風のひとり言
kaze



 誕生日

誕生日を迎える事が、年々嬉しく感じなくなる。
一体いつからだったろうか・・・

10代から20代への移行は、嬉々としたものもあった気がするのは、
それが「成人」という形で大人の仲間入りが出来たせいであったろうか。
(頭の中身はついていかないのにねぇ・・・)
20代から30代への移行・・・
これには少々抵抗を覚えた記憶もある。
10代から見れば30代は、中年予備軍・オヤジ予備軍として、
「オッサン」という感覚があった。
それが自分が迎える事など、到底受け入れがたい事実であったかも(笑)

自分の年齢が即答できなくなったのも30代になってから・・・(爆)
「あれ?俺何歳だっけ?」と、よく女房に聞いたもんだ(笑)
そのくらいもう年齢に関しては疎かったのだろうか。
もっとも、社会人になってからは年齢という概念よりも、キャリア年数が幅を利かせる。
会社には年下の上司もいたし、年齢が基準にされる事などないのだから、
それが当たり前の事かもしれない<弁解

そして今年・・・
いよいよ39歳という年齢になってしまった。
30代最期といえば感慨深いものがある・・・(嘘)
結局また毎日の仕事に忙殺された挙句、気がつきゃ40代突入!って事になるんだろうな。
20代で遣り残した事、30代で遣り残した事・・・
きっと多くの事柄があるはずなのだが、それすらも滅却されているようだ。
夢を追い求めていたのはいつ頃だったか・・・
そしてその夢は今どこにある?
その実現へ向けて歩きだすのか?否か?
自分に問うても、答えはいつも闇の中。
自分が自身を誤魔化しているようでは、夢の実現など遠い先・・・
そして、迎える40代で後悔したところで何も出来ないんだぞ<俺


2002年10月03日(木)
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