まない
私も最近、めっきり読まなくなった




他人の批評、記事に染まる前に
自分の感性で、先入観無しで音楽を聴きたいからだ
正直、音楽雑誌は好きじゃなくなってきた




おかげで情報も少なくなっちゃったけど
それもいい感じ




情報が少ないほうが、自分の軸をしっかり感じられる
結局は自分
最後は自分
自分次第だと、胡散臭い自分がそう訴える
笑えるね





ブランキーはブランキー
JUDEはJUDE
違うものだと認識する
言い聞かす



が、聞き分けのないKちゃんの心が
電波にのって
また、ほら、飛んで来る











2004年07月21日(水)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ ★Tank Lorry Acrobats 



JUDE  Tank Lorry Acrobats GIGS
  2004 7/16 リキッドルームebisu






初めて行く恵比寿のリキッドルームの中は、クアトロに似てて
こじんまりとして、低い天井が良さげな雰囲気の予感を醸し出していた




待ち合わせのKちゃん、なかなか会場に入って来ない
先にお気に入りの位置を探す


最近、最前列にこだわらなくなった
というより、落ち着いて聞きたくなったのだ


タワレコのイベントはとても酷いものだった
ただ暴れたいだけの聴衆
人を嫌な気分に引きずりこんで楽しむ輩達
曲調に関係なく、右に左に押し合い、
汚い言葉で挑発しあう
何しに来たんだか
汚らしいストレスを持ち込んで
殴りあう人達



ブランキーの頃から、
今までそんな事平気だった
肘鉄喰らおうが、流血しようが、痴漢にあおうが
たいしたことではなかったのに





最前列は自分の意思の融通はきかない
自分の心拍数で、自分の思うとおりの踊りは出来ない
集団の中で、自分の呼吸も意思も流されて行く


そしてその時の記憶さえもまばらになって
曖昧に消えて行く
音楽を噛み締める余裕も無く





それこそストレス
とってもストレス


そこから離れて自由に音楽を堪能したくなった
もっと自分のペースで耳を澄ませ、
五感をとぎらせ
そして自由に踊りたくなった






だからここのところ、もっぱら最前列を離れ、
ステージを見渡せる位置が良くなる
ただ、残念なのは、「ギタリストの指」を見れない事
世界で一番色気のある存在の指なのに





遅れて来たKちゃん、ひょこひょこ最前列に行く
遅れて来て、ずーずーしぃ!








ここの音響は乾いてる
反響少なく、海底のほの暗い奥底、
乾燥した音が響いていた




新しいドラマーの「ポーテ」、池畑氏ほどではないが、
なかなか重い感じなのに、スピードがある
選曲も、間髪入れない疾走感が際立っていて
兎に角、走る!走る!走る!


二曲ほど、わざとテンポを速め、滑らせ、
聴衆を振りほどこうとしていた
既に余裕のコンビネーション


聴衆の期待を裏切ることの無い流れ、勢い
曖昧なメロディーを持ち込むことなく
「シルベット」でさえ、激しさを感じる


「Diduri Didura」
アレンジ、曲調、歌い方、全て好きな曲
聴けて良かったけど
前回のライブの歌い方の方が好きかも






過去のベンジーのライブの滑り出しから言うと、
異例の出来上がりの良さを感じる




池畑氏を迎えてのJUDEの始め、
まとまりものりも悪く、
演奏にベンジーのボーカルが付いて行かなかったこともあったけど
ツアーの最初なんていつもそんなものだった
ブランキーの頃からそんな感じで
ツアーの最終日で、あっという勢いを見せ付ける、
そんなパターンが多かった気がする




が、今回の出来上がりの良さはどうだろう
兎に角、決まるのだ
どこをとっても決まっているのだ





ただ、その点について、Kちゃんも思っていてこう言った


「浅井君のギターの印象が薄かった気がする」


バツが悪そうに、出してしまった言葉を後悔しながら
私もそれは彼の前で言ってはいけないと思い、
言わないでいたけど
何となく、三人かなりしっくり行き過ぎている気もする







それでも前回のメンバーの印象が、
吹き飛ぶ勢いなのは間違いない気がした





メンバーが違えば音も変わる
毎回、色んな変化を楽しめるのもライブの良さ
秋の公演まで、どのように変化していくのか、
それも楽しみだ




池畑氏参加の時は、かなりの変化だった
しばらくは後を引くほどの余韻











kちゃん曰く、
「浅井君はアメリカ的な歌詞に音」
「中村君はヨーロッパ的」
「まったく違う嗜好性のあの三人が
 ブランキーの音としてシンクロしたこともすごい」



ふむ
そうなのかな?
でも違う音の集まりだから
より印象的に聞こえるということもあるのかな
ふと考える






Kちゃんの性格の頑固さ、理想というのは偏り過ぎていて
私の意見など聞いてなどくれない


「どの曲が良かった?」
そんな簡単な質問でさえ「人に言うべきものじゃない」と拒む


大切なことは人には言いたくないらしい
胸に秘めることが多すぎるんだよ!
未だに思春期なんだから



でも、それはある意味正解
私のこうした意見だって、
人によっては腹が立つものだったりするし
私だって、まるで受け入れられない意見に出会ったら、
「そんな意見もあるよねー」なんて、
素直に受け入れられるわけないもん、多分










それでもこんなライブの夜くらいは、
思いっきり語り合いたいもんだ









2004年07月20日(火)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ そして、起きて。また走りに行く。



やっぱ、素直に山に走りに行っとけば良かった夏の日
朝七時、空とにらめっこしながら、
山に行くか、河川敷を走るか考えて
雲の多さを考慮して、河川敷を走ることにする
途中ちらっと雨が降り、やったね!と思うも束の間、
焼け死ぬかも!という熱射の日差しの中、
覚悟を決めて帰ることとなる
それでも、そんなランナー、数多く、
夏に期待をかける意気込みを感じる
んで、帰ってした事、
とてもとてもしてみたかった事、
昼寝!をしたのだ
昼寝なんて何年ぶりだろう
朝寝坊もあんまりしない
だらけたいい感じではない?
ふふふ、はははは




2004年07月19日(月)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ かき氷が遠のく。それは辛い出来事だった。



高尾山3時間走
気力と時間が足りず、陣馬山までは行かず
小仏城山の往復のみ
あまりに意欲が無く、山頂のオバケかき氷を楽しみに行ったのに売り切れ
がちょーん
しぶしぶ下山
家に帰るといい感じに日が暮れてて
河川敷へと、くすぶる気持を預けに行く
高尾帰りは足が軽くなってる
程良いペースで2時間を快走
本当に快走だった
走り終えて、腕を触るとザラザラした感触
埃?かと思ったら、白い結晶
汗が乾いて塩になってた
満足した?
十分に?
体は、うんとうなずく
心は、また明日も!と、
せかす、せかす、せかす
藤テれ伏すまでと




2004年07月18日(日)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 取り残される。今日という日に。



昼間しか時間が取れず、木陰の多いいつもの公園を走る
が、暑さのためか、モチベーション上がらず、
15kmしか走れなかった
休日なのに、その程度しか走れないんてね
去年の今頃、ここで20kmとか25kmとか走った事があったけど
なんて一途だったんだろうと感心しちゃうよ
今は長い距離走るには、ここでは難しく、
強制的にでも遠くまで行かないと走りきれない
心残りの休日
出来なかったという気持に支配される
腰は相変わらず悪い
仰向けで寝れない
寝返りが出来ない
ストレッチもマッサージも追い付かない
そして胃も
明日こそ思い通りの一日を




2004年07月17日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ それでもバテルもんかと走り続ける



プレッシャー、来訪
心配ごと重なり、胃が壊れそう
誰かは言う
回りに愚痴ればスッキリするよ、と
誰かって誰?
そんな事してスッキリした試し無し
反対に説教されたり、意に反した言葉の羅列にうんざりするばかり
みっともない自分を引き受けられるのは自分だけ
だから自分の奥にのめりこませた
胃が、それはもたないと訴える
感情がそれくらい耐えなさいよと追い討ち
結局苦しみたいのだ
苦しみに流されたいのだ
苦しんでれば償えると思いこんでいるのだ
仕事中、胃を殴られる衝撃を喰らう
誰にも悟られないように
胃を抱え込む





2004年07月16日(金)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 何処もかしこも。体も精神も。痛みだらけの夏。



女だから大切にされるべき
子供だから親から守られるべき
生徒だから先生に理解されるべき
国民は国に生活を保証されるべき


そんな厚かましい考えに嫌悪を覚える
どれだけ自分で自分の責任を取っていけるか
それが肝心なのだ
小さな子供であっても
返せも出来ない恩を過大に親から注がれても
重荷なだけなのだ
幼い私はそう思い、今でもそれは変わらない


Kちゃんもそんな一人
独りで逝く覚悟を
悲哀を抱えて生きる
同じ質だから惹かれ合うのかもね
きっと一生彼に対する気持は変わらない
例え、他の誰かの元へ行ったとしても




2004年07月15日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 私の中に自分を見ている、その瞳



やっとKちゃんにチケットを渡す
なかなか会う約束が出来ずにいた
休日は走るために使いたかったから
走るために半日は潰れる
気力は殆んどなくなる
余裕が無くなる
余裕を使い果たすまで走りたいのだ
そういう私を彼は理解している
間違い無く
自分に気を使って、

自らのしたい事を押さえることをさせたくないのだ
したいように
望むように
時に回りを悩ませる結果となっても
自分を曲げない
世間と相入れない不純物となっても、だ
そういう人間が好きだ
そういう人間を大切にしたい
一切の口を挟む事無く
Kちゃんは、私を別格視する




2004年07月12日(月)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 昼下がりにもう一度、Runをお願い



早朝五時
思いがけず涼しい空気の中
3時間走りきる
朝はまだ腰が固まってて痛かった
首も相変わらず
モチベーションが上がるまで休んでいたら走れなくなるから
走りながらいくしかない
だから走る
疲れてても走る
いや、疲れ果てるまで走りたいのだろう
理想は全力を出しきるレース
それは至難
だからコガレル
楽しむことは楽をすることではない
自分の隅から隅まで味わい尽くし、
力果てる感覚
私にはそれしかない
河敷は、早朝にもかかわらず、
散歩族が占拠
野球場では真剣気味の草野球
ふと、草むらからトランペットの音
一瞬の風が吹く




2004年07月11日(日)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ とても低く流れる雲は暗かった



何かねー、
さっきまで死神に首をしめられたらなあと、思ってたのだよ


それは今が充実して
その充実に執着し始めたから
ここまで積み上げた
やっと塵が小さな小さな山になって
いい気になって
跳ね上がって


崩したくないじゃない?
降りたくないじゃない?


何か、だから、
止まれーとか
もうここでいいやーとか
隙間をぬって、止めたくなる


通りすがりに首をしめようとされたら
素直にどうぞと差し出してしまいそうな


そんな白昼


首が痛い
首が痛いとすべてが面藤テになる
面藤テな気持に占領されてる







2004年07月10日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 新しいウエアをまとい、いざ。



手首から肘にかけて
アマノカワのように
黒い影が流れていた
それでも、一晩冷やしてたから酷いコトにはならなかった、と思う
かなり腫れてはいるけど
手首に赤紫の筋が出来てた
長短七本
まるでリストカットでもしたかのように
どういう転び方をしたんだ?
昨晩はヤバイなあと思った
指を動かすと不自然な音がするし
神経を痛めたのかと思ってた
とりあえず、今日は走った、二時間
あー、あの軽やかな股関節はイズコ?という位、固い走り
それでも一ヶ月前に比べれば成長はあるはず
そうして自分を慰めた
不調をもたらす酷暑







2004年07月09日(金)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 悲惨な出来事はある日突然に



やるかな、まったく
何かサイテー
ゴキブリ一匹のために命落とすとこだった
今年一番の熱い日に
今年一番のドデカいゴキブリが風呂にいたわけですよ
意気揚々としてですね、殺虫剤をかけてですね
・・・すっころんじゃいました!
見事!
ナイス!
ワンダフル!
こんな転び方、近年ありませんでしたね
ゴキブリの逆襲にびびったんだねー
顔に飛んで来るんだもん
で、足は守った!
がっ!
手首から肘、骨と血管がボコボコになってるんですけど!
色が黒いんですけど!
骨がへっこんでるんですけど!
どうなる私!



明日に続く!




2004年07月08日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 瓶詰めジャムを山ほど貰う幸せ



腰が痛い
足の付け根、股にかけて
ヤバイくらいに痛い
それでも走れないこともないなあと、
浅はかな考えが浮かぶけど
かなり我慢をしいて
走るのは休みにしなくちゃね
ホントに我慢だよ、我慢
うぅー
テニプリ見て、ナルト見て、はあー
皆こうしてTV見て時間潰してるのかあ
なんちゅうか・・・
退屈すぎて眠くなーる
微々たるボーナスが出た
が、またランニング・シューズを買うことになる
左足だけ擦り減りが大きい
変な癖がついちゃってるなあ
今までの4足、全部擦り減り方が違う
なかなか良いフォームは身に付かないモンダ
が、だめになるの早いよぉ




2004年07月07日(水)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 極めて私信なつれづれをば捧げる



A嬢へ
久々の音信、ありがとう
多分、生きているんじゃないかと思い、
じっと良い子にしてお待ちしてました
大切な人な対しては、あまりまめな連絡をしない私
私の知らないとこで、楽しんで暮してればいいかなあ、と
たとえ下降線とわかっていても、
てか、そういう時こそ、手を出す事はしないけどね
弱っている時は一人でいたい
そんな時に擦り寄ってくる輩は嫌いだ
アンタはホント面白いね
女で面白いと思ったのはアンタくらいだ
自分の感覚に揺るぎないものを持ってて
傷つけたらどうしようという心配もいらし!
またバカ話しよーぜ




2004年07月06日(火)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 閃き注ぐプリズム、新たな世界へ



昨日は会心の20km走が出来た
高尾山での急下り走が、固い股関節をほぐしてくれたみたい
練習では絶対に走れない速さで駆け抜けた
いつもは足が気持に追い付かず、もどかしくってしょうがないのに
昨日の速さは分岐点だった気がする
薄皮一枚のプリズム、
いつもと変わらない風景でも
まるで違うゴールをもたらすくらいの
何か決定的なモノを感じる
自分が思っているより、もっと違う世界にたどり着けるかもしれない
今以上苦しくっても
何度も今を越える、その繰り返し
が、腰がっ!
さすがに今日は休みだね
あの感覚に再び出会いたい




2004年07月05日(月)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 城山のおばけかき氷が切ない



前回程の筋肉痛は出なかった
が、だるだるの体
だるくてずーっと牛乳とヨーグルトを食し続ける
乳に体を乗っ取られそう
おまけにだるい今朝の夢
同窓会
一番、真面目で良い人達の集団
この中で認められたくて、一生懸命でケナゲで一途だったあの頃の私
でも心は溶け合わなかった
夢の中でも違和感消えず
透明な海の表面で浮かぶ不純物になった気分
心の中では
あの人達のような生き方が落ち着くのだと思い込んでいるのかも
夢はそう言う
現実は、とんでもなくてよ!と言う
夢は私の一部ではない
夢は別人間が見せる
私は現実を生きる




2004年07月04日(日)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 神秘の魅力は複テさに通じるって本当だと思った



刺激を貰いに高尾山へ行く
折角昨日整体に行ったのに
腰の具合いは最悪に悪かった
無理しないように無理をする
休日の山はランナーだらけ
世界何処に行ってもランナーはいるんだろうな
毎回、帰り道、わざとじゃないのに間違える
生来からの地図の読めないタイプの方向音痴なのだろうな
いきなり山道から舗装路に出てびびる
人がまるっきりいない道
しかもなんか暗い
とりあえず走る
スピード練習だーいと、走る走る
まるで地獄の果てまで堕ちるのかと不安がよぎる
途中、門があり、施錠が!
が、通っちゃだめとはない
複テかったなあ




2004年07月03日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ つまりですね、他人が気になるというのは生活に刺激が足りないからですよ



欲望全開女の口、は更に暴走を極める
「あの人って、何か気持悪いね」
←本人に聞こえるように
転落死した2才の子のニュースを聞いて↓
「たった2才で死ぬんだったら生まれてこない方がまし。
親も産んで損したんじゃない?」
「あんな不細工な顔で結婚できるなんて
見たこともない不細工顔」
←自分だって、相当・・・いや、言うまい
「障害者と一緒にいると自分まで変に見られる
障害者は生きている価値無し」
自分の否は認めない
自分の価値観は揺るぎ無い地球の中心
既に正常な感覚を感じない
動物園の檻の中がふさわしい生き物




2004年07月02日(金)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 楽しいだけじゃあ物足りないんだ。苦しさだって楽しさなんだ。



レース後は関節が柔らかくなっていて
しばらくは気持いいスピードで走れる
汗がたくさん出ているはずなのに
自らおこす風で、涼しく乾いていく
10kmのタイムの4.5倍がフルマラソンのタイムに近いと聞いたことがある
しょっちゅう、そんな計算をして想像してる
今ならこの位
一ヶ月後はこの位
本番なら・・・
やっと膝痛から解放されて
イメージが広がってきた
速さが増す毎に苦しいけど
今、エントリーしているレースは3個
来月になるともっと増える
ニヤニヤしながらカレンダーを埋める
まだ見ぬ自分を創る秋
暑い夏なのに、気分は秋




2004年07月01日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

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