風のひとり言
kaze



 時間

昔から遅刻をすることは嫌いだった。
人と待ちあわせをしても、出来る限り10分前には着くようにしている。
自分は待っても、待たせることが嫌だからだ。
仮にどうしても遅刻しそうな時は、
やはり10分前には連絡を入れるように心掛けている。

かの美空ひばりさんは、時間に関してはとても厳しい方だったらしい。
例えば取材のアポでも、約束の時間に担当者が来なければ帰ってしまう。
たった1分の遅れも許さなかったらしい。
他人に厳しくすることで、自分も絶対に遅れられないというプレッシャーをかけていたのだろう。
これを「厳しい」・・・という意見があるかもしれないが、
実はこれ、仕事に対する真剣度だと思っている。
プロ意識があるのならば、遅刻なんて言語道断だろう・・・ということだ。
自分に対して厳しく生きていくための結果であると思う。

近年入社してくる若者たちを見ていると、
その「プロ意識」からおよそ遠ざかった感のある者が増えている。
遅刻というものに罪悪感も感じず、遅れたことを詫びる事もしない。
時間の概念というものが欠如しているのかと思えば、
退社時間にだけは妙に敏感だったりする。

自分がそれをしないから、尚そんな部分が見えてしまうのかとも思うが、
どうしても遅刻常習者の行動は理解しがたい。
毎度毎度5分程度遅刻するのなら、10分早めに出ればいいだけの話し。
もっとも、聞くところによると、それをこなすのが難しいらしいのだが・・・

時間を読む・・・
これは人同士の付き合いの中で、ついつい安易になりやすいものではあるが、
実は、簡単に信頼関係を生むことだって出来る。
安直に考えずに、時間を読むということを、もう少し意識してもらいたいものだ。


2002年09月08日(日)
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