|
|
2004年04月28日(水) ■ |
|
Vol.470 違反講習 |
|
おはようございます。りょうちんです。
運転免許証の書き換えに行ってきた。制度が変わり誕生日の1ヶ月先まで書き換える期間が伸びたのをいいことに、仕事や野球観戦などを口実にうかうかしてたらあっという間に期限が近づいて、重い腰をあげてあわてて免許センターへ向かった。 視力検査や写真撮影を済ますと、待っていたのは違反講習。実は俺、3年前の冬に駐車禁止でキップを切られているのだ。あの時あの場所に路駐なんかしなければ、なんて後悔先に立たず、仕方なしに違反講習を受講する羽目になった。 まず最初にやったのは、安全運転自己診断。運転時における心理テストみたいなもので、30の質問に「はい」か「いいえ」で答えるもの。正直に答えてくださいなんて言うから正直に答えたのに、俺の診断結果は荒っぽいイライラ運転の傾向にあると出た。誰だって横から割り込みされたりうしろからクラクションを鳴らされたりしたら不愉快になるだろ、なんて反論したい気持ちを抑えつつ。それでもやっぱり少しだけ反省するも、その後の教官からのありがたい講義のお話は心地良い子守歌に代わり、睡眠不足の俺はいつのまにか眠りの渦へと巻きこまれていった。 休憩を挟んで後半はビデオ鑑賞。悲惨で生々しい交通事故現場の映像が次々に映し出された。激しい衝突のせいでめちゃくちゃになった車体。血まみれになって助け出される人。ホラー映画さながらの衝撃的な映像は俺にはちょっと刺激が強すぎて、目を覆いたくなってしまった。でも、これが現実。たまにはこんな映像を見て、刺激を与えてもらわないと。便利なだけじゃ車は運転できない。 たっぷり2時間かけて、違反講習は無事終了。講義はちゃんと聴けなかったが、改めて自分の運転姿勢と向き合ういい機会になったと思う。交付された免許証の色はまたしてもブルーだけど、写真はなかなかいいカンジで撮れてるみたいだ。交通事故なんて、いつ自分の身に降りかかってくるかわからない。明日は我が身。新しい免許証を手にした俺は新しい気持ちで、よりいっそうの安全運転を心掛けようと誓った。
|
2004年04月24日(土) ■ |
|
Vol.469 口内炎とよだれと歯のうずき |
|
おはようございます。りょうちんです。
他人に比べると俺は、ひどく口内炎ができやすい体質みたいだ。ずいぶん前に、口内炎ができて大変だというような内容のひとりごとを書いたことがあるが、その後も相変わらず口内炎は頻繁に俺の口の中に発生し悩ませられている。不規則な生活が原因か偏った栄養の摂取が原因か、理由なんてどうでもいいからこの口内炎地獄から解放されることを切に願う。 また口内炎ができてしまった。しかも今回の口内炎は、かなり厄介な場所。普通、唇の裏やほほの真裏の肉の部分にできることが多いのだが、今回のはよりによって歯茎。下前歯のすぐ下に、でんと居座っている。こんな口の入口にぱっくり傷口を広げやがって、ものを食べるにもしゃべるにも苦労が絶えないことこの上ない。 しかし幸いなことにこの口内炎、痛みはあまりともなわないのだが、その代わりどういうわけかとても歯がうずくのだ。口内炎ができているところを中心に、下の歯茎がかゆくてたまらない。常に何かしらものを噛んでいたい気分なのだ。よく小犬の歯が生え始める頃に、歯がかゆくてあらゆるものを噛んでしまい飼い主を困らせると聞いたことがあるが、今の俺もそれに似た感覚をどうすることもできない。 おまけに、ただでさえ口元がゆるい俺なのに、この口内炎のせいで常によだれがあふれてきそうである。痛みをこらえるのにちょっと口を歪めたりすると、よだれが口から大洪水になりかねない。聞いた話では俺が赤ん坊だった頃、大量のよだれが止まらない子供だったと母が言っていた。そういえば口のまわりがよだれででろでろになっている写真が何枚もあったような気がする。あまりのよだれのひどさに、よだれかけに穴が開いてしまったという母の話は大げさかもしれないが。そのまま俺は大人になり、今は口内炎のせいで相変わらず俺はよだれと格闘している。 口内炎とよだれと歯のうずき。このうれしくないトライアングルから、俺は一刻も早く開放される日を心待ちにしている。
|
2004年04月22日(木) ■ |
|
Vol.468 母の骨折 |
|
おはようございます。りょうちんです。
忙しい毎日のどさくさに紛れて、母が再び入院している。と言っても去年ほど深刻な状態ではなく、もともとぜんそく持ちだった母が、春先に引いた風邪が何年かぶりにぜんそくの発作へと変わってしまい、去年の手術からまだ間もないということもあって、一応大事を取って入院したまでだ。 再入院を始めたばかりの頃は、薬も変わって食事もなかなか受けつけず苦しんでいたようだったが、1週間もするとすっかり元気になり早く退院できるのを心待ちにしていた。しかしどういうわけか咳が止まっても激しく痛む腰だけがなかなか治らないらしく、立ち上がったりするのもつらいんだとずっとこぼしていた。お見舞いに行くたびに腰を揉んでくれと言うので、ベッドでうつぶせになった母の腰に手を当ててぎゅうぎゅう押してやる。母はうんうんうなりながらも、痛いけど気持ちいいなんて笑っていた。 しかし、痛みの原因は単なる神経痛なんかじゃなかったようだ。先日レントゲンを撮った結果、痛みが引かないのは骨が折れているためだということが判明した。しかも折れているのは背骨。上から12番目の背骨が砕けているのだという。ぜんそくの発作で激しく咳をした時に、勢いあまって骨折したみたいだ。え? 咳をしただけで骨折? しかも背骨? 電話越しに父からそのことを告げられた俺は、母の骨折というあまりにも思いがけない事実を知って、不覚にも笑ってしまった。父のうしろで弟も笑っているのが聞こえる。そんな俺らにつられて、父も笑い出した。 でも、笑い事じゃないらしい。背骨が折れているというのに腰にぎゅうぎゅう圧力をかけるなどという行為はかなり危険なことで、一歩まちがえれば神経をおかしくしてカラダの自由が効かなくなる恐れもあるんだそうで。骨がある程度くっつくまで、コルセットを巻き絶対安静と言われた母。カラダはすこぶる元気なのにベッドから起き上がることも禁止された母は、今日もタイクツを持てあましていた。ほら、早く治さないと、弟の結婚式にだって出られなくなっちゃうんだからね。
|
2004年04月20日(火) ■ |
|
Vol.467 ココロが風邪を引いた時 |
|
おはようございます。りょうちんです。
新年度が始まってから少しして新しい環境に慣れてきた頃になると、聞こえてくるのが五月病というコトバ。カラダはいたって健康なのにどうにもこうにも気分がすぐれなくて、仕事や学校に行くのがイヤでたまらなくなってしまうことは、誰にだって経験がある。もちろん俺にだって。すべてがすべて、そんなユウウツを五月病だとひとくくりにすることはできないけれど、それはココロが風邪を引いた時なのだと俺は思う。だからいくらカラダが元気だろうが、ちゃんとした病気として俺は考える。それを原因に仕事や学校を休んだって、仕方のないことだ。 月曜日。朝起きると窓の外は雨。布団からなかなか抜け出せないまま、思い出すのはイヤなことばかり。気ばかり使う新しい職場。ものわかりの悪い上司。山積みにされた仕事。日曜日の夜からなんとなく低空飛行だったテンションは朝になったらさらにひどく落ち込んで、あふれそうなユウウツのせいで起き上がることさえできない。何もかもが面倒になって、いっそこのまますべてが消えてなくなってしまえばいいのになんて、そんな現実逃避。結局、仕事を休んで再び眠りにつく。目が覚めるとすでに昼。一日がフリーになったからといって、ブルーな気分を抱えたままでは何をする気にもなれず。くだらないTVを見たり何度も読み返した雑誌をまた広げたり、無駄な時間はあっという間に過ぎていく。 火曜日。何も変わらないまま朝。週明け2日目もエンジンはかからず、結局月曜日と同じような一日を過ごしてしまう。でも、夜になって、そろそろ覚悟ができてくる。このままじゃいけないな、明日はちゃんと仕事に行こうって。何もしなかった丸2日で、ココロが引いた風邪は治ってきたようだ。イヤなことはたくさんあるけれど、自分でひとつずつ解決していかなければ前には進めない。そんな重大な決心を、やっとつけることができるようになる。 さぁ、明日は水曜日。新しい気持ちで、仕事に行きましょう。ココロの風邪は、治りましたか?
|
2004年04月19日(月) ■ |
|
Vol.466 祝福の嵐、感激の嵐 |
|
おはようございます。りょうちんです。
オフ会に参加してきた。いつも気の許せる仲間たちが集まるこのオフ会は、時には朝まで飲み明かしたり時にはBBQや小旅行やお花見などに出かけたり、わいわい楽しく過ごすのが定番になっている。仕事の都合などで、俺も毎回必ず参加できないのが残念なのだが。今回は「4月生まれの誕生会」というイベントがメインだったため、俺も早めにスケジュールをあけてオフ会の日をずっと心待ちにしていた。 20人弱が集まった参加者の中で、4月生まれは俺も含めて3人。俺だって主役のひとりとはわかっていたけれど、いったいどんなふうに祝ってくれるのか内心期待と不安を抱きながら会場に着く。するとまず最初に目に飛び込んできたのは、壁にかけてあるフェルトの生地で手作りされた「HAPPY BIRTHDAY」の文字。そのかわいさと手の込みように、思わず感激する。それから数え切れないほどの乾杯をして、みんなと楽しく食べたり飲んだり話が弾んだり。ステキなプレゼントもいただく。プレゼントは枕。大切に使わなくっちゃ。デザートには鮮やかな花火で飾られたケーキなんかも登場しちゃって、予想以上のシチュエーションにうれしさも隠し切れない俺。 考えてみれば、こんなふうに大勢の人に誕生会としてお祝いされるのなんていつ以来だろう? みんな仕事で疲れて忙しいはずなのに、それでもこうやって集まって祝福してくれることに胸が熱くなった。最後に受け取った色紙。みんなからのたくさんのメッセージが書かれていて、マジで感激した俺は涙が出そうになった。 みんな、本当にどうもありがとう。いつも生意気なことばかり言ってる俺だけど、こんなステキな仲間たちに出会えたことを幸せに思っています。みんなからいただいたプレゼントもメッセージも、そしてあったかい気持ちも。ずっとずっと大切にしていかなくちゃね。いつまでも、ずっと俺の大切な仲間たちでいてください。祝福の嵐、感激の嵐、本当にどうもありがとう!
|
2004年04月15日(木) ■ |
|
Vol.465 お茶を淹れて |
|
おはようございます。りょうちんです。
最近、お茶にはまっている。それまではスーパーによく売っている水に数時間入れておくだけで抽出できる麦茶を飲んでいたのだが、ずいぶん前に台湾に行ったパートさんからいただいたお茶葉があったのを思い出して、それを淹れて飲んでみたところ想像以上においしく、以後やみつきになった。 しかしこのお茶、何という名前のお茶なのかわからない。味はウーロン茶に近いのだが、明らかにそれとは違う。お茶をくれたパートさんに聞いてもわからないと言うし、お茶が入っていた袋には中国語がずらずらと書かれていて解読ができないまま。香りが高く、適度な渋みと苦味を含んだ茶色いお茶を飲むたびに、何のお茶なのか不思議に思う。飲み切るまでには、解明させたいものだ。 仕事から帰ってきて、疲れている時こそやかんでお湯を沸かしてお茶を淹れる。真夜中に飲むお茶はゆっくりと疲れ切ったカラダに染み渡っていき、ココロから俺は癒されるのだ。淹れたての熱いお茶ももちろんだが冷たくしてもおいしくいただけるので、最近じゃ店に持っていって仕事中に飲んだりもしている。お茶ばかり飲んでいる俺は以前に比べるとトイレに行く回数も増えた気がするのだが、なんだか気分的にもどんどん健康になってきているようでうれしい。目に見えないカテキンパワーを、ひそかに期待している。 さて、お茶を淹れたあとに残るでがらし。これだって有効に使う俺だったりする。消臭効果があるといわれるお茶葉のでがらしは、今、俺の部屋でトイレや冷蔵庫や電子レンジの匂い消しとして役立っている。でがらしなんてお茶を淹れるたびに必然的にできてしまう副産物だからお金なんてかかってないし、予想以上の消臭パワーがあってうれしくなってしまう。おいしいお茶もいただけて、部屋の匂いも消してくれるお茶。一石二鳥の、なんてすばらしい飲み物なんだろう。 あわただしい毎日の中で時の速さに自分を見失いそうになったら、時にはお茶を淹れてゆっくりしてみるのはいかがですか?
|
2004年04月14日(水) ■ |
|
Vol.464 記憶に残るサイト |
|
おはようございます。りょうちんです。
例えば、ある日を境にひとりごとの更新がぷっつり止まってしまったとする。BBSへのレスもつかないまま、ずっと長い間突然このサイトが放置されてしまったとしたら。みんな、どう思うだろうか? 俺の友達の、あるサイト。彼はほぼ毎日書いた日記をアップして、BBSへのレスもこまめに返してくれていた。しかしある日突然、ぷっつりと更新が途絶えてしまった。最初の1週間は俺もたいして気にしていなかったのだが、さすがに1ヶ月近くほったらかしのままになっているとだんだん心配になってきた。パソコンの調子が悪くて更新ができなくなったとかいう理由ならまだ良いのだが、何らかの理由でサイト運営を止めてしまったんじゃないかとか、もしかすると体調を崩してサイトどころではない状態になっているんじゃないかとか。そんな良くない心配までしてしまった俺は、彼にメールをしてみた。幸い彼は元気なようで、年度末の忙しさからサイト運営が滞ったままになっているという連絡が。やがて彼のサイトもすっかりリニューアルして再び更新が始まり、俺もひと安心をすることができたのだが。 でも、突然の病気やケガやその他何かの理由で、俺だってサイト運営どころではなくなってしまうこともあるかもしれない。もちろん今の俺は、このサイトを閉じてしまおうなんて考えてないし、ひとりごとだってまだまだ続けて書いていこうと思っている。しかし、物理的にそれが不可能になってしまう可能性もあるわけで。 万が一そうなった時に、みんなから心配してくれる俺でありたいと思うのと同時に、記憶に残るサイトでありひとりごとを書いていきたいと俺は思っている。おかげさまでこのサイト、20000HITSを突破した。見に来てくれる人にはココロから感謝なのだが、俺がめざすサイト運営とはカウンタばかりくるくると回る中身の薄いサイトよりも、俺の伝えたい熱い想いが印象に残るサイト運営を心掛けていきたい。あせらずに、少しずつ、ゆっくりと。俺はこのサイトを、これからもがんばっていこうと思う。
|
2004年04月12日(月) ■ |
|
Vol.463 から揚げのにおい |
|
おはようございます。りょうちんです。
人にはそれぞれ、その人のにおいというものがある。うまく説明できないのだが、体臭とはまた違ったその人の放つ香りを誰もが持っている。例えば、子供の時には母親のにおいというものを覚えていたと思うし、友達の家に遊びに行ったりすると、自分の家では感じることのない特有のにおいが判別できた経験があるに違いない。俺は特別においフェチなわけではないが、ちびっこだった時からにおいで人を判断することがよくあった。 先日、相方が俺の部屋に来ていた時のこと。ふいに相方のにおいを感じた俺は、「あ、ビスケットのにおいがする」と口にした。小さな子供が好む甘いビスケットのにおいと、相方のにおいは似ている気がする。ぴったり同じにおいではないのだが、強いて言えばそんなにおいがするのだ。俺の発言に相方は不思議そうな顔をしていたが、「俺ってビスケットのにおい?」と興味津々に聞いてきた。相方は以前にもビスケットのにおいがすると言われたことがあるそうで、牛乳が大好物で、毎日牛乳ばかり飲んでいる相方からビスケットのにおいがするのも不思議ではないと、自分自身で納得していたようだった。 すると今度は、「りょうちんはから揚げのにおいがするよね」と言ってきた。から揚げのにおい。そんなこと、初めて言われた。たしかに、仕事で肉を使ったり油でフライを揚げたりから揚げそのものを作ったりすることもあるし、俺からから揚げのにおいがしてもおかしくはないのだけど。自分で放つにおいというものに、俺は今まで全然気がつかなかった。他人のにおいには、それなりに敏感だったのに。 においなんて目に見えるものではないし、ある意味特殊な感覚なのかもしれないけれど。俺自身が本当にから揚げのにおいを放っているのかどうか、どうにかして確かめてみたくなった。
|
2004年04月11日(日) ■ |
|
Vol.462 2000円札のコレクション |
|
おはようございます。りょうちんです。
貯蓄なんてものには、まったく関心がない俺。そりゃお金はあった方がいいけれど、無理にコツコツ節約して貯金を貯めようなんてさらさら思ってないし、お給料だって普通に生活できる程度をもらえればそれで充分だと思っている。欲がないと言われればそれまでだが、お金なんてなきゃないでなんとかなるもんだ。 しかしそんな俺が、今年に入ってからお金を貯め始めている。と言っても、集めているのは2000円札ばかり。2000円札なんてめったにお目にかかることがないくらい流通量が少ないし、もしかしたらその存在自体忘れかけている人もいるほどに影が薄いもの。だからこそ、2000円札を手に入れた時には大切に保管することにしている。お金を貯めようというのが目的ではなくて、単にめずらしい2000円札のコレクションをしてみようというのがなんとも俺らしい。 幸いなことに俺の仕事柄、店の売り上げなどを通して頻繁にお金に携わることができる。お客様がお支払いの際に2000円札を出してくれた時やレジの中にひっそりと眠る2000円札を見つけた時など、あたかもずっと獲物にありつけなかった獣のごとく、笑顔を隠し切れないまま俺は自分の財布の中のお金と手にした2000円札とを速攻で両替するのだ。ここで大切なのは、2000円札を集めていることを店の誰にも言っていないこと。うっかりしゃべってしまうと、心優しいバイトくんたちは俺のために俺のいない時にも2000円札を集めてくれてしまう。そうなると、俺の財政の方が破産してしまう可能性もあるのだ。 店の誰も知らないこんな密かなゲームを、今年に入ってから俺はずっと楽しんでいる。まだ始めてから3ヶ月とちょっとしかたっていないのに、集まった2000円札は結構な数になった。結果として、ちょっとした贅沢な旅行ができるくらいお金が貯まったことになる。500円玉貯金に励んでいる友達がいるが、それよりずっと効率がいいのかもしれない。今年一年集めたら、貯まった2000円札で何かとびきりの贅沢でもしちゃおうかな。
|
2004年04月07日(水) ■ |
|
Vol.461 帰っておいで |
|
おはようございます。りょうちんです。
春は引っ越しのシーズンでもある。4月になって新しい場所に移り、そこで新しい生活を始める人も少なくない。高校時代の友人Kくんから、引っ越しの連絡が届いた。結婚して子供が生まれても今までずっと地元の千葉で暮らしていた彼だったのに、仕事の都合上どうしても引っ越しをしなくてはならなくなったようだ。 彼が引っ越しをして、いつも仲の良い高校時代の友人5人の中で、これで千葉に残っているのは俺だけになった。結婚やら転勤やらで、実家を離れみんなそれぞれ県外の違った場所で暮らしている。そういう俺だって、実家からはすぐそばの距離に住んでいるはのだけれど、一応ひとり暮らしをしているわけだし。 みんなが遠くに離れて、やっぱりちょっとだけ寂しい気持ちもする。最近はホントに忙しくて、年に1度集まる程度だったけど。これからみんなで飲むことがあっても、集合場所は都内とかになっちゃうんだろうな。でも、千葉が嫌いになったとか実家が嫌いになったとか、そんな理由で千葉を離れていったんじゃない。懐かしい思い出がつまった地元千葉を胸に抱いて、それぞれの場所でがんばっているんだ。 俺だって、大学の時と初めての就職先は千葉県外だった。住民票も2度、千葉から離れている。それでも、いつだってココロの中では俺の故郷は千葉だと思ってたし、俺自身の基盤となるホームタウンは地元の街だと思ってたし、何かあればいつかは千葉に帰ろうとも思っていた。そしてその思いの通り、人生の流れの中でいつのまにか俺は再び千葉に舞い戻り、今はこうやって千葉で暮らしている。やっぱり生まれ育ったこの街が、俺はいちばん落ち着くんだよな。だから高校時代のみんなもこの先何かに立ち止まることがあれば、いつだって千葉に帰っておいで。 新しい生活にも慣れた頃になったら、高台から街が一望できるというKくんの新居にも、近いうちに遊びに行かなくちゃな。
|
2004年04月06日(火) ■ |
|
Vol.460 わがままバースディ |
|
おはようございます。りょうちんです。
先週の土曜日、3日は俺の誕生日。めでたく32歳になった。Happy Birthday to Me! メールやカキコをしてくれた人、どうもありがとう。やっぱり誕生日はいくつになってもうれしいもの。だけど、誕生日を迎えるにあたってのけじめとか気持ちの心構えみたいなものが、今年はあんまりなかった気がした。日々の忙しさの中で、なんとなくいつのまにか誕生日がやってきちゃったってカンジ。でもそんなぼんやりとした意識の中で、たったひとつだけココロに決めたこと。31歳のうちにできなかったことを、32歳で全部やってやるぞ! さて、誕生日の日。週末だというのに誕生日休暇と勝手に銘打って仕事を休み、俺の計画したわがままバースディプランが実行された。協力してくれた相方にはこんな迷惑極まりない計画に付き合ってくれてマジで感謝なのだが、誕生日くらい俺の好きにやらせてもらうことにした。 朝は早くから起きて、近くのレストランへ。モーニングバイキングで昼までガッツリ食べまくる。腹が満たされたら、今度は海までドライブ。もちろん運転は相方に任せて、助手席でゴキゲンな俺はリコーダーやハーモニカで気の向くままにひとり演奏会。窓は全開、道行くおばさんが俺の奏でる不協和音に振り向いてもおかまいなし。海に着き、浜辺ではカイトやフリスビーやなわとびでカラダを動かす。時々波と戯れてみたが、春の海はまだ冷たかった。その後、夕暮れの湖畔の遊歩道を散歩したあと、城址公園で夜桜見物。ライトアップされた満開の桜が風に揺れるたびに花吹雪が舞って、今年の桜も俺の誕生日を祝ってくれてるんだなぁと実感する。夕食は某ファミレスで。デザートのみを片っ端から注文する。ケーキやらパフェやらクレープやら白玉だんごに至るまで、甘いものばかり計10品を食べ尽くした。 ココロもおなかも満たされて、大満足の俺。32歳のスタートは、幸先良く切れたかな。
|
2004年04月01日(木) ■ |
|
Vol.459 物騒な世の中 |
|
おはようございます。りょうちんです。
店に泥棒が入ってから数日が過ぎた。泥棒の後始末など予定外の仕事であわただしかったけれど、いつも通りの営業に徐々に戻ってきた。事件直後は犯人に対してとても腹の立っていた俺だったが、時がたつにつれて恐ろしい出来事だったんだなと思うようになってきている。 改めて考えてみると、本当に怖いことだ。あの夜、俺は12時半まで店にいた。最後に鍵を閉めて帰ってから約3時間後、異常侵入のセンサーが鳴る。犯人は店の正面のドアをバールでこじ開けて、鍵を壊したドアごとそっくり取っ払い、店内へ侵入した。そして事務所からひとりでは持ち上げることが不可能なくらいの重さ数十キロもある大きな金庫を、ずるずる引きずりながら裏口から逃げたようだ。 センサーが働いてからわずか9分後。お巡りさんが到着した時はすでに店はもぬけの殻。ぶち破られたドア、いろんなものが散乱する店内、重い金庫を引きずった床の傷。犯人が残していったそれらの跡だけが、無残に残っていた。お巡りさんいわく、プロによる複数犯の仕業らしい。 「日曜の深夜、泥棒に入られてさ…」。パートさんやバイトくんにそう告げると、誰もが決まって驚くのだが。泥棒がやってきたのが誰もいない真夜中で、むしろ良かったのかもしれない。誰かが店にいる時間に、ひょっとするとまだ店が営業中に、泥棒ではなく強盗がやってきて、ナイフを突きつけて「金を出せ!」なんてやられることだって考えられる。運が悪ければ犯人の突きつけたナイフでグサリなんてこともあるかもしれないし、そうなったらお金を奪われるなんていう被害だけでなく、ケガ人までもが出てしまう。ケガだけで済めばいいけれど、万が一命までも奪われたら…。なんて、悪い方へと考えたらキリがない。やっぱ、ここはケガ人が誰ひとり出なかっただけ良かったと思うしかないのかもしれない。 いろんな事件が至るところで起こる、物騒な世の中だと言われるけれど。身近に起こった今回の事件で、本当に物騒なんだということが痛いほどわかった気がする。
|
|