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2014年02月09日(日) ■ |
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Vol.814 ぜんぶ雪のせいだ |
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おはようございます。りょうちんです。
金曜日。大雪の予報が出ている。近年にない大雪になるかもしれないと、TVからも盛んに警告を促している。翌日の出勤は車よりも徒歩にした方が賢明だろう。新しい長靴を買いにディスカウントストアを訪れてみたが、長靴は完売していて給食のおばさんが履くような白い作業用のものしか残ってない。それどころかパンや惣菜などの食料品もほとんど売り切れている。どれもこれも、ぜんぶ雪のせいだ。 土曜日。予報通り未明から雪が降り出したので、まだ雪が強くならない昼過ぎに店を閉め早々帰宅。家に着くと、相方は例の運動教室にこれから向かうと準備をしている。「今日はやめたら?」という意見も聞かず運動教室に向かった相方は、案の定帰りの電車が止まり帰宅困難になった模様。どれもこれも、ぜんぶ雪のせいだ。 早く帰って来れた俺は時間に余裕もできたので、夕食の準備を始める。ひとりだけの食事なら手抜き料理で済ませるのだが、雪の中を帰ってくる相方を考えるとそうもいかない。煮物に焼き魚、サラダに炊き込みごはん、がんばって手作りデザートまで用意してみた。しかし雪は強くなる一方で、結局電車は終日不通。ひとりぼっちの夕食になった。どれもこれも、ぜんぶ雪のせいだ。 そして今日。記録的な大雪になった。一夜明け雪はやんだが、それでもとりあえず店に行かなくてはならないので、完全防備で家を出る。朝から雪かきに精を出す人もいたが、歩道でも吹き溜まりのところはひざ以上の高さまで積もっている。高村光太郎じゃないが、僕の前に道はなく僕のうしろに道はできる、そんな中をかき分けて歩いていった。2時間あまりかかりやっと店に辿り着けたが、帰りも同じだけ苦労すると思うとうんざりする。どれもこれも、ぜんぶ雪のせいだ。 今日の仕事の大半は雪かき作業に追われた。専用のスコップで店頭の雪をかくのだが、普段はやらないこの作業が想像以上に重労働だ。2時間も雪道を歩いたあとのカラダにはなおのこと堪える。明日以降、腰も腕もひどい筋肉痛になるのは覚悟しなければならない。どれもこれも、ぜんぶ雪のせいだ。
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