風のひとり言
kaze



 


中学2年の娘が、昨日より学校行事のスキー教室に出かけた。
3泊4日の行程で、場所は軽井沢である。

自分が中学2年の時、やはり移動教室で菅平に出かけた記憶がある。
スキーのメッカである菅平・・・
といっても行ったのは確か6月くらい。
冬場はスキー場になる山をハイキングした(笑)

色々なスポーツをそれなりにこなしてきた自分も、
何故かウィンタ−スポーツには縁がなかった。
高校時代、スケートは何度か行ったが、
スキーは皆無。。。
従って我が家族もまたスキー経験は0に等しい。
最も女房が高校生の頃、スキー場でアルバイトしていたらしいので、
滑れるようなことを聞いたこともあるが、検証はしていない(笑)

そう・・・娘の話。
全くのスキー未経験のため、うまくいっているのか多少心配でもある。
リフトにうまく乗れるか?とか
あるいはうまく降りれるか?とか。
あるいは転がって雪だるまになってやいないか?
存在をみんなに忘れられて、一晩雪だるま状態のまま放置されていないか?
まぁ考えられる心配ごとの種は尽きない・・・

何故そこまで心配するのかと・・・親ばかだなぁと言われるかもしれないが、
実は娘。想像を絶するほどのドジ。
常識では考えられないようなドジなのである。

例えば小学校時代。
強風に飛ばされてきたバケツを避けようとしたにも関わらず、
避けきれずにバケツの、よりによって取っ手部分に足を引っ掛け、よろけて転んだ。
しかも転んで手をついた先が、学校にある傘立ての受け皿(ブリキ製)
その受け皿の淵に手をついて、足にはバケツが絡まったままもがいていたらしい。
友人に見られて爆笑されたとか。。。
普通・・・避けきれなかったのは仕方ない。
バケツに足を取られるのも許そう。
が・・・よりによって、バケツの中に足を突っ込むのではなく、
狭い取っ手部分に・・・しかも転がってきたバケツの取っ手に足を入れるのは、
もはや神業に近い。。。^^;;;

あるいは・・・これも小学校時代。
自宅のコの字型階段を上段のほうから転んだとき、
普通であれば足を滑らせてお尻を付いた状態のまま何段か落ちてくるものだが、
彼女の場合は一味違う。
上段から落ちてきた彼女は、あろうことか正座をしていた!
正座をしながらコの字型を器用に落ちてくる様は、「呪怨」以上の怖さがある。
しかも!
階段下に置いてあった洗濯かごにそのままの姿勢・・・膝からすっぽりはまり込み、
「助けて〜〜〜」ともがいていたそうだ。
それを見た女房。
15分ほど笑いつづけた後、ようやく助け起こしたとか(爆)

まぁ、こんな娘だからこそ、スキー場で何をしでかしているのか
やはり親としては心配である。
本人の身体のことよりも、まず世間体。。。(嘘)

ゲレンデに穴を開けていないかとか、
リフトを壊していないかとか、
リフトから落ちて、雪山で「犬神家の一族」状態になっていないかとか、
まぁ・・・いつまでたっても親の心配は続いてしまう。。。
もっともこうして後で笑える程度の話で済んでくれればそれでいいけれど。
3泊4日の行程だけに、あと2日。
電話が鳴り響かないことだけを祈りつつ、
娘がいないという、いつもとちょっと違う生活を味わっている。




2004年01月17日(土)
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