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2016年02月29日(月) ■ |
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Vol.838 理想的な関係 |
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おはようございます。りょうちんです。
相方のご両親がそろって名古屋から上京してくるという。本来の目的は法事なのだが、せっかくの上京に合わせて都内観光もしたいと言っているそうだ。日頃お世話になっているお礼をこめて、俺も仕事の休みを取って都内観光のお供をすることにした。 とは言うものの、千葉に住んでいる俺がしっかり観光案内できるほど都内の名所に詳しくはない。スカイツリーにだって初めて登ったし、浅草寺や仲見世もきょろきょろしっぱなしだったし、初めて食べたドジョウ鍋も結局ごちそうになってしまった。観光のサポートというよりは、むしろ俺が足を引っ張りせっかくの観光の邪魔になってしまった気がして本当に申し訳ないと思うのだが。それでもお見送りした東京駅の新幹線のコンコースまでずっと笑顔でいてくれたことに、心から感謝の気持ちを伝えたい。俺らと一緒にいられた時間が少しでも楽しかったなら、俺もそれだけでうれしく思う。名古屋と千葉じゃそう簡単に会える距離ではなかなかないが、これに懲りずに機会があればいつでもまた遊びに来てもらいたい。 一方、相方と俺の両親との関係もいたって良好だ。先日も俺と俺の両親と相方の4人で隣県までドライブに出かけた。漁港の食堂で新鮮な魚介類に舌鼓を打ち、そのあとは水族館でみんなで仲良くイルカショーを見た。父や母と相方がお互いに気を遣っているカンジは少なくとも俺にはまったく感じ取れず、助手席ですっかり寝入ってしまった俺を差し置いて車内の会話も俺抜きでずいぶん弾んでいたようだった。 こういうのって、理想的な関係だと俺は思う。義父母との関係で上手くいかなかったり、嫁姑問題で真剣に悩む友達の話を聞いたことがあるが、それに比べたら俺らのなんと恵まれていることか。身内の人間関係に悩むことほどストレスになることはないと思うのだが、俺や相方やそれぞれの両親には、そんな煩わしいストレスの種とは無縁であることを誇りにも思う。このすばらしい関係をこれからも続けていけるように、感謝の気持ちと思いやりの心を忘れてはいけない。
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