初日 最新 目次 MAIL HOME


りょうちんのひとりごと
りょうちん
MAIL
HOME

My追加

2011年11月29日(火)
Vol.785 高校野球観戦2011

おはようございます。りょうちんです。

早いもので今年も11月が終わる。ということは高校野球もシーズンオフに入るということで、俺のライフワークである高校野球観戦もこの前の日曜で今年の最終日を迎えた。そこで今回は、「高校野球観戦2011」と題して今年を振り返ってみる。
言うまでもなく、3月の東日本大震災は高校野球にも大きな影響をもたらした。春季東北大会は開催中止になったし、それでも震災後わずか10日程で開幕した春のセンバツに被災地の高校が出場できたことは本当にすごいと思う。しかし個人的には震災直後から以前のように仕事が休めなくなり、そのせいで例年とは大幅に観戦スケジュールが狂ってしまった。センバツはもちろん、春季大会もほとんど俺は観戦に行くことができず、本格的に試合観戦に復帰できたのは夏の選手権からだった。
それまで思うように観戦できず溜まっていた俺の欲求は、夏以降止まらなくなる。どこかで大会は開かれてないかとこまめにチェックし、地元千葉だけじゃなく車で移動できる球場には極力足を運ぼうと思うようになった。埼玉・茨城・群馬・山梨。試合観戦だけのために深夜に家を出ることも何度もやった。そんな俺を知って少しおかしいでしょと言われたし、客観的に見たらやっぱり俺もそう思う。でも、がんばって辿り着いた球場で初めて出会う球児たちががむしゃらに戦っている試合を見ながら、黙々とスコアをつけている時の幸福感はたまらないのだ。そしてあとからそのスコアを眺めて、白熱した試合を思い出すのも楽しくて仕方ないのだ。ちょっと大げさだが、野球観戦ができる幸せを改めて感じることができるようになった。
今年の観戦数は全部で64試合。去年よりも40試合も少ないが、数は問題じゃない。どれだけ楽しんで観戦できたかという質にある。でもこの季節になると、毎年同じことを考える。来年こそは、高校野球観戦という趣味に力を注がない年でも良いかもしれないと。趣味が義務だと感じて重荷になってしまう前に、アクセルを緩めることも覚えなくてはと。なんて思いながら、春になればまたいそいそと高校野球観戦に出かけてしまう俺だったりするんだろうな。