風のひとり言
kaze



 歴史

木下藤吉郎・・・
たぶんほとんどの皆さんが耳にしたであろう名前だと思いますが、いかがです?
歴史上の人物の幼少期の名前です。
その人物は・・・豊臣秀吉。

先日我が家で、「ホトトギス」の話題がでた。
家康・信長・秀吉を比較する「鳴かぬなら〜」の有名な句のことは、
小学6年生の息子も習っているようだった。
そこで「木下藤吉郎って知ってるか?」と聞いたところ、
息子は「さぁ〜聞いたことない」という返事。
中学1年の娘は、妙に自信ありげに、にこやかな表情で頷いている・・・
「じゃあ誰の事?」って聞くと、
「近所で選挙に出る人でしょ!」と・・・

・・・・・・(汗)・・・・・・いや・・・その・・・どんな話の展開で、そんな事になるんだか・・・
そりゃ区議会選挙に立候補している「木下さん」って人はいるかも知んないけど、
何ゆえ、この話の流れで出て来るんだよぉぉぉぉ<娘

まぁ・・・気を取り直して、子供たちの教科書や資料集などを眺めてみれば、
確かに「木下藤吉郎」という名前が出てこない。
自分は・・・確か歴史の時間に習った気がするが・・・まだ早いとかなのか?
冬に信長の草履を懐で暖め、主人に仕えた・・・そんな話が一切出ていない。

歴史は変わらない。されど歴史は刻みつづけられていく。
新しい歴史がどんどん生まれていくため、過去の歴史の些細なエピソードなどは、
次第に排他されていっているのだろうか?
もっとも、キャパシティを考えていけば、そうなる事も自然なのかもしれない。
それこそ膨大な情報量があるわけだから・・・
必要な事とそうでない事・・・
その精査がこれからもされ続けていくんだろうな・・・

2002年09月26日(木)
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