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◆ 人のどんな悲しみにも巻き込まれないというのは、世間では褒められたものではないらしい |
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父と同じ病気、悪性の脳腫瘍で死んだという同僚 全く同じ発症、進行、死に方で 眉間に皺を作りながらも結構な盛り上がり 「最期は悲しかったと思わない?泣いちゃったよね?」 と言うから、 「いや、泣かない。 寧ろ、父がやっと楽になれて肩の荷が下りたかもしれない、 いや、本当は何も感じないように準備していた。 だって、自分のことではないんだもん」 どーして?どーして?と彼女は責めるように言った。 自分の親なのに、どうして泣かなかったの? 泣きたくないのに泣くわけにはいかない 父が何度も自殺未遂やら失踪をしても、私は泣いたことはなかった 影で色んな人が。私を冷たい娘だと言ってた事も知ってる でも、こんな私だからこその長所 他人の様々な感情に巻き込まれない 前述の同僚、結構トラブルメーカーを呼び込む体質らしい それらを排除出来ない、弱気なとこがある だから、彼女は私が気に入っているのかもしれない 信じられないという言葉を繰り返しながらも 2004年01月31日(土)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ くるみ入りパンが好き、ストーブの灯りが好き |
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MRIの結果は関節液が溜ってるせいで、膝が痛むらしい 思わず、その程度なら週末のレースを走れるかな?と頭をよぎった 喉元過ぎれば何とやら、だ とりあえず当日まで考えとこ サンプラザ中野のライブも行われるというし 行こうな、行こうなか レースは棄権しても ←既に行く気 んで、買い物 姉と妹にチョコ、母と叔母に暖かい何か お年玉のお礼に 叔母とは子供の時に何度か会ってるのに、暗過ぎるオーラに尻込みして、まともな会話をしたことない 今の何処から見ても普通な雰囲気にびっくりする 集団に静かにたたずむ姿に安堵を感じる 2004年01月30日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 生きるにもエナジー、死を求めるにもエナジー |
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母が言った 叔母から私へのお年玉が届いてるよ、と 何で?と、びっくりした 未だかつて叔母から貰ったことなどないからだ 最近、何かにつけて来るようになったのよ、と きっと、母の事を思いやっているのだろう 精神科の病院を退院したのはつい最近 30代からずっと 人を気遣える余裕など欠片も無かった 何度も自殺未遂を図った 母の悲しみに、何かしてあげたいと、心が動いたのだ 叔母が死に執着しなくなったのは 老いも関係している気がする 年より老けた体を引きずる姿 生きていくだけで精一杯 死を望むにも僅かのエナジーが必要 2004年01月29日(木)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 初心者はね、空を見上げる余裕が必要なの。完走の為にはね。 |
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虐待児の話になる 似たような経験をした彼女は「虐待する親なんて信じられない」と言った でも他の人は「色んな事があるね」と言ったきり グループの中の一人が、子供を残して家を飛び出して別居中だから 子供の話題にいかないように 遠くの知らない人に深い感情は送れない 側に寄り添う人の辛い顔は見たくないだけ 「酷い親がいるもんだね」 当たり障りのない言葉しか言えない それ以上出る言葉はない 守りたいのはいつも側にいる人 挨拶を交わす人 私の余裕は貴方を守る為にある 世界平和を守る為何かじゃない 器量、狭い けど、いい 2004年01月28日(水)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 湯気立ち込めるカフェオレの向こうでは貴方達の笑い声が |
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美容院に行く 切り揃えるだけですいたりしないでと言ったのに バリバリにレイヤーが入ってて、しかも思いっ切り切られ、全体のボリュームが無くなり、顔が貧弱に見えた 技術を見せびらかしたいだけの美容師なんて最低 髪に魂か神経でも宿っているのか、減ってしまった髪に哀愁を感じる まじ凹み中 引きずる足を見た回りの反応は、やっぱりという感じ 「結構オッチョコチョイね」等 カチンと来ても受け流す 本当の事を言いたくないから 大切な事は簡単に話したくない それって案外みんなそうじゃないかと思う 2004年01月27日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 週末の空はどうですか?風はどうですか?気になる気持、どうしたらいいですか? |
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昨日のレース 後半の走りは理想通り、目標タイムをクリア出来た それだけが救いのレースだった 本当は勇気をだして棄権すべきだったのだ 次の日になっても気分はクサクサしてる 自分の馬鹿さ加減を責め、しばらく続く退屈な日々 明日職場へ行けば、何人もの人にこの愚かさを説明しなければならない煩わしさ それを想像しただけでも腐ってくる 腐れ、腐れ、腐りたいだけ腐ればいい そうして刻み込むんだ 忘れないように この嫌な気分を 医者は半月板損傷の疑い有りと言った 一気に目が覚めた 週末また大会に出るどころじゃないんだぞ、と 2004年01月26日(月)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ だめだとわかってても風を起こす誘惑には勝てないのだ。空がそう言うんだもん |
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横田基地でのレース、待ちこがれたロケーションだった 棄権だな、とスタートに立った瞬間に感じた 膝が全く調子悪い 出だしで最後尾群から既に数十メートル離れてしまう が、これ以上離されると迷子になりそうな複雑なコース 5kmまでは情けないほど、涙が出そうになる程痛みが辛かった 10kmまで耐えた 段々痛みに慣れたのか、足が動くようになった 青空が広かった 私たちのとこまで降りて来てる気がした 山々の間に富士山が見えた 明日の事はもういいと思った ピッチを上げた 次第に呼吸の苦しさが痛みを越えた イケル、風を起こせる 2004年01月25日(日)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 他人の心の内を分析する自由は自分の中だけに留める、それが賢明 |
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30km走ろうと思った 明日のレースで記録更新を狙ってないし 今日は大学の陸上部が続々と練習していた 駅伝で走ってた学校ばかり 優勝校のあの学校もいた カッコ良さに惚れ惚れ 20kmで膝に来た 残り、歩いた 痛い足を引きずっての10kmはかなりツライ 姉と叔母の話をした ひょんな事で久方に顔を見た ずっと昔、強度の鬱病、繰り返す自殺未遂の末、精神科に入院したままで それ以来、消息もわからず 私たちの前にいる叔母は全然普通だけど 心の内の汗の数はわからない 健康に健全にここまで来た私には 想像さえも追い付かない 2004年01月24日(土)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 溶けかける氷飴、藍色の水に浮かび、そして消える |
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帰り時刻、溶けかけた月が夕刻の空にひっかかっているた なんとなく、安堵 うっすら空が残ってる気がするから 春はそこに来てるんだね 走るようになって五感がより鋭利になって来た、感じ うん、悪くない 雑誌をめくりながら春のレースを吟味 梅、桃、桜 花が咲きほころぶレースを探す いくつか見付けた 夏まで走ってた公園で走ってる 土だから膝に負担が少ない気がして もう、日々寒さとの勝負!、している 外に出るまでがツライのよ さて、今晩はコンビニおでん 給料日のささやかな贅沢 ああそう言えばメールの返事、もうずっとない 2004年01月23日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 春が近くなったと感じた、春を向かえる準備をしなくちゃね |
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本屋に三日通って長谷川理恵の出した本を読んだ 走る人の言葉を読みたかった 買う程でもないかなと思ったから立ち読み マラソンをしてから劇的に変わったとこ 食生活 ああ、そうなのよぉと同感 以前はダイエットというと食事を減らすことしか考えなかった けど、今は食べる食べる、朝食だって抜くなんてしない とにかく食べる、思いっ切り食べる 間食までしちゃう・・・ 逆に空腹が複テい 折角作り上げた筋肉が減っちゃいそうでもったいないって思っちゃう この意識感覚革命は凄いなあと我ながら思う でもまだまだ痩せなきゃね 春までに 2004年01月22日(木)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 自分好みの風を起こす、体の芯から沸き起こる感情で、さ |
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風邪はほぼ治ったものの 鼻詰まりだけは一向によくならない 食べ物の味がわからない 丁寧に丁寧に料理をしたのに 大好きなチョコの香りも 何もわからない まるで夢の中みたい 現実味、遠のく 鼻がこんなにリアルティを担っているなんて、ね とうに気が付いてたけどさ 日曜日の練習以来、また膝裏が痛くなり、今やっと落ち着いた 何だか足全体むくんじゃって、何だかがっかりする感じになっちゃった これ、癖になっちゃったのかなあ まだ私の好きな風の速さを捕まえていのに もっともっと自分好みの風、起こしたいんだ 感じたいんだ 2004年01月21日(水)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 埋め尽くす、隙間無く、心殺されてもいいから |
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Kちゃん曰く 「ロザリオス、ギターとドラムは突出してるけどベースは地味で平凡」 二人ともライブではベース前に立つほど、ベースの音が好きだ 気にいってる話題ならいざしらず、そうでない話題はするべきでないかな、と言わないでいた 今Kちゃんの頭の中はロザリオスの進化のその先で一杯 約束、先に断ったのは私で その後断ったのはアッチ 会うのはもっぱらライブの時だけ 会話も弾まない 感慨は自分の胸の中だけ 職場は閑散期となった 忙しいのが充実と思う私たち、かなり物足りない 忙殺されてもいいか消耗品扱いされてもいいから 2004年01月20日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 金を欲する強さ、発揮するギリギリ感 |
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心配症な彼女が言った 失敗するのが複テくて、適正以外の職種で働けない、 だから段々転職が難しくなった 私はうなずきながら聞いてた 上手くいくといいね、そう言った 心配症な人に気にしすぎるなと言っても無理で 失敗するなんて当たり前、失敗しないと能力は広がらない そんな事もわかりきっている でも心の中で唸ってた 失敗しない道を選ばないで生けていける余裕があるなんていいね! 職種を選んでる余裕なんてなかったあの頃 十代の頃から、極貧な家の娘の行く末なんてお水しかないと思ってた 失敗よりお金が手に入らない事の方が複テい 2004年01月19日(月)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 欲しい物なら待ってはいない。絶対この手に掴みに行くから。 |
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少々、風邪っぽさを抱えながらも30kmを走る 後半、久々にレースペースで走った 11月の大会以来、スピードを出した事がなく、筋力の心配があったが、 適度な速さのランナーと、自然と伴走しあう事が出来、 いいペースで走れて少し安心 次の大会までに走力は戻らないかもしれないけど まずは参加、そして完走を死守、だ なんたって、国立競技場を走れるのだから 「自分はくじ運がいい、宝くじもよく当てる」と豪語していた人が 見事会社のビンゴ大会で、一等を当てた でも私はうらやましいとは思わなかった きっと宝くじも一生買わないだろう 2004年01月18日(日)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 寒く、気だるく、憂鬱に。それは私の前に見せる。 |
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薬を飲んで寝た 少し苦しかった 嫌な夢を見た 子供の時に会ったっきりの従姉妹、子供のままの姿で現れた 雪兎のように白い肌の彼女 薄暗い夕暮れ、知らない土地を散歩した 透明な笑顔をした少女 はしゃいでた 楽しくて 楽しくて やがて闇が迫る 笑顔の果て 彼女は車に跳ね飛ばされた 白い兎は真っ赤に染まる その瞳、閉じる事はなかった 「この子を助けて」 答えてくれる人はいなかった その後の夢 母が出て来た 小さい体でうずくまっていた 額に手を当てた 冷たかった 鼓動が聞こえなかった 夢の中、現実の私の代わりに泣いた 2004年01月17日(土)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 眉間の皺、美しくもないその皺達 |
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風邪、まだ辛い 微熱がある 当分走れないのかなあ 何かにつけて難癖を付けてくるお局軍団 そんなに自分のエリアを守るのに必死なのかと笑える 貴方達の会社じゃないでしょうに 言いたければもっと言えばいい 笑ってあげるから 文句を言う人の心の内は 不快感、嫉妬、不安で一杯 他で自分を表現する事出来なくて 威張る場所を死守してさ 心が、ね 年とってるのよ 笑ってあげるから 好きなだけ言って来てごらん 嫉妬されるのは楽しい こんな私なのに 嫉妬などしてくれてアリガトウ それを奮闘の糧にさせて頂くよ 自信をアリガトサン 2004年01月16日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 橙色のカプセル、癒せ全身を駆け巡り |
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風邪ひいた ジョグもここ数日、お休み 今週はもうだめかなあ 同僚、また新たに去って行った さよなら さよなら またいつか 楽しかったなあ ピーツクパーチク あんなに沢山の人達 散って行った 春になれば、新人の募集が始まる それまで静かなエリア 喉が痛くなるほど語り合った 色んな事 家族、恋愛、生い立ち、悩み 知り合って数ヶ月なのに すっごく突っ込んだ話が出来た まるで自分の半身を預けたように 何しに仕事行ってんだか 久々に女同士もいいもんだと思い出した 気持ち、入れ替える 明日から 2004年01月15日(木)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 白い白い風が吹く、赤い私の頭上を |
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やっと元の職場に戻れる 新しい職場が嫌なわけではない ただ能力を伸ばせない、単純作業が辛いのだ 競争、嫌いじゃない ギリギリまで自分を追い込む、胃が痛むほど 極める感覚が気持ちいい 感情、暇を与えず そんな仕事が好きだ お局様も、もう恐れてない でも 元の職場に戻れるのは数名 仲のいい人と別れてしまう 別れても仲良く出来るのかなあ 友達を作りに来ているつもりはないけど でも 寂しいのかも、ね 誰とでも上手くやれるというのは 特定の誰かと、特別の関係を築けない感じがして 頭上、しらっとシラケタ風が吹き渡る 2004年01月14日(水)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 明日の風に吹かれたいと思う、昨日を忘れて |
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足首、良好 膝裏、やや痛し 太股、少々筋肉痛 いい感じにトレーニング出来た模様 景色、飛べ もっと、もっと速く kちゃんとは、どーもタイミングが悪い 簡単な意思の疎通が出来ない 言葉が壁になる 言葉を交わせば交わすほど、気持ちが遠くなる たった一日会う約束も出来ないで数ケ月 素直って何だろう それでも時は流れる 私の時は流れる 気持ちは流れる 昨日までは会えないことに罪悪感を感じてたけど 今日の私は、今日の気持ちに流される 今の願望だけで満たされる 昨日は押し流された そして、明日の音を待ちコガレル 2004年01月13日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 山の端に沈む蜜柑の飴玉、その瞬間にコガレル |
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今日も30km走ろうとするが、20kmで足首が痛み出した 残り歩いて帰って来た 手が凍傷するかと思う程冷たかった まだ指が思うように動かない 日増しにランナーの数が増えているように見える 気合いの入った走り屋たち 空には悠々と浮かぶ凧 沢山の親子連れが楽しむ 気持ち、いい 凧上げっていつまでしたっけ 好きだった 河川敷は寒さを楽しむ人で一杯だった 富士山に陽が沈む 一日が終わる kちゃん、来ると言ってたけど、来る気配無し 私の慌ただしさが伝わってしまったかな 正直、連休は走る為に使いたかった 他が入る余裕、今は無い 2004年01月12日(月)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ そういう時は特上の笑顔でお返しすればいいんだよ |
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久々に30km走ることが出来た 足も痛まない 明日もガンバう 昨日は笑える新年会だった 沢山の女達 酸化した人種 自分の腐敗に気が付かず、周囲までをも腐らせようとする 退屈しない、人間模様 女帝様、暇潰しに躍起になり 新人チェックに余年がない ある一人は悩み過ぎて便秘が酷くなったらしい 真面目な人は辛いなあ 私は 女帝軍団に何を言われても、対して気にならない むしろ言われる事を楽しんでる だって、その言葉の裏は、嫉妬と年齢による苛立ち、自分のエリアを乱された焦燥感 顔から溢れそうになってるんだもん 笑えちゃう 2004年01月11日(日)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ ブラックコーヒーと角砂糖、別れの前、極甘の瞬間を味わう |
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ブラックコーヒーを飲みながら、角砂糖をかじりながら いつまでも いつまでも語り合う 少しの違和感も感じなく お互いへの好奇心尽きず ケーキを食す 罪悪感を解放し に、二個も! 更に饒舌に弾む、軽き唇 やがて離れ離れになる同僚 「さよならだけが人生」だっけ? そんな言葉を思い出す それはどんな意味で、どんな時に使われるのか 別れ時の潔さを指すのかなあ さあ、ね とにかく、潔く 彼女が次の進路を思いっ切り進めるように 後ろ髪を引く気持を抱かせないように 背中を押す笑顔で、さらっとね さよならこそが人生、なのかも 2004年01月10日(土)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 音楽のない日々にて、飢える感情を募らせるのも |
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ああ CDが聞けない プレイヤーが壊れた 一日何十回、かけようとしたもスタートしない 音楽のない生活 ラジオがあるからいいけどさ 飢えてみたい 音楽のない生活 朝のジョグの代わりに、筋トレをする 腹筋など、各百回以上 朝晩合わせて二百回以上 走るためにもっと回数増やしたいあ でも、今頑張ってるのは、今週の会社の新年会のため 女の園の職場 少しでもウエスト絞って見栄を張りたい プライド命の私だから そこだけは譲れない そんな意地があるから頑張れる そして そんな女が沢山集まっているのが、私のいる職場なのだ 2004年01月09日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ ラッキィを見つけたよ、キラキラした星のような。 |
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厳しい環境の中にいると 人は回りに優しくなるもんだと、つくづく思うこの頃 色々あって 辛い、大変な事を一緒に越えて来た キツイ仕事も、皆の顔を見ると気が紛れる だれる関係にもならず、良い感じ それでも別れの時期はすぐそこに来ている きっと明るくそれぞれの道に潔く歩いて行くと思うけど 寂しさを隠さなきゃな、と 何だか、本来の自分じゃないみたい きっと、いい巡り会いをしたんだなあ 始めは、白々しい程他人行儀な、嫌味な態度を取ってた私 まずは仕事だけに精力を注げればと思ってた ここにきて キラリっとしたラッキィ 2004年01月08日(木)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ どんなに寂れた今日だって、輝く明日になるって。とりあえずそう思っとこ |
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寒く 暗く 汚く 陰気な 単調で 忙しい それが今の職場 以前の職場と比べると、まるで女工哀史 ・・・そこまで酷くないか 子供の頃、とても貧乏だったから 自分の将来は、お水か中卒で繊維工場勤務しか思い浮かばなかった (←繊維産業が盛んな街だったから) 体を売るような仕事も覚悟していた小学生 明るい未来って何のコト?って感じ 家族は運命共同体って言われ続けてたから 本当にそう思い込んでた 子は親の宿命を受け継ぐモノだなんて なんと可愛い子供だったと思うしかない まあ、とりあえずガンバだ自分 明日も晴れだ 2004年01月07日(水)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 幻想と呪縛の仲良し4人組、その実体なくとも |
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年賀状を出さなくなって数年 年賀状だけの付き合いならいらないから そういう関係は疲れるだけだから 大切だと思う人とは義理は一切しないから だからしないと決めた それでも、送ってくる人がいる やっと、今年送られてきた葉書を見た 「会いたいですね」と書かれたソレラ 明らかに本音とは程遠い言葉 彼女達との信頼関係はとっくに切れてる 葉書には、何だか怨念じみたメッセージを感じる 「私達の友情から逃れられるとでも思ってるの?」 小学校からの仲良し四人組 誰もそこから逃げ出すことを許さない 幻想、呪縛の人間関係 2004年01月06日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 暗い、暗い闇を越えて、行き着く先は金色か? |
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本日、仕事始め んで 本気を行動に移そうと、五時より早朝ランを開始 3kmしか走れなかったけど 少しずつ距離をのばしたいなあ 職場は部署移動 轟音響く機械に囲まれながらの作業 何だか自分の存在さえもあやふやになりそう 人との会話も不便極まりなく どの人の顔からも生気を奪う 早く以前の部署に戻りたいなあ それでも ここの人は平均年齢がかなり若く、雰囲気は明るくていい感じ まあ、りっぱな歯車となってみせましょう 誠実に 誠実に 自分に対してだけは誠実に 後悔しない人生を送るコツはそれが一番 それ以上は、ない 2004年01月05日(月)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ それはとても過酷な現実で、酷使した体に鞭を打つ |
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正月は 帰郷する者の為にあるのかもね 親が喜んでくれるなら、それでいい 年毎に小さく弱々しくなる、痛々しく、けなげな親 何となく正視がツライ 甘えさせてくれるんだけど 子供の頃、まったく甘えさせてもらってなくて 気恥ずかしさが先に立つ おかげで家にいるより、外出していた方が多かった もう少し親孝行をばと思ってみても 多分、親の死後、「あれをしとけば良かった、これもしとけば良かった」とか思うのだろう まあ、そんなもんだろうね 本日は24km走った これだけ走っても痩せないもんだなあ それこそ、過酷な現実だよ 2004年01月04日(日)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 忘れかけた存在がそっと扉を叩く。軽やかな音で。 |
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今『ヒカルの碁』のアニメがやってる な、懐かしぃ 漫画は最終回が物足りなかった 佐為がまた出てきてくれると期待してたからなあ 少年漫画だから、佐為の存在はあまりエグく描かれてなかったけど 自殺して、幽霊として存在して 好きな碁石を握ることも出来ず ヒカルという存在がいないと碁もうてない 自殺をしてしまったその結末を、自らの目で見つめて行かなければいけないなんて 佐為を見てると悲しくってしょうがない あれは漫画で 現実、幽霊の存在は信じてないけど やっぱ、あんな切ない存在が側にいたら辛いかも ヒカルは偉大だよ 2004年01月03日(土)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 潔くと願う本音とは裏腹の、味テ弄される人生 |
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冬とは思えない暑い朝 ペース走をしてみた 昨日読んだマラソンの漫画の余韻が、体の隅にくすぶっている 正月営業の銭湯まで ペースを上げていく 銭湯がやってて良かった 汗だく 今頃、箱根も暑いのかなあ 陽射しが辛い いつしか、ここ数日の筋肉痛が薄れていく 目がひどく充血 最近よくこうなる うーん、折角『パタリロ』のDVDを買ったのになあ 頑張る目標があると それが出来なくなる時の事をよく想像するようになった または、自分自身の終焉 頑張った先には終わりしかない 潔く生きたいなあと思ってもそうはいかないのかもね 2004年01月02日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 自分の目線の先にある、その光を求めて。ただ旅をする物語。 |
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風はあっても、いい具合いの朝 7時今年最初のジョグ25km、日の出と共に 夜はスーパー銭湯で疲れを癒す 街のあちこちで 走力を試したくてウズウズしているランナー達にすれ違う そう、大会が近いのだろう 私も 次の大会のレースで頭がいっぱい 早く元通りの早さで疾走したいなあ 少しは普通のレベルに近付けた気がする去年 今年は、もっと具体的な目標を見付けたい 私は怠け者だから、目標無しでは物足りなさで窒息してしまうだろう 他人を蹴落とすことなく そんな暇を与えることをしないで 自分の目線を見据えていきたい 2004年01月01日(木)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
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