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2008年08月25日(月) ■ |
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Vol.726 ケータイがない開放感 |
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おはようございます。りょうちんです。
ケータイのない生活がはじまって、すでに今日で2週間がたつ。ケータイが故障したり紛失したりしたことは過去にもあったが、今回は盗難に遭ってしまった。悪用されなかったのは幸いだったけど、道行く人がみんな悪人に見えてしまうくらいショックだった。もしかしたら出てくるかもしれないという一縷の望みも、2週間が過ぎた今はもはやないに等しい。 さて、本来ならばすぐにでも新しいケータイを購入するべきなのだが。その後すぐにお盆の忙しさに突入したのも手伝って、余儀なくケータイのない生活をしばらく送らなければならなかった。最初の数日間はケータイがないことが不安で仕方なかったのだが。なきゃないでなんとかなるものだと気がついた。だって考えてみたら、大学を卒業するまでは俺もケータイどころかPHSやポケベルさえ持っていなかったのだし、当時はパソコンだってなかった。それでも普通に生活できていたのだから、ケータイがないくらいでどうってことあるわけがない。不便だなぁと思うことはまったくないと言ったらウソになるが、なくても全然大丈夫なのだ。 それよりも何よりも、ケータイがないことの開放感と言ったらこの上ない。一歩外に出てしまえば、俺を捕まえる連絡手段は一切なくなるのだ。たとえどんな緊急事態が店で起ころうとも、俺から連絡しない限り俺を捕まえることはできないのだ。その自由なこと。俺は今までいかにこのケータイという小さな道具に縛られて生きていたのだろうか。繋がれた鳥が鎖を外された途端に大空を自由に舞うように、俺もココロから開放された気分になれた。 だが。そろそろ本気で新しいケータイを購入しようと今は考えている。ケータイがない開放感を手放すのはちょっと惜しいのだが、俺がケータイを持っていないことは俺自身が不便なのではなく、むしろまわりの人たちが不便だと思っていることに気がついた。こんなにもケータイが普及した今は、そういう世の中に変わってしまったということなんだろうな。
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