風のひとり言
kaze



 

色々な思考の寄り道を経たものの、
今はそれでいいのかと思う道がある。

眼前に延びている1本の道。
おそらくはそれをただ辿って行けばいいのだろう。

しかし気が付いてみると、
自分の力で歩いていると思っていたが、
そうではなかったようだ。
実は「時間」という無責任で冷酷な奴が、
自分の背中を強く押していた。

時にその強さに抗いながら、
時にその押しをかわしながら、
この道をひたすらに進んできたようだし、
これからもまた、
この道を進んで行くのだろう。

それでも尚
他の道を見出そうとしてしまう自分の気持ちが、
実は本当の自分の本心なのかも知れない・・・



2003年05月17日(土)
初日 最新 目次 MAIL


My追加