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2002年07月31日(水) ■ |
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Vol.151 激辛カレー |
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おはようございます。りょうちんです。
最高気温が今日も35℃を超えて、毎日毎日厳しい暑さが続いている。まさに夏本番。こうも暑い日が続いちゃうと食欲もなくなるよ、なんて言ってる人もいるけれど、いくら暑くてもそんなこととは全然無関係な俺。相変わらず腹ペコになるし、食欲も旺盛だったりする。今日も俺はもりもり元気っす。 で、やっぱ暑いとみんな辛いものが食べたくなるのだろう。先日からカレーフェアと銘打って、うちの店でも数種類のカレーを販売してるのだが。暑い日は地味に売れ行きが良かったりする。そのうちのひとつ、いちばん辛いという激辛カレーを今日食ってみた。 俺って辛さに特別強いってわけじゃあない。カレーの辛さにしろ、唐辛子の辛さにしろ、辛さはやっぱりほどほどがいちばんうまいと思う。ただしわさびはまったく食えない。あれは辛いのがイヤとというよりも、鼻に抜けるツーンがダメなのだ。 話が少しそれてしまったが、今日食ったカレー。めちゃめちゃ辛かったっす。久しぶりにこんなに辛いカレーに出くわした。水、たらふく飲まざるをえなかったし。途中からくちびる震えてきちゃったし。汗どころか鼻水まで出てきちゃったし。自分のところで売ってる商品なのに、これでいいのかって思っちゃったよ。いや、うまいんだけどね…。だけどこの辛さ、きっとインド人もびっくりしちゃうはず! さて、俺はヒーヒー言っちゃた激辛カレーだけど。バイトのYさんは平気な顔してたいらげていた。「そんなに辛くなかったです♪」なんて、Yさん、かわいい顔してあなたは味覚障害? でも、辛党の人にはこの辛さが良かったりするのかもね。暑い夏、食欲不振な人にはこの激辛カレーがおすすめです。
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2002年07月30日(火) ■ |
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Vol.150 うちの冷蔵庫 |
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おはようございます。りょうちんです。
梅雨が明けて暑さも本格的になった頃から、うちの冷蔵庫にちょっと異変が起きている。というのは、やけにモーターの音がガーガーうるさく鳴るのだ。実際今も、結構大きめの音でモーターの音がガーガー言っている。 正直なところ、うちの冷蔵庫はそんなに活躍していない。中に入っているものは少しの野菜とあとは調味料。それに梅干、たまご、お酒くらい。結構隙間だらけだったりする。そのかわり、冷凍庫はぎゅうぎゅう詰め。俺ってなんでもかんでも冷凍しちゃう人だから、いろんなものを小分けにして入れている。肉や魚はもちろん、ごはんやスパゲティ、お手製のきんぴらゴボウなんかも冷凍してあったりする。それに今は、じょーじくん用のアイスノンや水を入れたペットボトルなんかも入っちゃってるから、上手に収納しないと扉が閉まらなかったりするおそれもあるのだ。 考えてみればこの冷蔵庫、俺がはじめてひとり暮らしをする時に買ったものだから、かれこれ10年以上は使っている。俺が引っ越しするたびに移動して、いつも俺のすぐそばで活躍していた。そんなこと、特に意識したことはなかったけど。でも10年も使えば、そろそろガタが来てもおかしくはないよなぁ。今まで一度も壊れたことはなかったけれど、もしかしたら寿命が近づいてるのかも知れない。機能的にはまだ充分使える冷蔵庫だけど、近いうちに壊れたりしちゃうかも。 でも。愛着のあるこの冷蔵庫、俺はまだまだ使いたい。冷凍スペースが狭くたって、モーターの音がガーガー言ってたって、それくらいがまんしちゃう。だって冷蔵庫って、ひとり用のものでも結構なお値段しちゃうもんね。そういうわけで、夏もがんばれ、うちの冷蔵庫!
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2002年07月29日(月) ■ |
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Vol.149 拝啓、佐倉高校野球部のみんな |
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おはようございます。りょうちんです。
拝啓、佐倉高校野球部のみんな。 本当におつかれさまでした。結局、君たちの夢は甲子園までは届かなかったけれど、ベスト4という成績は立派です。佐倉高校のベスト4進出は、長嶋さんの時以来の約半世紀ぶりのこと。この記録は、長い佐倉高校の歴史に、また新たに刻まれることでしょう。 おとといの最後の試合後の泣き顔は、もう笑顔に戻ったでしょうか? どんなにピンチに追いこまれても、ずっと笑顔を絶やさなかった君たちには、やっぱり笑顔がいちばん似合います。思い返せば、いくどものピンチを乗り越えて来ましたよね。それでもチームメイトを信じて、あきらめないでふんばって戦い抜いてきた君たちに、俺は何度も胸が熱くなりました。ちょっとだけ落ち込んでいた俺は、君たちから数えきれないほどの勇気を教えられたように思います。君たちのような後輩がいることを、俺は誇りに思います。 大会前、誰が佐倉高校のここまでの活躍を予想したでしょうか? 「波に乗る」とはこういうことを言うんだなと、君たちを見て改めて思いました。ホントに勢いのあるチームでした。ずばぬけて目立つ選手もいなかったのに、ここまで勝ちぬいてこれたのは、まさに全員野球の結果でしょう。ここぞという時に本領を発揮する勝負強さも、君たちの実力のうちですよね。 3年生のみんな。他の人よりはちょっとだけ受験勉強に遅れを取っちゃったけど、君たちなら大丈夫。野球で培ったパワーを、今度は受験勉強に向けてください。それに、まだ夏は始まったばかり。勉強以外にも、遊びに恋愛に一生懸命がんばってくださいね。 新チームのみんな。ぜひ、今までのチームを超える強いチームをめざしてください。俺はいつだって、母校の佐倉高校を応援していますよ。 最後に。この夏、俺はホントに感動しました。自分の母校の野球部でここまで熱くなれるとは、夢のようです。ココロから佐倉高校野球部のみんなに伝えたいです。ありがとう!
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2002年07月26日(金) ■ |
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Vol.148 命がけの充電 |
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おはようございます。りょうちんです。
最近のひとりごと、高校野球についてばかり書いてるもんだから、「りょうちんって野球観戦ばっかりで時間があってうらやましい!」と思ってるあなた。大まちがいです! このひとりごとからじゃ俺のことすべてはわからないだろうけど、もうめちゃくちゃ忙しい毎日が続いています。 で、どのくらい忙しいのかというと。あんなにかわいがっていたなすおとぴまこもほったらかしにするくらい。じょーじくんともろくに遊んであげられないくらい。部屋の掃除もできなくて足の踏み場もないくらい。図書館から借りている本を期限が過ぎても返しに行けないくらい。コンビニに行く暇もなくて電話代やら電気代を滞納するくらい。せっかくいただいたメールの返信もなかなか出せないくらい。録画したビデオもまだ見ないうちにその上から新しく録画しちゃうくらい。ってなカンジです。だってここんとこ、平均睡眠時間4時間くらいだったんだもん。 俺、昔からホントに疲れちゃうとふくらはぎの下の部分(アキレス腱のあたり)が腫れちゃってうまく歩けなくなっちゃうんだけど、何年かぶりにその症状が出ちゃいました。自分でもこりゃ休息が必要って思ったもんね。 それで今日は実に8日ぶりの休み。もうたっぷりと眠って、命がけの充電をしましたよー。暑さもなんのその、扇風機ももちろんエアコンもかけず、深い眠りについて気がつけば夕方でした。それでもまだ疲れが完全に抜けない気がするのは、気のせいかなぁ? たった1日の休日じゃ、もちろんやりたいことのすべては消化できっこなかったけれど、精神的にはしっかり休めたってカンジかな。ココロに余裕ができた気がするもん。暑い日が続くけど、明日からまた仕事。がんばるもんね♪
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2002年07月25日(木) ■ |
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Vol.147 あっぱれ佐倉高校! |
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おはようございます。りょうちんです。
高校野球に興味がない方、もしくは嫌いな方、ホントごめんなさい。今日も高校野球ネタでいきます。高校野球以外のネタもちゃんとそのうち書きますんで、もうちょっと俺の高校野球フィーバーにお付き合いくださいね。 あれだけ今日の試合が順延されることを願ってたのに。だって朝は雨が降ってたのに。しっかり開催されちゃいました。埼玉大会とかは流れたらしいのにねー。俺、仕事の関係で今日の観戦は行けないと思ってたのに、やっぱり朝からうずうずしちゃって。結局、行ってしまいました、マリンスタジアムまで。 今日の対戦相手は東海大浦安高校。東海大浦安といえば、おととしの夏、浜名投手の活躍で甲子園で準優勝を成し遂げたチーム。いくら波に乗っている我が佐倉高校といえども、相当手ごわい相手。1回にいきなり4点取られた時は、もはやここまでかと思っちゃったけど。4回、佐倉高校の打線爆発。一挙に9得点で逆転。終わってみれば10−5で、見事に佐倉高校の勝利。これで信じられないベスト4入り。あっぱれ佐倉高校! とは言うものの、俺はやっぱり仕事のため6回が終わった時点で帰らなきゃならないことに。んもう、最後まで応援してたかったよぅ。最後に校歌を一緒に歌いたかったよぅ。それよりか、次回はあさって土曜日の準決勝、中央学院高校との戦い。あー、無理です。今度はホントに見に行けません。この先雨も降りそうにないし。よーし、こうなったらあとふたつ勝って、俺を甲子園まで連れてって〜♪
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2002年07月23日(火) ■ |
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Vol.146 波に乗ってます |
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おはようございます。りょうちんです。
どもくん、エース@如月さん、おふたりともさすがです。前回のひとりごとで、俺の母校の野球部がベスト8入りを果たしたら、俺の出身高校名を公表すると書きましたが、予測してくれたおふたりとも見事に正解しました。そう。俺が卒業したのは、千葉県立佐倉高校という学校です。 佐倉高校と聞いて、ピンと来た方。あなたはジャイアンツファンですね? 実は佐倉高校は、長嶋茂雄氏の卒業した高校なんです。つまり俺は、長嶋茂雄の後輩なんです。でも。個人的に、「佐倉高校=長嶋茂雄」と思われるのがすごくイヤな俺。まぁ、巨人嫌いというのもあるんだけれど、長嶋茂雄以外にも誇れるところはいっぱいあるんです。それなのに、何かにつけて「茂雄だ」「ミスターだ」って。 ちなみにかなり歴史のある学校です。創立は寛政4年だそうで。何年か前、創立200周年だかの記念式典やりました。県内で初めて野球部ができたのも佐倉高校。明治26年のことだそうです。しかし、いまだに甲子園経験はないんですねー。実はひそかにセンバツの21世紀枠、狙ってました。 長嶋茂雄の他にも有名人います。俳優の藤木直人くん。彼は俺の同級生です。それとBUMP OF CHICKENのボーカル藤原くん。スポーツ会でいうと、千葉ロッテマリーンズの井上投手。ちょっと違うけど、マラソンの小出監督は以前佐倉高校の陸上部の顧問だったそうです。 さぁ、ここまで書いたからおわかりでしょう。今日の試合、めでたく佐倉高校は勝ちました〜♪ いやはや、ベスト8入りです。すごいです。波に乗ってます。佐倉高校のベスト8入りは49年ぶりのことだそうで。感激です。次回、準々決勝はあさって25日。いよいよマリンスタジアムでのゲームです。楽しみだな〜って、でも俺、どうしても仕事で見に行けそうにないんだよねー。神様お願い! 25日の試合、雨で順延になって〜!
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2002年07月21日(日) ■ |
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Vol.145 ノーヒットの勝利 |
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おはようございます。りょうちんです。
もしも高校野球の女神が存在するならば、おそらくあの球場に舞い降りていたに違いない。今日の試合は、そう思えるようなゲームだった。 ここまでかなりの健闘を見せてきた我が母校、しかし今日の相手は強かった。甲子園への出場はないが毎年いいところまで勝ち進む学校で、今年はノーシードながらも初戦でAシード校を破るという力を持っていた。俺は最大の山場だと思ってたし、正直、今年の夏に我が母校の校歌はもう聞けないだろうとも思っていた。 試合は白熱戦だった。と言っても、流れはずっと相手チームにあった。何本もヒットを打たれたし、守っても守っても容赦なく攻められていた。しかし幾度3塁までのランナーを許しても、ホームベースだけは踏ませなかった。追いこまれても気合で守り抜いた。一方、我が母校は攻めに苦しんだ。三者凡退が続く。四死球やエラーなどで塁に出ることはあっても、その後が全く続かなかった。気がつけば8回終わって0−0。しかも、我が母校はいまだにノーヒット。 9回表。初めて三者凡退に打ち取った後、流れが変わった。我が母校の攻撃。先頭打者がデッドボールで1塁に出た後、すかさずバントで送った。次の打者が内野ゴロで二死三塁。そして最後のバッターは平凡なピッチャーゴロだった。誰もが延長戦に突入と思った時、なんと相手のピッチャーがお手玉。もたつく間にホームイン。打った打者も滑り込んでセーフ。 勝ってしまった。しかも、ノーヒットの勝利。まさか…。奇跡じゃなかった。感動で涙が出てきた。興奮で止まない歓声。サイレンが響いて校歌が流れてきた時、ひしひしと勝利の実感が湧き上がってきた。 しつこいようだが、何が起こるかわからない高校野球。我が母校のベスト16入りは、俺の記憶にはない。あさって、次はベスト8を賭けて我が母校は戦いに挑む。次回、ベスト8入りできたら、我が母校の校名も公表しちゃいます!
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2002年07月20日(土) ■ |
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Vol.144 秘密のプロジェクト |
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おはようございます。りょうちんです。
まず最初にお断りしときます。内緒にしててごめんなさい。別に悪気があってだますつもりじゃなかったんです。ただ、どのくらいの反響があるのか知りたかっただけなんです。 TOPのページにもちょっと書いたけど、実は先日発売された某雑誌に俺がちょこっとだけ載ってます。でも、俺のちっこい白黒写真とたった2行のコメントだけだから、もしかしたら誰も気がつかないんじゃないかとも思ってたんだよね。したら。 発売当日、まだ午前中だってのに、早々メールをいただいちゃいました。その後、何人からか電話もいただきまして。「見たよ〜」とか、「知らないところで何やってんの?」とか、いろいろと反響がありました。思わずニヤける俺。それにしても、メディアの力ってすごいんですねー。 今回、俺の中ではかなりの大冒険だったこの企画。最初はどうしようかと考えていたんだけど、なんだかおもしろくなってきそうだと思いチャレンジしてみました。そんでもって、実は1ヶ月ほど前から、着々と秘密のプロジェクトは進められておりました。ホントはコトの経過を、ひとりごとにもいろいろ書こうかとも思ってたんだけど。正直言って、楽しかったです。また出てくださいなんてオファーがもしもかかったら、その時はふたつ返事でOKしちゃおうかなぁ。 そういうわけで、どこかの書店の某雑誌をぱらぱらめくって俺が出てきたら、ぜひご一報いただけるとうれしいです。どうしても発見できなくて、それでも俺を見てみたいという方も、ぜひご一報ください。待ってます♪
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2002年07月19日(金) ■ |
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Vol.143 「がんばる」ということ |
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おはようございます。りょうちんです。
自分では気づかなかったが、俺の口癖は「がんばる」なのだそうだ。自分では意識してないのだが、「がんばるよ」とか「がんばってね」とか自分に対しても他人に対しても、この「がんばる」というコトバを俺はよく口にするらしい。 じゃあ「がんばる」とはどういうことなのか? 勉強や仕事や恋愛や、その他いろんなことに対してがむしゃらになることが、「がんばる」ことなのかと俺はずっと思っていた。だけどどんなにがむしゃらになったところで、それに結果が伴わないと、「もっとがんばりなさい」とか「がんばりが足りない」と思われてしまう。つまり、自分がどんなにがんばっているつもりでも、がんばっているかそうじゃないかを決めるのは、他人の判断なのかもしれない。先日ふと、そんなことを思ってしまった。 俺は毎日がんばって生きているつもりだ。特に、仕事においては相当がんばっているつもりだった。そりゃ手抜きもするし他の人に頼ってしまう時もあるけれど、いつだって本気で取り組んでいる。でも客観的に見て、今までの俺の努力がまだまだだと取られてしまうのであれば、俺はまだまだがんばってやろう。血を吐いて倒れたってがんばってやる。それが俺の中の「がんばる」ということだ。 前回のひとりごとで、落ち込んでしまったということを書いた。正直言って今の仕事についてから、仕事に関してこんなにへこんだことはなかった。あれからずっといろんなことを考えたり、たくさんの励ましを受けたりした。そしてだんだん答えが見えてきた。100%元気になったというとウソになるが、こうやって自分自身を鼓舞することによって、少しずつ俺らしさを取り戻せていると思う。大丈夫。俺はまだまだがんばれるのだから。
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2002年07月17日(水) ■ |
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Vol.142 SELF PORTRAIT |
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おはようございます。りょうちんです。
俺の大好きな槙原敬之さんの『SELF PORTRAIT』という曲に、「♪大事なのは戻りたいと思うんじゃなくて あの頃の記憶を大切に育てること」という節がある。 例えば、逆境に立ったり悲しみやつらさに追いこまれた時、人は昔の穏やかで幸せだった頃を思い出すものだ。だけど、今味わっているこんな苦しみを知らなかったあの頃に戻りたいと考えたところで、現実問題戻れるかどうか? 答えは「NO」だ。いくら苦しさから逃げても、現実は現実なのだ。だから戻りたいと思うのではなく、あの頃の経験等を上手に活かして、これからどうすべきなのかを考えることが大切なのだろう。つまり、「あの頃は良かったなぁ」ではなく、「あの頃は良かったから、次はどうするべきか考えよう」とすることが大切なのだ。解釈の仕方は人それぞれだが、この『SELF PORTRAIT』を聴いて、この曲はこんな前向きなことを歌っているんだと理解した時、俺は涙が止まらなかった。 どうして今日こんなひとりごとを書いたかというと、実は仕事においてちょっといろいろあって、かなりへこんでしまった。久しぶりに、もう仕事なんてどうでもいいやとさえ思ってしまった。こんなの俺らしくないということも、自分自身わかっている。誰もいなくなった真夜中の店のバックルームでひとり考え込んでいたら、『SELF PORTRAIT』のこの節がふいに口を突いて出てきた。なんだか急に涙があふれてきそうになった。 そう。だから。いつもの俺らしく、前向きにいくしかないんだ。逃げちゃダメ。逃げちゃダメ。こんなことでへこたれる俺じゃないぞ。どんなにつらくても、しっかり目を開けて受け止めなくちゃ。俺はまだまだがんばるよ。負けるもんか!
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2002年07月15日(月) ■ |
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Vol.141 初戦突破 |
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おはようございます。りょうちんです。
波乱万丈なところが、高校野球のおもしろさだったりする。特に夏の大会は。例えば10回ゲームをしてそのうちたった1回しか負けなかったとしよう。でもそのたった1回が、肝心な試合にあたってしまうことがよくある。俺が応援していた高校のうちの2校が、今日早くも姿を消した。どちらももっと勝ち上がってくるだろうと予測していたのだが。 さてそんな中、俺の母校も今日が初戦。早起きしてさっそく見に行った。1年ぶりに聞いた母校の校歌。俺がまだ在学生だった頃と比べて、かなり強いチームへと変わった我が母校。熱の入れようもあの頃よりはパワーを増しているように思えた。特に父兄たちの応援が増えた気がする。今日は俺もその中に混じって、父兄たちと一緒に応援をした。 今日の試合は圧巻だった。2本のHR。続出するヒット。守りも完璧。おかげさまで我が母校、コールド勝ちで幕を閉じた。それにしても、マジで強くなった。昔は初戦突破がやっとだったのに。コールドで負けたことはあっても、勝ったことは記憶にない。後輩たちのHRもはじめて見たし。もしかしたら今年はいけるかも。ところで同級生のKくんに会った。彼は元野球部。彼と会うのは成人式以来10年ぶり(?)だったが、俺とほとんど同じ背の高さはあいかわらずだった。忙しそうだったのであいさつだけになっちゃったが、もっと話がしたかったなぁ。 そういうわけで、今年の夏は高校野球三昧でいってやる。来月甲子園にも行く予定で、一緒に行くぶろりんさんといろいろと打ち合わせもはじめた。飛行機で行こうかと考えているんだけど、そこで質問。関空と伊丹空港、どう違うの? てか、どっちが甲子園まで近い? そこんとこ、誰か教えてくだされ〜!
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2002年07月14日(日) ■ |
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Vol.140 お金じゃなくて気持ちだろ? |
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おはようございます。りょうちんです。
今日はひさびさ、りょうちんご立腹モードのひとりごと。 例えばさ、結婚するとか引っ越しするとか入院するとか、極端な話死んじゃったりとかしたら。知り合いや友達から連絡が来るよね? なんのために連絡が来るんだと思う? ご祝儀とか引っ越し祝いとかお見舞金とか香典とか、わざわざ遠回しにそんなものをよこせって伝えるために連絡が来るんじゃないよね? 仮にそうだとしたら、そんなつながりって悲しすぎるよ。俺だったら、そんな知り合いも友達も、いらないよ。 ちょっと大げさになっちゃったけどさ。手紙や電話やメールって、気持ちをつなぎとめておくために必要なものなんじゃないのかなぁ? それが何年かに一度のものであっても、生活やココロの変化があったりとか、「俺は元気でやってるよ!」とか、そういう伝えたいことがあるから生まれてくるものなんだろ? 「結婚したよ」の裏返しが「だからご祝儀持って来い」だったり、「入院しちゃった」の裏返しが「それじゃお見舞金待ってるよ」だったら、それは気持ちがつながってるんじゃなくてお金でつながってるわけだろ? そんなの俺だったら、絶対にイヤだよ。 俺が普段、「ありがとう」とか「ごめんなさい」とかそういうコトバをよく口にするのは、自分の気持ちを素直に伝えたいからなんだよ。先週もHくんが結婚したけどさ、俺はココロから彼を祝福したよ。おめでとうという気持ちをぶつけてきたよ。だって彼とはお金ではなく、気持ちでつながっている友達なんだもん。つまり大切なのは、お金じゃなくて気持ちだろ? もう! こんなこと、小学生でもわかることだよ。いくら頭の固い人でも、これくらいわかってもらわないと、俺だって情けなくてどうしようもなくなっちゃうよ。ってこれだけ熱くなっちゃったけど、ホントにわかったのかな〜?
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2002年07月13日(土) ■ |
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Vol.139 栄冠は君に輝く |
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おはようございます。りょうちんです。
♪雲はわき光あふれて 天高く純白の球きょうぞ飛ぶ〜♪ きっと誰もが一度は耳にしたことはある「栄冠は君に輝く」。昨日いよいよ、夏の高校野球千葉大会がはじまった。 今回俺は休みを取って、開会式から観戦するつもりでいた。今まで数え切れないほどの試合を観戦してきた俺だけど、実はまだ開会式は見たことがないのだ。しかし目覚めたのは8時前。9時にはじまる開会式にはちょっと間に合いそうもない。それでもあわてて支度をして、マリンスタジアムへ向かった。急げ、連結バス! 入場行進は見逃したものの、なんとかまだはじまったばかりのようだ。それにしても、すごい数の球児くん。県内から184校もの野球部員たちが集まって、こんなふうにきれいに並んじゃうと、もうすごいとしか言いようがない。それに、ナマで聞いた選手宣誓、マジでかっちょよかった! 国府台高校の山本くん、まさに絵に描いたような高校球児ってカンジで、俺ってば完全にしびれちゃった。 開会式後、俺の母校の球児くんたちを発見。さっそく近づいて声をかけてみた。「がんばってね、応援してるからな!」の声に、ちょっと驚く後輩たち。それでもさわやかに笑って「ありがとうございます!」って言ってくれた。んもう〜、律儀なんだから! 15日、成田まで応援しに行っちゃうからね。 結局、その後第2試合までしっかり観戦した俺。もう暑い暑い。でも夏の高校野球観戦は、やっぱりこうでなくっちゃね。1リットル入りのお茶、昼前にはからっぽになったし。熱いひざしと白熱した試合展開で、そりゃ鼻血も出るっちゅーの。7時間も炎天下にいれば日焼けもしっかりして、顔も腕もまっかっかになった。 この夏の戦いはまだまだ始まったばかり。ただでさえ忙しい俺、だけど今年の夏は高校野球三昧でいってやると気合だけは充分にある。少ししかない睡眠時間を削っても、試合観戦に情報収集にがんばっちゃうもんね!
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2002年07月11日(木) ■ |
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Vol.138 台風が来た |
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おはようございます。りょうちんです。
台風が来たよって情報は聞いていたんだけど、あんなに激しいものだとは思ってなかったです。だってまだ梅雨も明けてないし、雨も風も昼のうちはそんなに強くなかったじゃんかー。暗くなって夜が更けるにつれ、急速にパワーを増してきた嵐。昨夜0時過ぎ、横殴りの雨の中を帰ってきて、その時になってはじめてこりゃただごとじゃないと思いました。 深夜のNHKは台風情報一色。あれあれ? 台風、こっちに来てるじゃん! しかも、房総半島上陸? ってことは、直撃? あらら、やばいんじゃないの〜? なんて驚きながら、それからはずっとTVに釘付けでした。ごうごうと音を立てながら、容赦なく窓に叩きつける雨と風。まさに暴風域の真っ只中にいると思われる深夜2時頃、嵐はピークを迎えたようでした。あー、念のためなすおとぴまこ、部屋の中に避難させておいてよかった〜。 夜が明けて。風はまだ少し強いものの、空は雲ひとつない快晴。まだ午前中だってのに気温はぐんぐんあがりそうな予感。台風一過って、まさにこのこと。ムンムンとした熱気を感じつつ、俺は仕事に向かいました。ところで話はそれるけど、ちびっこの頃、台風一過って台風一家だと思わなかった? 天気予報で台風一過って言葉を聞くたび、台風にも家族がいるのねーって思ってた俺。おバカです…。 そして今、昨日とは打って変わってのきれいな星空。カシオペアもはっきりと見えます。明日も晴れるかなぁ。
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2002年07月09日(火) ■ |
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Vol.137 クーラーの出番 |
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おはようございます。りょうちんです。
暑い。暑い。マジで暑い。そんなこと言ったって、涼しくなるわけでもないのに。梅雨明けはまだなのに、じりじり照りつける太陽が本当の夏を連れてきた。今日の最高気温、33℃だって。うげ〜。そんな数字を知ったとたん、さらに気分もへこんじゃうよ。 とは言うものの、驚くかもしれないが、この夏俺んちではまだ一度もクーラーをつけていないのだ。理由はいくつかある。その1、昼間の暑い時間に俺は家にいない。その2、クーラーは電気代がめちゃめちゃかかる。その3、クーラーにあたるとおなかがごろごろする。特にその3が最大の理由だったりする。ちょっとくらい悪くなったものを食べても平気で頑丈な俺の腹だが、クーラーにはてんで弱いようだ。そのため、扇風機は欠かせない。車に乗る時も、雨じゃなければいつでも窓全開にして走っている。 思い返してみれば、去年の夏はたった2回しかクーラーを使わなかった。じゃあ今年もあまりクーラーの出番はないかと思いきや、今ちょっと考えてしまっている。と言うのも、ハムスターのじょーじくんが一緒に住んでいるからだ。暑さには強くないハムスター、このまま何の暑さ対策も取らなければ、まちがいなくじょーじくんは熱射病でご臨終だろう。かと言って、俺が休みの日ならともかく、じょーじくんだけのためにクーラーつけっぱなしにするのもなぁ。とりあえず今日は、アイスノンとカチカチに凍らせたペットボトルをじょーじくんの部屋のそばに置いて、扇風機をかけたまま仕事に出た。でもこれじゃ、もってもせいぜい半日くらい。暑さはこれからが本番。なんかいいアイデア、ないかなぁ。
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2002年07月08日(月) ■ |
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Vol.136 俺は誰かに見られてる |
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おはようございます。りょうちんです。
昨日、Hくんの披露宴を終えた俺は、ぶろりんさんと会う約束をしていたため新宿へと向かいました。ぶろりんさんと会うのは、冬以来久しぶり。まさに今はバーゲンセールの真っ最中。ぶろりんさんもいろいろと買いたいものがあったようで、そのお供も兼ねて、あちこち一緒に見てまわりました。 その時のこと。俺のケータイにメールが来ました。見てみると健太くんから。「りょうちん、今新宿にいるでしょ? しかもスーツ姿でバーゲン会場にいるでしょ?」と。俺、マジであせりました。俺は誰かに見られてる。そう思い、あたりをきょろきょろ見渡しました。かなりの挙動不審だったかも。でも健太くんどころか、俺の知ってる人はどこにもいませんでした。 びっくりして、俺はすぐに健太くんに電話をかけてみました。すると、やっと答えがわかりました。俺を見ていたのはケンイチロウくん。でも俺がいつもと違う服装だったから、健太くんに確認をしてみたんだそうです。その後、無事ケンイチロウくんとも会えました。もう、気がついたら声くらいかけてよ〜! それにしても、この人ごみの中、すごい偶然! さてさて、買い物も終えた俺とぶろりんさんは、久しぶりにいろいろと話をすることができました。仕事のこと、HPのこと、高校野球のことなどなど。ぶろりんさんは自分の考えをしっかり持っていて、それをストレートにぶつけてきてくれるし、いろいろと考えさせられることも忠告してくれるから、そういう意味で俺にとってとても刺激的な人です。久しぶりに会って話をして、改めてそう思いました。来月、一緒に甲子園に行きましょうね、ぶろさん♪
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2002年07月07日(日) ■ |
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Vol.135 Hくんの結婚披露宴 |
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おはようございます。りょうちんです。
俺も人のことは言えないのだが。高校時代の同級生Hくんは、とても個性的な人だった。と言うと聞こえはいいが、かなり変わり者だった。彼のことを知らない人は学校中探してもいなかったし、俺も同じクラスになる前から彼のウワサは聞いていた。自転車マニアだったり。こわいくらいの電車オタクだったり。そんな彼が誰からももてはやされていたのは、彼が憎めない性格だったからだろう。 Hくんと同じクラスになった俺は、彼ととても気が合いすぐに仲良くなった。学校ではいつも一緒だったし、ふたりしてバカばっかりやっていた。Hくんの家に泊まりに行くこともしょっちゅうで、彼の恋の相談なんかも聞いていた。 お互い勉強は得意ではなかったが、俺も彼もそろって浪人が決まったあと、彼だけは人が変わったように受験勉強に打ちこんだ。彼は予備校には行かず毎日図書館に通った。浪人が決まっても遊んでばかりいた俺とはかなり対照的だった。その集中力のすごさには、友達として俺は彼を尊敬した。そのため翌年彼は某有名国立大学に合格し、俺を驚かせた。今、彼は公認会計士として監査の仕事に携わっている。 七夕の今日、Hくんの結婚披露宴に行ってきた。今まで何度か披露宴には出席したが、こんなに笑いのあった宴ははじめてだった。あの頃と変わらない彼は、彼独特のスピーチで会場を沸かせた。紋付袴に身を包んで、隣にきれいなハニーをしたがえても、やっぱり彼らしさがあふれ出ていた。Hくん、結婚おめでとう! お幸せにね! 友達がまたひとり結婚して。ふたりのラブラブっぷりを見て。そしてまた少しだけ、結婚もいいかななんて思い始めてしまった、俺。
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2002年07月05日(金) ■ |
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Vol.134 ホタルの光 |
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おはようございます。りょうちんです。
毎年この時期になると、見たくなるものがある。それはホタル。今でこそ見ることがとても難しくなってしまったホタルだが、俺がちびっこだった頃は実家近くに毎年無数のホタルが現れたものだ。近所に工業団地ができ、国道も舗装され交通量が増えた頃から、いつのまにかホタルたちは姿を消してしまった。残念なことだ。 小学校に上がるか上がらないかの頃、毎年俺は祖母とホタル狩りに行くのが恒例行事だった。風呂上り、夕涼みを兼ねて、歩いて近くの田んぼまでホタルを見に行った。そこには数え切れないほどのほのかな光が舞っていて、その光景を見ると夏がやってきたことを感じたものだった。持っていったうちわでホタルをはたくと、気絶したホタルはほのかな光をだしたまま草の上に落ちた。それを拾って甚平のふところに入れると、今度は自分の胸の中でホタルが点灯しはじめて、こどもながらにそれが楽しくてはしゃいだもんだ。もう、20年以上も前の話だけど。 去年、もしかしたらという思いで、実家近くの田んぼまでホタルを探しに行った。しかしやっぱり見ることはできなかった。今年こそはという願いを込めて、今日ホタルがいるという公園まで車を走らせた。19:30。小さな川沿いに、ホタルたちのほのかな光の群れが、そこにはあった。久しぶりに見た黄金色の点灯。あぁこれだ、これがホタルの光だったんだ。昔見たホタルの光の乱舞とまではいかなかったけれど、確かにそこにはあの日と同じ光がほのめいていた。何年ぶりにホタルを見たのだろう。懐かしさのあまり、なんだか涙が出そうになってしまった。 しかし残念なことに、ここの公園のホタルは人工飼育されたもの。毎年6月になると、ホタルの成虫を放しているんだそうだ。もう、自然のホタルは見ることはできないのかな? 実家の近くにいたあのホタルたちは、どこは行ってしまったんだろう? またあの光の乱舞が見たいと、せつに思った俺だった。
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2002年07月04日(木) ■ |
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Vol.133 恋に落ちたら |
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おはようございます。りょうちんです。
いつも明るい高校生バイトのKくんが、今日に限ってどうしたことか元気がない。おまけに、つまらない初歩的なミスを2回も続けてしでかした。具合でも悪いのかと思っていたところ、その原因が彼の口から明らかになった。 どうやら彼は、恋に落ちたらしい。大好きな彼女のことが、四六時中頭から離れないんだそうだ。そうか、それじゃ仕事も手に付かないわけだ。しかも、まだその想いは一方通行。「♪切ない片想い あなたは気づかない〜」なんて名曲があるけれど、まさに彼の気持ちはこの歌の通りなのだ。そして、日に日に想いは募るばかりで、いてもたってもいられないんだそうだ。 そういや、俺にもそんなことがあった。大好きな人のことで頭の中はいっぱい。勉強も手に付かないどころか、食事ものどを通らないし、その子のことを考えて眠れない夜が続いたっけ。偶然話ができた日はそれだけで舞い上がってたし、特別な用もないのに震える手で電話をかけてみたり。でもきっと、誰でもみんな初めての恋に落ちたら、こんなふうにどきどきした気持ちを強く感じてしまうんだろうな。 恋愛経験はそれほど豊富でない俺だけど、Kくんにちょっとだけアドバイス。恋はあせらず慎重に! 恋に落ちたら、何かとまわりが見えなくなりがちだけど、そこでいかに客観的になれるかが大事。違った角度から改めて彼女を見れば、また違った彼女が見えてくるはず。彼女のいろんなことを知って、それでも彼女が輝いて見えたら、それはホントの気持ち。追い込まれてせっぱつまったぎりぎりの想いを、その時になって彼女にぶつけてみても遅くはないよ。恋はプロセス。じっくり時間をかけて、恋の過程を楽しんでね。苦しんで苦しんで苦しんだ分が、答えになって返ってくるもの。だからKくん、がんばって! そんなKくんを見てたら、なんか俺もときめく恋がしたくなっちゃった。そろそろ新しい恋、始めちゃおっかな。
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2002年07月02日(火) ■ |
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Vol.132 がらくたの山 |
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おはようございます。りょうちんです。
先日、弟が引っ越しをした。と言っても、今までは会社の寮に住んでいたのだが、今月から実家から通うことになったらしい。つまり出戻り。じょーじくんが俺に預けられたのも、実はそういう理由からだったりする。俺は仕事で引っ越しは手伝えなかったのだが、雨の中幾つもの荷物を運んだんだそうだ。 で、荷物がまだ片付いていないから、できたら暇な時に手伝いに来て欲しいと俺にオファーがかかった。休みだった今日ならと、俺はこころよくOKした。しかし、起きたら昼過ぎ。洗濯したりじょーじくんの部屋の掃除をしたり、なんだかんだやってたら夕方になってしまった。でも行かないよりはいいかと思って、夕闇も迫る時間に実家へと向かった。 思ったよりも荷物は片付いていた。俺、あんまし出番なし。ちょこっとこものを整理する程度だった。それにしても出てくる出てくる、がらくたの山。さすが俺の弟、俺に似てケチケチ貧乏性のなかなか捨てられない人なのだ。こんなに荷物が多いのも、そのほとんどががらくたばかり。本人いわく、すべて大事なものらしい。いやー、その気持ちわかるんだけど、それにしても多過ぎない? 手伝ったごほうびに、いくつか使わないものをもらってきた。フライパンや鍋などの台所用品、アブ○○という名の腹筋マシーン、チューニングの合っていないウクレレ(ちなみにこれは以前俺が愛用してたもの)などなど。欲しいものはもっとあったけど、今日はこのくらいでカンベンしてやろう。 だけど、帰りの車の中で俺は気がついた。やばい、がらくたが増えた。きっとフライパンも鍋も腹筋マシーンもウクレレも、俺んちに来ても使わないままなのかもしれない。それでもやっぱり、捨てられないんだよねー。
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2002年07月01日(月) ■ |
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Vol.131 Special Hard Days |
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おはようございます。りょうちんです。
30日18:00。やばい。夜のピークが始まっちゃった。日曜。月末。ただでさえ忙しいのに、今日はまだ仕事がたらふく残ってる。しかも明日は衛生検査。そのための大掃除もしなくちゃいけないのに。よりによって、忙しい時に検査に来なくてもいいのにな。急にパートのHさんは来れなくなるし。あーでも、がんばらなくちゃ。 30日23:00。無事に閉店。でもまだやることは山ほど残ってる。まずはあと片付けして精算して月末処理して棚卸しと発注もして、それから大掃除に取りかかろう。 1日2:00。大掃除開始。でもその前にちょっと休憩。座ると疲れがどっと出てくる。お茶を一気に飲み干して、気合を入れ直す俺。 1日5:00。今日最大の大仕事、換気扇掃除。半年分の油がこびりついて、べたべた真っ黒。強力洗剤と熱いお湯で洗い流す。1時間格闘して、すっかりきれいになった。汗だくの俺。眠気もピーク。 1日6:30。朝いちのバイトくん登場。「昨日の夜から徹夜だよ」と答えると、唖然とされる。でもなんとかこの大掃除も、見通しが付きそうになってきた。 1日8:30。大掃除終了。へとへと。意識朦朧の中、帰宅。油と汗で汚れたカラダをシャワーで流して、すぐに眠る。ごめんよ、じょーじくん。今日はかまってあげられないよ。 1日12:30。ケータイが鳴る。バイトくんから定刻通りのモーニングコール。はいはい、わかった、すぐ行くよ。睡眠時間3時間。ふらふらしながら車に乗り込む。 1日16:00。予定より1時間以上も遅れて、検査員現れる。店内をくまなくチェック。昨日の努力の甲斐あって、無事クリア。次回はもっと時間がある時に来てね。 1日17:00。今日の通常業務開始。寝不足と疲れですでにぐったりモード。だけどテンションだけは妙に高い。あとは気力でなんとか乗りきっちゃえ。 こんな俺のSpecial Hard Days。すごいぞ、りょうちん。ホント、おつかれさま。お願い、今日はゆっくり休ませて〜!
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