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遺書と屍
羽月
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2008年05月27日(火)



愛されていることと愛していることは、多分違うことなのだろうと思う。
どちらも出来ていない自分からすれば、同じようにしか見えないのだけれど。

すきなひとが欲しいと思うのは多分とても傲慢なことなのだろうなとおもう。
でも、そうなれればいいと、わたしはきっとずっとおもってる。
でもひとをすきになれないのはわたしが臆病なせい。
傷つくのが怖いわたしは卑怯以外のなにものでもないだろう。

こころをかきむしるように、多分あいしたかったしあいされたかった。
わたしにあるのはただの凡庸としたlikeでしかなく、ほしいものには程遠い。

どこまで行けるのかどこまで行くのか。どこまで求めるのかどこまで求められるのか。
こわいのは、手探りであるかなくてはいけないこと。
当然過ぎるそれがおそろしくて、わたしはまた瞳を閉じる。