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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2009年09月14日(月)
Vol.751 見られてナンボ

おはようございます。りょうちんです。

先日、プロ野球観戦に行ってきた。マリーンズvsホークス戦。高校野球観戦は年間90試合とか見に行っちゃってる俺だけど、プロ野球観戦は実に3年振り。あいにく雨だったし、応援しているマリーンズにとってみればすでに消化試合だったけど、それはそれで高校野球とは違うおもしろさがあって楽しかった。たまにはプロ野球観戦も悪くないなぁ。
試合前のキャラクターイベントを楽しんだり、高校野球の時には使われないマリンスタジアムのリボンビジョンに驚いたり、HRが3本も飛び出したり。もりだくさんな内容で、最初から最後まで飽きさせない。そんなのを見ていたら、これはやっぱりひとつのショーなんだなと思った。いや、前々からずっと思っていたことなんだけど。ある意味演劇やミュージカルと同じように、注目されなければ意味がない。見られてナンボの世界なのだ。もちろん主役はそこでプレーする選手たちなのだが、だからこそ選手たちにもエンターテインメント性を持ち備えてなければおもしろくない。これは野球というスポーツに限ったことではない。アマチュアとプロのスポーツの違いは、そういうところにあるんだと思う。
だからプロのスポーツ選手は、上手いだけじゃダメなのだ。そのスポーツをしてお金を稼ぐということは、最終的にはファンを惹きつけなければどうしようもない。見られてナンボを根底に考えれば、もちろんスーパープレーで魅了させることも大事ではあるが、それ以外にもエンターテイナーとしてファンを惹きつける必要がある。イチロー選手の野球に対するストイックなところだったり、石川遼くんの律儀で賢そうなところだったり、浅田真央ちゃんのかわいくて可憐なところだったり。一流と呼べるプロスポーツ選手は、スーパープレー以外にもファンを惹きつける要素を必ずしも兼ねそろえているのだ。
そんなことを考えていたら、やっぱりスポーツは頭も使わなきゃならないし、奥が深いなぁと改めて思った。だからこそ、おもしろいんだよなぁ。