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■ 顔の見えないメール
先日懐かしい友人からメールが届いた。 懐かしさに読み進めていたものの、何かおかしいと感じた。 なんだろう・・・
改めて読み返しても、その疑念は晴れない。 別に特段混みいった話ではないし、文体におかしいところもない。 なんだろう・・・
ふと、相手の顔を思い浮かべた。 あれ?
何故かすんなり相手の顔が思い浮かべられない。 何度も会ってる友人だけに顔を忘れているわけでもない。 なのに相手の表情が思い浮かばない。
文章というものはその書いた本人が見えるという。 その人独特の書き方、表現などが文字感間に表れてくる。 それが例え、自筆でなくPCで打ち込まれた無機質な文字でもだ。 特に知ってる相手だと、どんな顔でこれを書いたのかまで想像は出来よう。 文字間・行間におそらくはその人の特徴・癖が表れて来るのかもしれない。
言葉が最大のコミュニケーションツールであるのと同様に、 文字もまたそれに匹敵するだけの力を持っている・・・ 今更ながらにそれを感じたメールだった・・・
2002年10月02日(水)
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