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りょうちんのひとりごと
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2014年01月30日(木)
Vol.813 高校野球検定

おはようございます。りょうちんです。

高校野球のシーズンが終わりを告げた11月下旬、高校野球検定なるものを受験してきた。朝日新聞社主催のこの高校野球検定は、今回初めて作られたものらしい。自称高校野球オタクを名乗る俺は、検定が開催されるのを知るやいなやこれは絶対に受験しなくてはという使命感に駆られ、早々と申し込みを済ませた次第である。
さて受験要項によると。初級と中級の2段階のレベルがあるが、せっかくなのでダブル受験をすることにした。初級も中級も、第1回からこの夏の第95回までの選手権全国大会からが出題範囲とある。つまり、春のセンバツや地方大会などについては出題範囲外で、夏の甲子園には数回訪れただけの俺としては少し不利かとも思われたが。逆に考えれば夏の選手権全国大会にのみ焦点を絞れば良いのであり、さっそくこの検定のために作られた公式ガイドブックなる本を購入した。それでも各大会にそれぞれドラマがあり、95回も歴史があれば出題範囲は莫大な量になる。
そして検定当日。会場は都内某大学。会場に入ると、同じテキストを持った人がすでにたくさんいた。こいつらみんな俺と同じ高校野球オタクかと思うと、同じ趣味を持つ同士だとうれしく思う反面、今日の検定には負けるもんかと敵対心も育ち、微妙に複雑な気持ちになる。初級も中級も制限時間は60分のすべて四択のマークシート。厳正なムードの中、定刻通り高校野球検定はプレイボールとなった。
ひっかけ問題も結構あり、出題量からも時間との戦いである。初級から想像以上に苦戦を強いられた俺は、中級になるとレベルも上がり集中力も途切れがちだ。それでも甲子園でプレーする球児さながら、全身全霊で難題に取りかかった。
受験から1ヶ月後の年末、合否結果が送られてきた。どうやら60点以上が合格と確定したようだ。そして俺の得点は、初級80点で合格、中級45点で不合格。うーん、自己採点で中級はおそらく厳しいだろうと思っていたが、やっぱり悔しい。甲子園で言うならば、初戦は突破したが、2回戦で敗退といったところか。
次の高校野球検定の開催は未定だが、俺は再度受験してリベンジできるだろうか?