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遺書と屍
羽月
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2010年06月17日(木)



  悲しみは消えるというなら 喜びだってそういうものだろう
  誰に祈って救われる つぎはぎの自分を引きずって

  優しい言葉の雨に濡れて 傷は洗ったって傷のまま
  感じることを諦めるのが これほど難しい事だとは
  終わらせる勇気があるなら 続きを選ぶ恐怖にだって勝てる
  無くした後に残された 愛しい空っぽを抱きしめて
  借り物の力で構わない そこに確かな鼓動があるなら
  どうせいつか終わる旅を 僕と一緒に歌おう

  続きを進む恐怖の途中 続きがくれる勇気にも出会う
  無くした後に残された 愛しい空っぽを抱きしめて
  消えない悲しみがあるなら 生き続ける意味だってあるだろう
  どうせいつか終わる旅を 僕と一緒に歌おう


                     BUMPOFCHIKEN HAPPY