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りょうちんのひとりごと
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2002年09月29日(日)
Vol.189 じょーじくん大脱走事件

おはようございます。りょうちんです。

今日はちょっと個人的に気分がへこみがちなんで、こんな時は久しぶりにじょーじくんネタ。
それは先週、どらちゃんとかずさんが俺んちに来た時のこと。どらちゃんの腕の中で戯れていたじょーじくん。せっかくどらちゃんに遊んでかわいがってもらっていたのに、一瞬のスキをついて腕の中からするりと抜け出した。いちもくさんに走り出すじょーじくん。あれよあれよという間に、食器棚の裏に逃亡した。
もともとじょーじくん、抱きぐせはついていないし、デブのくせして意外にすばしっこい。運動不足のためかいつもケージの外に出すとダッシュで走り出すのだが、そのたびに俺はガードの目を光らせている。しかしこの日は、そんなことを考える余裕もなく逃げられてしまったのだ。腕をあげたな、じょーじくん!
さて、ここからが大変だった。隙間をのぞくと、壁と棚に挟まって身動きが取れなくなっているじょーじくんを発見。んもう、デブなんだから無理しないの! 仕方ないから重い食器棚を少しずらしてみた。すると今度はさらに食器棚と床の隙間に逃げ込んだ模様。もうほとんど救出不可能。しまいにはさらに重い冷蔵庫もずらしてみたりなんかして、じょーじくんのために七転八倒の俺ら。どらちゃんいわく、まさに地獄絵図と化した。それでもなんだかんだ悪戦苦闘して、やっとの思いでなんとかじょーじくんを捕獲。もちろんそのままケージへと強制連行。この時点で時間は夜中の1時過ぎ。こんな真夜中に、じょーじくん大脱走事件のせいでへとへとになった俺らだった。
あれから。じょーじくんをケージの外に出す時は、必要以上にガードの目を光らせるようになってしまったのは言うまでもない。



2002年09月27日(金)
Vol.188 CDが欲しい

おはようございます。りょうちんです。

俺の住んでいるこの街は、けして都会とは言えない。近所には田んぼも広がっているし、まだまだ自然だってたくさん残っている。都内まで出るのに1時間以上はかかってしまうこの街は、一応ベッドタウンとして人口も微増しつづけていて、最近でこそいろんなものができ始めては来たが。それでもまだ、何かと不都合に思えてしまうこともあったりする。例えば…。
前から欲しいCDがあった。発売されたのは7月の終わりだったから、もう2ヶ月もずっとそのCDが欲しいと思っていた。ただ夏の間は俺自身がかなり忙しかったこともあって、なかなか買いに行くチャンスがなかった。ようやく最近になって、「そういえばあのCDまだ聴いてなかったっけ」と思い出し、近所の小さなCDショップに行ったのだが。なかった。やっぱり。かなりマイナーなCDだし、発売されてから2ヶ月もたってるし、たぶんここにはないだろうとは思っていたけれど。
店員さんの「お取り寄せしますか?」の問いかけを振り切って、別のCDショップに行ってみた。しかし。なかった。やっぱり。考えてみれば、CDを買う時はいつもそうだ。マニアックなものやマイナーなもの、インディーズものなどはほとんど置いてなかったりする。それで結局、取り寄せてもらうか、ちょっと遠くまで足を伸ばすか、もしくはあきらめるかのどれかになってしまう。ちなみに今回欲しかったCDは、がんばって遠くまで足を伸ばして、なんとか手に入れることができた。
絶対にありえないことは百も承知で、外資系のHMVとかタワーレコードとかうちの近所にもできないかなぁなんて、そんなことをぼんやりと思ってみた。



2002年09月26日(木)
Vol.187 決戦の時

おはようございます。りょうちんです。

いよいよ決戦の時を迎えたその日、俺はすでにやる気まんまんだった。焼肉を賭けたボーリングの勝負。勝つか負けるかで、焼肉の味もきっと変わってくるだろう。お昼ごはんは軽めに済ませて、夕方にはおなかもカラダも最高のコンディションで俺は戦いに挑んだ。
今回戦う相手はSくん、Uくん、Kさんの3人。ルールは2ゲームトータルのスコアで順位をつけ、その後に行く焼肉屋さんでの代金を、トップが10%、2位が20%、3位が30%、ビリが40%の割合で支払うというもの。ちなみにKさんは女の子なので、30点のハンデが与えられた。
試合開始。なにげに調子がいい。ボールも今日はまっすぐ転がってくれる。5番目のストライクを取った人には無条件で杏仁豆腐が食べられる、という「杏仁チャンス」をゲットしたりしてラッキーも舞いこんできた。1ゲーム目が終わって2位。まずまずの結果だ。しかし、そこで油断をしてしまったのかもしれない。続く2ゲーム目、いつもの俺に戻ってしまった。せっかく取ったスペアの後にガターを出してしまったり。大きく割れるスプリットでにっちもさっちもいかなくなってしまったり。結局…。輝かしいビリという結果に終わった俺。だから言ったじゃん、俺にもハンデちょうだいよって!
重い足取りのまま、焼肉店Gへ向かったのだが。なんと、大感謝祭開催中だったのだ! カルビや牛タンが290円、ホルモンや生ビールが98円とまさにラッキー! 神様はまだ俺を見放していなかった。安いとなれば話は別。注文は肉・肉・肉の嵐。ごはんも大盛り。普段飲まないビールも飲んじゃったりして。かなり幸せのひとときを味わった俺ら。最後にはしっかり杏仁豆腐も満喫しちゃったし。もう大満足!
さて、来月もまた集まる約束をした俺ら。今度はカラオケで勝負? よーし、リベンジだ! みんな、負けなくてよ! 少しくらい手加減してあげてもよろしくってよ〜!



2002年09月23日(月)
Vol.186 どんぐりジェット

おはようございます。りょうちんです。

ちびっこだった頃、近くの神社が俺の遊び場だった。学校から帰ってくるといちもくさんに飛び出して、暗くなるのも忘れるまでかけずりまわっていた。神社の裏には墓地に続く小道があって、そこはかなり急な下り坂になっていた。あちこちに落ちている大小さまざまなどんぐりをたくさん拾い集めて、その小道に勢いよくばらまいた。坂になっているから、どんぐりのせいでとても滑りやすくなる小道。家から持参したダンボールにまたがって、その坂を一気に滑り降りた。爽快なスピードとスリルをともなう不安定さが、たまらなく楽しかった。ふたり乗りで滑ったり、寝転んで滑ったり。ジェットコースターなんてそうそう乗れなかった時代。おかげで服は泥んこになった。毎年秋になると、そんな遊びをあの頃の俺らは楽しんでいた。誰が名付けたのか、この時期限定の「どんぐりジェット」という遊びだった。
神社の境内には大きなイチョウの木があって、近所の人もよくぎんなんを拾いに来ていた。ぎんなんはかなりの異臭を放つので、俺はなるだけそのイチョウには近づかないようにしていた。裏の雑木林にはアケビやクワの実がなっていた。アケビの実が熟して割れるのを楽しみにしていたり、クワの実を食べると舌が真っ赤になるのをおもしろがったりしていた。今から20年以上も前の、もう懐かしいセピア色の俺の思い出。
先日実家に帰った時、アケビの実とぎんなんがあった。父が犬の散歩に出かけた時に見つけてきたものらしいのだが。久しぶりにアケビの実を口にして、「あれ、あんまりうまいもんでもなかったんだな」と期待ハズレに思った。ちびっこだったあの頃は、すごくおいしいものだと思っていたのに。なんだかそんなふうに思ってしまった自分が、ちょっとだけさみしかった。もしかして、これが大人になるってコトなのかなぁ。



2002年09月22日(日)
Vol.185 類は愛を呼ぶ

おはようございます。りょうちんです。

はるばる京都から、どらちゃんとかずさんがやってきた。どらちゃんとはお互い前からメールや電話やカキコをしていたし、かずさんは偶然にも俺の先輩だったりで、密かにふたりが上京するのを心待ちにしていた俺。土曜日の夜、新宿にて待ち合わせ。彼らを歓迎するために俺以外にももう3人集まって、合計6人。以前この「ひとりごと」で書いた串揚げ屋さんにて、みんなでお食事会になった。
どらちゃんやかずさんをはじめ、集まったみなさんとは初めて会う俺。ちょっとだけ緊張しちゃったけどね。で、どらちゃんは、彼のHPからもわかるようにホントにほのぼのしててさ。まさに癒し系。たとえちょっとイライラしてたとしても、彼に会っちゃうと気持ちが絶対に休まるだろうなって思える人で。気がつけば、なんだかとっても穏やかな気持ち。んでもって、かずさんもどらちゃんと同じくらいほのぼのしてて。ふたりとも同じオーラが出ていて、同じにおい。さすがにこのふたり、ラブラブな仲なだけあって、「類は友を呼ぶ」ならず「類は愛を呼ぶ」ってカンジかな。
土曜の夜はふたりとも「ホテルりょうちん」に宿泊。ってこれ、俺んちなんだけど。日曜にTDLに行く予定らしく、気合充分なふたりは早朝6時に出発なんて話もちらほらと。えっ、ろ、6時っすかぁ? んでも、結局寝たのは深夜2時過ぎ。起きてみれば10時をすっかり回ってて。チェックアウトはお昼前。夕方からはどしゃ降りの雨が降ってきちゃったけど、それでもしっかりTDLを満喫できたみたいで。良い思い出ができたかな? 今度俺が京都に行く時は、またこのふたりに会いたいな。



2002年09月19日(木)
Vol.184 掃除嫌い

おはようございます。りょうちんです。

炊事・洗濯・掃除。主婦の3大仕事とも言われているこれらの作業。この中で、何がいちばん嫌い? 俺は迷わず、ダントツで掃除が嫌い。ごはん作るのもお洗濯するのも、別に何とも苦痛に思わないんだけれど。掃除だけはどうも苦手なようで。
休日だった今日、夏から散らかり放題だった俺の部屋をさすがに片付けなければと、そんな強迫観念にも似た気持ちで掃除の予定を立てたんだけど。天気も気持ちのいい秋晴れで暑くも寒くもなく、絶好の掃除日和だったのにもかかわらず。TV見たり。CD聴いたり。あげくの果ては昼寝をしたり。やっとこさ重い腰をあげたのは、もう日もどっぷり暮れて暗くなってから。あーもう、ダメダメじゃん、俺。
昔から俺って、整理整頓が苦手だったのかもしれない。どんなにきれいに部屋を掃除しても、数日もするとあちこちにいろんなものが散らかっちゃっている。掃除するたびに、もう2度とこのきれいな部屋を散らかさないぞって誓うのに。また散らかっちゃった部屋を見て、掃除してもどうせ散らかっちゃうんだしって思っちゃって。そういう悪循環を繰り返してる。それでいて、四角い部屋を丸く掃くようなアバウトな性格の俺だし。だから部屋は散らかるばかり。血液型がA型の人って几帳面とか言われてるみたいだけど、俺を見る限り絶対そんなことはないと思うな。
週末に来客予定があったりすることもあって、それでもなんとかがんばって、部屋とお風呂の掃除は終了した。ホントはトイレとキッチンもきれいにしようと思ってたのに。出てきた懐かしい雑誌や写真を見たり、休憩とか言ってメロンパン食べちゃったりしたことも、敗因だったりするんだよな。う〜ん、いかんいかん。反省しなきゃ。
ちゃんと掃除ができるように、俺にはもっと修行が必要かも。こんなんじゃ、まだまだお嫁には行けません。誰か、掃除嫌いの人でも楽ちんに掃除ができる裏ワザ、知ってたら教えてくだされ〜!



2002年09月18日(水)
Vol.183 正しい不倫のしかた

おはようございます。りょうちんです。

ちょっと前のことだが、こんなメールをいただいた。「りょうちんは不倫って悪いことだと思う?」。残念なことに、俺は今まで不倫をした経験がない。ましてや結婚さえしていないのだから、適切な答えなど俺からは導き出せるはずはないと思う。そんな俺だが、結論から言うと、俺的には不倫は「あり」だと思っている。このメールをくれた彼女が現在不倫中なのか、はたまた過去に不倫をしていた経験があったのか、それともこの先不倫しそうな相手が現れたのか。そんなことは定かではない。が、いろいろ考えたあげく、俺は彼女にこんなメールを返信した。以下、俺が送ったメールからの抜粋である。
不倫にしても、人を好きになるっていう気持ちは同じじゃん。しかも好きになるってのは頭で考えてすることじゃなくて、ココロが勝手にそういうふうになっちゃうものじゃん。だから。俺は結果的に、どうしようもないことだと思うんだよね。好きな気持ちにストップをかけるって、死ぬよりもつらいことだと思うしさ。不倫も、俺としては「あり」だと思うんだよね。
ただ、ね。不倫することによって、当事者だけでなく他の人に影響が出るんだとしたら、それはちょっと考える必要があるかも。例えば、不倫相手の奥さん(もしくはダンナさん)に迷惑がかかるなら、それに応じた対策を考える必要があると思うよ。「あの人に悪いよなぁ」なんてずっと思いながら、何もしないでずるずると不倫を続けるのはやっぱ良くないよな。ちょっとくらい痛い思いも覚悟で、それぞれが良い方向に向かえるように何かしらの行動を起こすことは、絶対に必要なんじゃないかなぁ。それが俺の考える、「正しい不倫のしかた」だと思います。
まだまだ経験値の少ない俺。考えが甘いのかもしれないこんな俺が、偉そうに言えることじゃないとは思うんだけど。俺の考える「正しい不倫のしかた」について、異論反論オブジェクション! どんどん募集します!



2002年09月17日(火)
Vol.182 防災月間

おはようございます。りょうちんです。

何でもそろうディスカウントストアとして有名なドンキホーテ。品数も豊富だし、早朝5時まで営業しているところがうれしかったりする。店内は独特の作りになっていて、所狭しといろんな商品がディスプレイされている。CD売り場の隣でスニーカーが並んでいたり、パーティーグッズの隣で18禁のおもちゃが置いてあったり。迷路のようになっている店内をぐるぐる回ることによって、いろんな掘り出し物やお宝を見つけ出してもらうのがコンセプトらしい。
そんなドンキホーテに久しぶりに行って、そこで思ったこと。もしもここで大地震が起きたら、もしもここで火災が発生したら。俺、ヤバイよな。例えば大地震が起きたら、天井に届くほど高く積まれた商品が落ちてくることはまちがいないだろう。ただでさえ整理整頓されてるとは言いがたい店内、これらの商品が棚から落ちてきて散らかったら、もう俺は逃げる場所がないよな。例えば火災が発生したら、迷路のように複雑に入り組んでいる通路、どこをどう通れば非常口にたどり着けるのかさっぱりわからない。窓だってどこにあるかわからないし。そうなれば、いくら無敵の俺だって一貫の終わりかもしれない。
そう思うと、1秒でも早くその場から逃げ出したくなった。まぁどこにいたって災害に巻き込まれる時は巻きこまれちゃうんだろうし、死ぬ時はそれも運命なんだろうけど。でも、けして安全だとは思えなかったところに長い間いたいとは思わなかった。災害は忘れた頃にやってくる。まさにそのとおりだと思う。油断していると、いつ災害に巻き込まれるかわからない。くしくも今月は防災月間。もしもの時に備えて、俺ももう一度安全について考えてみようと思った。



2002年09月16日(月)
Vol.181 さよならじゃない

おはようございます。りょうちんです。

俺が以前働いていた某ファーストフード店が閉店したことは、この前の「ひとりごと」に書いたが、その閉店記念おつかれさま会に行ってきた。考えてみれば俺があの店を去ってから3年半以上もたつのだが、途中で転職してしまった俺にまで、よく声をかけてくれたものだとありがたく思う。
さて、貸切になった会場へ着くと、懐かしい人たちがたくさんいた。いろんなことを教えてくれた先輩も。かわいがってくれたパートさんも。一緒にバカをやったバイトくんも。当たり前だが、あの頃から着実に時間は流れているわけで。当時キャピキャピの女子高生だったNさんは立派な社会人になり。大学生だったSくんは会社でも中堅どころに出世したようだし。アイドルだったHちゃんは来月ママになるそうで。そんな俺も30歳になったと言うと、みんな驚いていた。
たった2時間という短い時間だったが、懐かしい話をしたりそれぞれの近況報告をしたり、あの頃の写真をみんなで見て盛り上がったり。とても内容の濃い時間を過ごすことができた。なんでも80人以上もの人が集まったということで、みんなとじっくり話せなかったことがちょっとだけ残念なのだが。
帰り道、あの店の前を通ってみた。看板がはずされ中は真っ暗で、あの頃がウソのようにひっそりとしていた。帰りの電車の中で、らしくもなくちょっとだけセンチメンタルな気分になってしまった俺。そんな時、思い出した曲。「♪さよならじゃない もうこれで終わりじゃない〜」。あの頃流行っていた曲だ。そうか、そうだよ。あの店がなくなっても、さよならじゃないんだ。もうこれで終わりじゃないんだよ。会おうと思えばいつでも会える。会いたくなったらまたみんなに会いに行けばいいんだ。そう思ったら、何だかすこしだけブルーな気分が和らいだ気がした。久しぶりに会えたみんな、ホントにどうもありがとう!
ところで。「今だから言うけど、あの頃りょうちんが好きでした〜♪」なんてバイトの子、ひとりやふたりいなかったのかなぁ?



2002年09月14日(土)
Vol.180 ボーリング

おはようございます。りょうちんです。

ついこの前まで気がつかなかったことなのだが、どうやら俺はボーリングがへたくそらしい。いやけして得意だとは思っていなかったんだが、まぁ人並みのスコアくらいは出せるんだろうとたかをくくっていた。しかし先日、半年ぶりにボーリングをすることになり、2ゲームをプレイしてそのアベレージが80を切るという散々たるスコアをたたきだしてしまった俺。まぁ調子が悪かったというと言い訳になるのだが、それにしてもマジでへたくそだなと感心さえしてしまった。
学生時代はよくボーリングをしていた。運動神経が良いとはいえない俺でも、ボーリングはワザを競うもの。パワーがなくたって、コツさえつかめばそれなりのスコアが出せるところが俺の好きな理由だった。また、スペアやストライクやダブルなどで得点が加速度的に加算されるというのが、どんなに難しいゴールを決めてもワンゴール1点と決まっているサッカーとは違って、おもしろいところだと思う。そんな俺も昔はそこそこのスコアは出せていたのだ。しかし、ボールがまっすぐに転がってくれなくなった。いつだったか、「根性が曲がってる人はボールだってまっすぐ転がらない」と言われたことがあるが、まんざらそれもウソではないのかもしれない。
さて。再来週、友達4人で焼肉パーティーをすることになったのだが。その前にボーリングをして、そのスコアで順位を決め、焼肉の代金をそれによって支払うという企画が持ち上がっている。まったく、今回の企画者Uくんらしい発想なのだが。よーし、上等じゃん、受けてたとう。負けず嫌いな俺、モノがかかっているのなら話は別。ストライクマシーンと化してやる。今から練習しとかなくっちゃ。めざせ、中山律子! Uくんなんかに負けるもんか!



2002年09月12日(木)
Vol.179 あの店

おはようございます。りょうちんです。

大学を卒業後、俺の最初の就職先は某ファーストフード店だった。いくつか手に入れた内定のうちからたった1社だけ選んだ俺の就職先だったのだが、実家からは通えない場所への配属になってしまい、まぁひとり暮らしも俺が決めたことだからと自分に言い聞かせて、不安を抱えたスタートだった。
しかし、おかげさまで人間関係にはとても恵まれた。気の合う同僚、理解ある上司や先輩、慕ってくれるパートさんやバイトくん。仕事という枠を超えて、あの頃の仲間はホントに楽しい人ばかりだった。もちろんつらいこともあった。発注をミスって、キャンペーンだというのに食材をすっからかんにして怒られたり。仕事が終わらなくて、明け方まで徹夜で商品を用意したり。バイトくんがドタキャンして、へとへとになりながら俺が代打で仕事したり。正直、仕事はきつかったけれど、やっぱり俺はあの仕事が好きだったんだなぁと今になって思う。俺があの店にいたのは、移動になるまでのたった2年足らずだったが、今の俺がここにこうしているのは、あの頃のかけがえのない経験が基盤になっているからだとしみじみ思う。
そんなあの店が、先日閉店してしまったらしい。売り上げが落ちたとか営業不信とかそんな理由じゃないのが、さらに悲しいのだが。幸い社員として働いていた人たちは別業態へと配置移動になるそうなのだが、あの店がなくなってしまうということは、俺にとってもとても悲しいことなのだ。
仕事のつらさとか、社会の厳しさとか、働くことのよろこびとか、口では言えないいろんなことを俺に教えてくれたあの店。俺の思い出がぎっしり詰まったあの店がなくなっても、俺はいつまでも記憶の中に思い出を焼きつけておこう。あの頃に培った経験を多いに活かして、これからの自分に役立てていこう。それが、あの店に対する俺の最大の感謝なのだと思う。
次の日曜日、あの頃一緒に働いていたみんなに久しぶりに会いに行く。「さようなら」と「ありがとう」の気持ちを胸にしまって。



2002年09月11日(水)
Vol.178 悲劇

おはようございます。りょうちんです。

悲劇は突然やってくる。午前中、まだ半分寝ぼけたままの俺。キャベツの千切りをざくざく切っていたら、調子に乗って自分の指までざくざく切ってしまった。仕事柄、ちょっとしたヤケドや切り傷なんかは日常茶飯事なのだが、久しぶりに激しく負傷した。どくどく流れ出る血が止まらない。指の付け根を輪ゴムでくくって、傷口をペーパータオルでしっかり押さえ、手を上に上げたまましばらく痛みをこらえていた。そんなこんなで、それからの俺はほとんど仕事にならなかった。
しかし、俺を襲う悲劇なんて所詮これくらいのものだ。こんな傷なんて、そのうち治れば忘れてしまうだろう。だけど、忘れてはならない悲劇がある。例えば、アメリカの同時多発テロ。そう、あの事件から今日でちょうど1年がたった。新聞でもTVでもラジオでも、今日はそのことが繰り返し報道されていた。あの日、世界貿易センタービルに旅客機が突っ込み、超高層ビルが崩れ落ちてゆく映像を、俺は一晩中まるで映画のワンシーンを見るかのように眺めていた。実際に起こっている現実なのに、それが現実だとはなかなか認識できない自分がいた。
あの悲劇も、突然やってきた。何の罪もないたくさんの人たちの命が、一瞬にして奪われた。あの悲劇から、俺は何を得ることができたんだろう? あれから1年がたって、結局今だに何にもできないままの俺だけど、あの悲劇をもう2度と繰り返さないようにするためにも、ずっとずっと胸の奥に刻んでおこう。たとえ傷口の痛みは消えていっても、あの悲劇は絶対に風化させちゃいけないんだ。それが学ぶということであり、俺にできるたったひとつのことなのかもしれない。
亡くなったたくさんの人たちのご冥福をお祈りします。



2002年09月10日(火)
Vol.177 歩いていこう

おはようございます。りょうちんです。

車に乗らない生活も早3日。この際だからと、仕事も買い物も歩いて出かけてみることにした。こんなことでもなきゃ、歩いていこうなんてそうそう思わないもんね。
歩いてみて、初めてわかったこと。季節はすっかり秋なんだなぁ。口ずさんだ曲も、「♪風立ちぬ 今は秋〜」なんて。秋というだけで、意味もなくため息なんかついちゃったりして。鋭かったひざしも和らいで、じっとしているだけでも汗ばんできた頃がウソのよう。過ぎてゆく風も気持ちいいし。太陽に向かって咲いていたひまわりの代わりに、見つけたのはまだ若いススキ。軒の柿の実も、大きくなっている。あんなにやかましかった蝉の声も、もう聞こえない。夜になれば、今度は虫の音が涼やかに聞こえてくる。
毎年この季節になると、うちの方では稲刈りが始まる。一面の田んぼは、金色のじゅうたん。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」なんてあるけれど、頭を垂れているというよりもほとんど倒れているといった方がいいくらい。そういや先週末は激しく雨が降っちゃったから、稲刈りも今週末にずらしたところが多いのかもしれない。ところどころで切り取られたように稲刈りの済んだ田んぼを見つけて、歩きながらそんなことも考えたりした。
車は便利。早いし疲れないし。だけど、車に乗っていてはわからないこともある。歩いてみて、初めて気づくこともある。急いでゴールをめざすことも大事だけど、ゆっくりすこしずつ進むことも大切なんだ。季節もいいカンジだし、この秋はたくさん歩いてみよう。そうすれば、最近がむしゃらに駆けぬけていた俺が見落としてしまったものが、新しく発見できるかもしれない。秋はそういう季節なんだよな。なんて思ってみたものの、俺の愛車、明日には退院できる模様。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋…。いろいろあるけれど、みんなはどんな秋にしたいですか?



2002年09月08日(日)
Vol.176 オーバーヒート

おはようございます。りょうちんです。

車の免許を取ってからずいぶんたつが、今や車のない生活など考えられなくなってしまった。毎日必ず運転する俺。仕事に行くのにも遊びに行くのにも、車を使って出かけるのがほとんど。そんな俺の愛車は、ちっこい軽自動車。見栄えもそんなにカッコ良くないし、年式も結構古く走行距離も相当なものだが、俺に似て小回りの効くすぐれものなのだ。
昨日のこと。仕事からの帰り道、いつものように軽快に運転している時だった。突然ぷすんぷすんと異常なエンジン音。「あれ?」とか思っていると、今度はオーバーヒートを知らせる警告ランプが点灯した。緊急事態発生。あわてて車を止めた。そういや数日前からなんとなく調子の悪い前兆はあった。エンジンのかかりは悪かったし、アクセル踏みこんでもなかなか加速しなかったし、上り坂ではパワーが感じられなかったし。あれま、こりゃついに故障かも。どしゃ降りの雨の中、傘をさしてボンネットを開けてみる。冷却水は異常なし。じゃあどこが調子悪いんだ?
こういう時は弟に電話。調子の悪くなった俺の車を見に来てもらおう。学生時代、ずっとガソリンスタンドでバイトしていた弟は、ちょっとだけ車関係に強かったりする。オイル交換もおちゃのこさいさいだったりするし。しかし。電話口の弟は、こころなしかハイテンション。聞けば、かなりお酒を飲んじゃったそうで。あー、つかえない弟よ。
しかし弟のアドバイスによると、オーバーヒートなら時間がたってエンジンが冷めれば、一時的にはちゃんと動くようになるだろうとのこと。その後なんとかだましだまし車を走らせて、やっとのことでうちに着くことができた。いつもはすいすい帰る道、でも昨日は長かった…。
週が開けたら、ちゃんとディーラーさんに見てもらおう。ってことは俺の愛車は入院なのかな。しばらくは車のない生活、送らなきゃ。



2002年09月06日(金)
Vol.175 串揚げ食べ放題

おはようございます。りょうちんです。

「1000円シリーズ第2弾」ってわけでもないんだけれど、948円で食える串揚げ食べ放題に行ってきました。ここのお店、通常は2500円で食べ放題なんだけれど、ゴロ合わせで9月4日が串の日で、それに便乗して今週は948円で食べれちゃうんだそうで。以前新宿店に行ったことがあったんだけど、ネットで調べたらうちの近くにもあることがわかったので、さっそく行ってきちゃいました。
この串揚げ屋さん、自分で好きな食材を取ってくるバイキング方式。すでに串に刺してある肉やら野菜やらを勝手に持ってきて、自分で衣とパン粉をつけてテーブルにて揚げて食べるシステム。そうね、焼肉屋さんの串揚げバージョンと思えば想像はつくかな? で、食べるよりも揚げる方がおもしろかったりしちゃうの。そもそも俺って猫舌で揚げたてをすぐにパクリってできないから、串揚げって俺には向いてないのかもしれないんだけどね。串揚げ以外にも、ごはん、みそ汁、カレー、サラダ、フルーツ、飲茶、デザート類、ソフトクリームまでそろってるから、串揚げに飽きてもいろんなものが食えちゃうんだよね。
そんな今日も、串揚げをたらふく食ってきました。制限時間は60分なんだけど、あっという間。あやうくデザート食い損ねるところでした。それにしても、気持ち悪いっす。フライものばかり食べていたから、胸焼けなんてあんまりならない俺でも、今夜は胸がムカムカしちゃって気分がどうもさえないままです。う〜。お店から出た後もカラダ中に油のにおいが染み付いちゃうんで、こりゃデートプランには入れられないなぁ。ま、俺はおいしければオールOKなんだけどね。だけど当分の間は、揚げ物は食べたくないかも〜。



2002年09月03日(火)
Vol,174 たかが1000円、されど1000円

おはようございます。りょうちんです。

1000円で手に入るものって、どんなものがある? 最近じゃいろんな店がディスカウントだったり、かなりお得なセットなんてのもあるから、1000円の価値って昔と比べると変わってきてるのかもしれないよね。
今日の夜、外食することにしました。でもね、何を食べたいかわからなくって。かといって、あんまりお金も使いたくなかったし。だけど、朝から何も食べてなかったんでおなかはぺこぺこ。それでもやっぱりおいしいものをたらふく食べたいってことで、やってしまいました、またまた俺らしいおバカな企画。題して「外食のはしごで1000円でどれだけ食べられるか?」。
まず1軒目。某ラーメン店Kで中華そばを注文。昔ながらのちぢれ麺と懐かしいしょう油ベースのスープが絶妙に絡んで美味。軽くたいらげてしまいました。税込み409円。残るは591円。2軒目。某ファミリーレストランSでミラノ風ドリアを注文。ミートソースととろけるチーズがあつあつで、これも絶品。おいしかったです。税込み304円。残るは287円。そして3軒目。某牛丼屋Sで牛丼並盛りを注文。付け合わせの紅生姜をのせて、ほかほかごはんと煮込んだ牛肉を一緒にパクリ。うまいっす。税込み280円。
ラーメンとドリアと牛丼を食べて、トータル993円。なんとびっくり、1000円でお釣りがきました。これだけ食べれば、いくら腹がへっていた俺でもかなりの満腹感。食後はおなかがはちきれそうで、上手にまっすぐ歩けないほどでした。てか俺、食いすぎ。おかげで体重2kg増。
そもそも、いろんなお店をはしごしようなんて発想自体、おバカで俺らしいけど、上手にやればこれだけできちゃうんだよねー。たかが1000円、されど1000円。じゃあ今度は、この前7個の記録でストップした「マックの59円ハンバーガー何個食えるか?」企画に、再度挑戦しようかなぁ〜。



2002年09月02日(月)
Vol.173 眠らない街

おはようございます。りょうちんです。

真夜中、午前4時過ぎ。公共料金を払いにコンビニまで歩いた。まだまだ蒸し暑い夜、それでも過ぎてゆく風は気持ちいい。日曜日から月曜日へと変わる時、ましてや今日から新学期。こんな時間に起きている人なんて、もしかしたら俺くらいしかいないのかもしれない。虫の声を聴きながら、そんなことを思いつつ三日月の下を歩き出した。
しかし。コンビニまで往復するわずか10分ちょっとの間、何人もの人と出会ってしまった。カブにまたがり新聞を配達する青年。大きな犬を散歩させているおばさま。線路沿いの道を軽快に走りぬけてゆくランナー。コンビニの前の地べたに座りこんでカップメンをすすっている少年たち。エッチな雑誌を立ち読みしているオヤジ。買い物かごいっぱいにスナックを買い込んでいる太った女性。眠たそうな目でレジのキーを叩いているアルバイト。
みんな、いつ眠っているんだろう? この街にはいろんな人がいて、それぞれの生活パターンも多様化しているとはいえ、こんなにもたくさんの人がこの時間まで活動してるとは思ってもみなかった。そういう俺だって、そのうちのひとりだったりするわけだし。あぁそうか、俺の住んでるこの場所も、24時間眠らない街だったんだなぁ。
コンビニから帰ってきてアパートの階段を上っていると、東の空が白々しはじめていることに気がついた。一番星もきれいに輝いている。もうすぐ朝がやってくる。新しい一日が始まるんだ。さぁ、俺もそろそろ眠りにつかなくっちゃ。



2002年09月01日(日)
Vol.172 若気の至り

おはようございます。りょうちんです。

大学生の頃、当時お付き合いをしていた彼女と伊豆に一泊旅行をすることになった。もう付き合い出してからずいぶんたっていたし、やっぱり大学生ともなればやることはもうちゃんとやっていた仲だったのだが、彼女は一人娘ということもあって泊りがけの旅行はこれが初めてだった。
初めて迎えるふたりきりの夜に向けて、俺の頭の中ではいろんな妄想が駆け巡っていた。「ゆっくり温泉に入っておいしいものをたくさん食べようね〜」なんてたてまえ上はそう言っていたが、あんなことやそんなことなどムフフな情事を企んで、自分なりに綿密なプランを立てたりなんかしていた。あぁ、若気の至り…。
さて、俺らが宿泊したのは某観光ホテル。で、そのホテルには、なんと「家族風呂」があったのだ。知ってる人は知ってるよね? 家族風呂。そう、それはほのぼのしたネーミングとはかけ離れた、貸し切りの密室にできるお風呂。つまり内側からカギをかけておけば、お風呂の中ではどんなことをやっても許されるのだ。この画期的なシステムの家族風呂、俺もこの日まではどんなものなのか知らなかったんだけど。でもそのすばらしさに、俺は驚きそして喜んだ。で、最初は「えー?」とか渋っていた彼女の方も、「せっかくあるんだから入ってみようよ〜」の半強制的な俺のひとことで一緒にお風呂に入ることに。作戦成功!
でもさ、当たり前のことだけど。お風呂って、電気を消して入るわけにはいかないじゃん。明るい場所で見る彼女のハダカには興味しんしんなんだけど、逆に俺のハダカも彼女にしっかり見られちゃうわけで。恥ずかしいんだよね、たとえそういう関係であってもさ。結局、お互いなんとなくぎこちないままふたりでお風呂に入り、俺の妄想は音も立てずに崩れ去った。彼女のハダカはばっちり目に焼き付けたけどね。あ〜、今となっては若かりし頃の懐かしい思い出かな。
おっ、今日の「ひとりごと」、ちょっとアダルトモードだったり?