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入院日記:15日目
2004年05月31日(月)
3週間目
明け方何度か目が覚める。 5時に金魚オバサンが発作(?)を起こして目が覚めた。
先生もナースも「自分で作る出している病気なんだから」と素っ気ない。 そういう言い方ってあり?!それを言うならみんな似たり寄ったり。 だってココ精神科でしょ。 脈も血圧も正常らしい。 今日は「じゃあ再検査しましょ」って心電図とレントゲンに連れて行かれていた。 本人を納得させる為らしい。
本当は昨夜帰院してから傷の消毒をして貰う筈だったんだけど、 今朝夜勤が変える前に急いでやって来てガーゼを取り替えていった。 別にどうだっていいんだけどよっ!
男性の看護師は2人いるんだけど、どちらも冷たい印象だ。
昨夜に引き続き身体が怠い。 午前中、頭痛がしていたのでカフェルゴットを貰う。
熟睡感なし。
ところで重大な事に気づいた。 もしも当初の予定通り4月28日に入院していたら、 今の主治医じゃなくて、外来の時からたまに見かけていたヤツだった。 あの時電話に出たのは事務の人でもY医師でもなく、コイツだったんだ。
入院書類の見直していたら、日付の訂正と共に主治医名の訂正もしてあって 気づいた。入院を先送りにして正解だったぜ。
金魚オバサンは検査から戻ってきて、「何ともなかったからお風呂に 入りましょ」と看護師に連れて行かれていた。
アレが本当の“心の病”ってやつなんだと思った。
シーツ交換があって嬉しい日。 私がいる部屋の同室者には、「ハムスターに追いかけられる夢を見る」人や 「水が首まで上がってくる」という人もいる。どうでもいいんだけどさ。
私が入院してから、傍目から見ても症状が良くなった人もいる。 でもヘルパーの調整待ち(?)とかで、家族が退院を先延ばしにしているらしい。
そういえば私が居ない間にウォウォオヤジのリバース事件があったらしい。 夕食時だったって。居なくて良かった。
個室の少女が私をジーッと見て手を振るので、手を振り返してあげたら どうやら好かれたらしい。部屋の前まで来てジーッとまた見てる。 本を読むフリをして無視した。ストレスになるなぁ。 苦手なタイプだ。いじめられっ子タイプ…たぶんね。 可哀想だけど関わりたくない。
夕薬のデパケンが一錠になっていた。 その代わり寝る前が二錠になるらしい。 ふと気づくと左足首に青あざが…何故?!
20時頃、不安感が高まり頓服を貰いに行く。ワイパックスだ。 久しぶりだったせいか、ボーっとする。効いたのかもしれない。
今日もコイビトは来ない。
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