風のひとり言
kaze



 真友

中学生の時に「真友」という題名で作文を書いた。
親友は沢山いるが、本当に真の友達はどのくらいいるのか・・・
学生時代のその瞬間の友達ではなく、一生付き合っていけるであろう友達。
そんな友達の事を「真友」と表現した。

お互いに意見をぶつけあいながらも互いに向上していける相手。
相手に意見を合わせるのではなく、自分の意見、考えを持ち、
それを臆することなくぶつけてくれる相手。
自分も相手と対するとき、背伸びをせず、無理をせず・・・
等身大の自分をさらけだせる相手。
そして、そんな自分と向かい合ってくれる相手。

中学時にそう思っていた相手とも、時の流れの中で疎遠になった。
現在はたして、そんな真友が何人いるのだろうか?
人と人との出会いは千差万別。
色々なシチュエーションがあり、
なかなかそんな相手との出会いは少なくなってきたかもしれない。
仮面を被り、自分を偽りながら生きていく人が多い世の中で、
そんな人と出会うことは稀なのかもしれない。
だからこそ、もし出会えたとすれば、その相手との関係を大切にしたい。
男女問わず、そんな相手こそ真友と呼びたい・・・


2001年12月02日(日)
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