|
|
■■■
■■
■ 真田広之氏に嵌ったらしい…
ラストサムライ効果で、どうも真田広之に嵌ったらしく、彼が出演している映画のDVDとかビデオとかちまちま買ってきて、あと映画のパンフレットなんかもちまっとゲットしたりしています。
最近観て面白かったのが岡本喜八監督の「助太刀屋助六」という作品。真田氏40歳つまり3年前のものですが、どうみても30ジャストくらいにしか見えません。若い!で、真田広之が主役の助六なんですが、語り調子のおもしろさと彼のアクションのリズム感の良さ、仲代達矢さんのサムライらしい気品と相まって、非常に時代劇としてしっくりしていてめちゃくちゃ上出来なんです。
最近のテレビ時代劇(特に大河)は俳優が現代のしゃべり方なのでどうも馴染まないというか、歌舞伎とか落語とか講談とか、昔芸能の調子のいい喋り方をしないのでつまらないですの。なんか芸がないよね。 でも、この作品の中の真田さんは話芸が活きてるんだな。 真田さんは所作も殺陣もしっかりしているけど、話し方もちゃんとしている。 本当に芸達者な役者さんです。
昔、大河ドラマの太平記を観ていたときは真田さんはそれほど上手いと思わなかったんですが(見る目が無かったのかもしれんが)、ラスサムの氏尾を観て、いつの間にこんな凄いことになってるんですかあなた!と驚愕したワタクシ。
彼の舞台ものを全然観ていないのだけど、どうもイギリスでのリア王の道化役が起爆になっているらしい。それが1999年のことですか。 ちょっと忘れちゃったけど「自分を何も足場のないところにおいて、ゼロから構築することでまた新しいステージへ上っていくことができる」みたいなことをおっしゃってたのかな? 彼の演技は本当にぐんと高いところに上がった感じがしました。
ちなみにラストサムライを取り終えてすぐ、次の映画のための準備を始めていることについて彼は「泳ぎ続けていないと死んでしまう魚みたいなもの」とか仰ったのかな?よく覚えていないんだけども、そんなような意味のことを仰ってて、彼は活きの良い一流の俳優でいるために、いつも新鮮な水を求めて流れのきつい渓流を遡っているんだな、と思ったです。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/honne/2001/sanada/index.html
2004年02月17日(火)
|
|
|