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■ 表札
我が家の表札は、英語表記である。 特にこれと言った主張があるわけではないが、 漢字で書くよりも英語がいいかなと、 単純にそう思って表示した。
この家に引越しをして来てから5ヶ月目。 当然ながら郵便は毎日のように届く。 そう…確かに届いていたはずなのだ。
それが先日のこと。 娘がたまたま外へ出ていた時に、郵便配達が来た。 その郵便局員は、娘に対し 「○○さんのお宅はこちらですか?」と尋ねたらしい。 「そうです」と娘が答えるといきなり乱暴な口調になり、 「ローマ字じゃ読めねぇんだよ!」と逆ギレして去って行ったとの事。 取り残された娘は、呆然とただ見送るしかなかったとか。。。
一体これはどういうことなのだろう? 何を基準に英語表記である我が家の表札を「ローマ字」と思ったのか? と…問題はそんな所ではない。 どういう了見で、表札にケチをつけなくてはいけないのか? そんなことに苦情を言われる筋合いはないし、 まして「表札は日本語表記で」などという法律もない。 そこで…管轄郵便局に問い合わせた。 (この場合『文句を言った』が正しい。。。)
まぁ電話でのやり取りを詳しく書いてみた所で仕方ないから割愛するが、 それにしても最近はつまらないことで文句を言う、 あるいはすぐキレてしまう人が本当に多いと思う。 今朝も通勤駅のホームで、争っている男性2名がいた。 どうやら降りるときに押したとか、押されたとか。 ぶつかって謝ったとか、謝ってないとか。 駅員をはさみ、互いに終始けんか腰で怒鳴りあっている。 「てめえのおかげでこっちは遅刻だよ!」 ・・・って、自分の会社人としての遅刻という代償をかけてまで、 そんな事を争う必要がどこにあるのだろう? そこには生産性など微塵もなく、ただただ醜悪な闘争心だけしかない。 結局今の日本人は、長引く不況の中で、イライラが募り、 そのはけ口を捜し求めているのかもしれない。 ぎすぎすした人間関係ほど、やりきれないものはないのだが。。。
そういえば話は郵便に戻るが、 年末、しかもクリスマス以前に投函した年賀状が、 今日になって「転居先不明」で返ってきた。。。 これは・・・文句を言った腹いせなのだろうか(笑) 普通は配達準備の時点で、返送されてくるものだし、 都内同士であるから、こんなに日数がかかることもおかしい。 そうでなくても、今日13日に戻されてきても困ってしまう。 何故だか解らないが、今年の年賀状に限って、そんな葉書が多く見受けられる。 こんなことでは郵政民営化にしようが、良くはならないだろうし、 Eメールによる年賀状に拍車がかかるだけではないだろうか?
2004年01月13日(火)
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